【読書】10分動いたら、自分を責めなくなった。|井上皓史『最初の「10分」がすべて』
読書感想文です。
井上皓史さんの『最初の「10分」がすべて 人生を制する冒頭戦略』を読み終えました。
読み終えてから、時間との付き合い方が変わりました。正確には自分の「時間」への考え方が変わり、気持ちよく生きられるようになりました。
どんな本?
井上皓史さんは「5時こーじ」の名前で【早寝早起きのプロ】として活動中の方です。これまでに「早寝早起き」「朝活」をテーマにした本を2冊出版されています。
今回紹介する『最初の「10分」がすべて』は、朝だけに限定せず、1日全体の時間を扱っているのが特徴です。
24時間を7つのブロックに分ける
本書では、24時間を7つのブロックに分け、その各ブロックの「最初の10分」をどう過ごすかが大事だ、と書かれています。
そして、その「10分」を強調するために、本のつくり自体もユニークでした。
おおよそ「10分で読める」まとまりごとに紙の色が切り替わっていて、視覚的にも区切りが分かるようになっています。
「この本を読むのも10分単位で進めていい」と、本そのものに背中を押される感じがしました。

7つのブロックの具体例は、5時こーじさんのnoteにもまとめられています。

最初の10分は自転車のペダルをこぐように
全ての時間のマネジメントをするのは難しいし、息切れしてしまいます。私もそうでした。
でも、「最初の10分」なら決められる。
その10分をルーティン化しておくと、自転車が走り出すときのように、次の動きへスッとつながっていく。
本書を読んで、各ブロックでの「最初のペダルの踏み込み」の作り方のヒントをもらいました。
自分の行動はどう変わった?
読んでから、自分も24時間をブロックに分けて、各ブロックの「最初の10分」にやることを決めました。
私は7ブロックそのままではなく、アレンジして9ブロックで運用しています。ざっくりこんな分け方です。
WAKE TIME:起床~ストレッチ・軽い部屋の片づけ
SNOW TIME:雪かき
FOCUS TIME:読書、英語の勉強、ジャーナリング、noteなど
PREPARATION TIME:身支度
WORK TIME:仕事
GRADATION TIME:仕事→私生活への切り替え(帰宅・クールダウン)
FREE TIME:自由時間(note/読書/英語/休む/夕食/入浴も含む)
DOWN TIME:入眠ルーティン(ストレッチ、日記を書く、入眠前の読書など)
SLEEP TIME:睡眠
私の場合、雪国に住んでいるので、今の時期は雪かきをする「SNOW TIME」が入ります。
どんな10分を実行しているのか?
例えば、「WAKE TIME」の最初の10分は、こんな感じです。
起床 → YouTubeでストレッチ動画を流しながらストレッチ → スクワット → ベッドを整える → 体重を測る → ケトルでお湯を沸かす → トイレ → 口をゆすぐ → 白湯を飲む → 部屋を少し片づける……
と始まり、この後も行動が続いていきます。
ブロックの最初10分の行動を決めるだけで「何をしようか?」と迷う時間が減りました。
さらにスタートが決まっているだけで、その後もへスムーズに移行するようになりました。「とりあえずスマホを見る」といった時間を浪費が目に見えて減りました。
最初の10分を決めただけなのに、不思議ですが、これは大きな収穫でした
10分でできることを探すようになった
本書の主題からは少し外れるかもしれませんが、読後から「10分でできること」を探すようにもなりました。
「10分なら、床に置いたままの本を本棚に戻すことができるな」
「10分なら、ちょっとストレッチできるな」
「10分なら、仕事のこの作業が1つ進められるな」
スキマ時間に気づいたら、できるものはその場で片付ける。そうしているうちに、「あれをやらなきゃ……」と頭の片隅に引っかかっていた小さなタスクが減っていきました。結果的に、生活が少しスッキリしました。
10分の行動で自分を責めなくなった
この本を読んで、私の行動は変わりました。
でも一番変わったのは、自分への態度でした。
以前の私は、「まとまった時間」がないと動けませんでした。
いや、動けない自分を責めていました。
「1時間集中できないなら意味がない。」
「中途半端なら、やらないほうがいい。」
今振り返ると、少し厳しすぎたと思います。本当は、時間がなかったわけじゃなく、ただ「完璧にできる時間」じゃなかっただけでした。
この本を読んでから、「10分でもできることに手をつければいい」と思えるようになりました。
10分英語をやる。
10分だけnoteを書く。
10分だけ本を読む。
大したことは進まないかもしれません。
でも、“ゼロ”ではなくなる。
気づいたのは、10分という単位は時間管理の話だけじゃない、ということでした。
完璧じゃなくていい。
10分やれたら、それで今日は十分だと思えるようになりました。
そう思わせてくれる一冊でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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