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【日本史】吉原遊廓の夜明け前『名所江戸百景 廓中東雲』

やっほー、瑠奈です。


本日は、趣ある吉原の浮世絵について、noteで書きたいと思い、こちらの絵を紹介いたします。



ででん。『名所江戸百景 廓中東雲』🌙
(めいしょえどひゃっけい  かくちゅうしののめ)

歌川広重『名所江戸百景 廓中東雲』(1857年)国立国会図書館デジタルコレクション


こちら吉原遊廓の夜明け前です。

派手でビビットな色合いではなく、落ち着いていて、吉原遊廓らしさがあまりない感じに惹かれます。吉原も一応寝るようです。笑

日の出を迎えようとしている空も描かれています。東雲ですね。


右側には、桜の花も描かれていますね🌸
桜が咲いている吉原と考えると旧暦の3月、新暦の4月頃だと推測できます。



絵の中央には、提灯を下げた女性も。
もう、客と遊女のお別れの時間ですかね。


吉原の夜明けといえば、後朝(きぬぎぬ)の別れを想像しますね。

後朝とは、夜に逢った男女が、翌朝別れることを意味します。

平安時代の結婚スタイルは、妻問婚といっめ男性が女性の家に通うのが一般的でした。そのため、朝になったら一度帰ったのです。



それが江戸時代になり、遊廓での朝の別れも後朝というようになりました。

午前6時頃には、引手茶屋の奉公人などが迎えに来て、客を起こしました。禿が洗面用具を用意し、遊女は羽織を着せたり、客の支度を手伝います。


遊女は、客を遊女屋の二階の階段のところまで、または階段の下、はたまた大門まで、客を見送りました。


お見送りは遊女の腕の見せどころ。
「次はいつ来るの〜?」とかね、そんな言葉を言って、客を見送ります。


ちなみに、これが後朝の別れの様子。

十返舎一九  喜多川歌麿『青楼絵抄年中行事 下之巻』(上総屋忠助、1804年)国立国会図書館デジタルコレクション

真ん中の遊女が客に羽織を着せてあげていますね。客たちは支度をして、帰るようです。


楽しいひとときもここまでって感じですかね。



私は、江戸の景色が描かれる浮世絵とか、結構好きで、タイムスリップして江戸の景色を肉眼です見てみた、肌で感じたいな〜とよく思います。


夜でも当たり前のように電気がついている現代とは違って、ろうそくを灯し、目を凝らして歩く夜道はどんな感じなのだろうか。耳を澄ましたらどんな音が聞こえてくるのだろうか。春夏秋冬によって変わる季節の匂い、温度、非常に気になる。。。


現代は便利になりすぎている気がしなくもない、ですね。



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