【日本史】吉原遊廓の夜明け前『名所江戸百景 廓中東雲』
やっほー、瑠奈です。
本日は、趣ある吉原の浮世絵について、noteで書きたいと思い、こちらの絵を紹介いたします。
ででん。『名所江戸百景 廓中東雲』🌙
(めいしょえどひゃっけい かくちゅうしののめ)

こちら吉原遊廓の夜明け前です。
派手でビビットな色合いではなく、落ち着いていて、吉原遊廓らしさがあまりない感じに惹かれます。吉原も一応寝るようです。笑
日の出を迎えようとしている空も描かれています。東雲ですね。
右側には、桜の花も描かれていますね🌸
桜が咲いている吉原と考えると旧暦の3月、新暦の4月頃だと推測できます。
絵の中央には、提灯を下げた女性も。
もう、客と遊女のお別れの時間ですかね。
吉原の夜明けといえば、後朝(きぬぎぬ)の別れを想像しますね。
後朝とは、夜に逢った男女が、翌朝別れることを意味します。
平安時代の結婚スタイルは、妻問婚といっめ男性が女性の家に通うのが一般的でした。そのため、朝になったら一度帰ったのです。
それが江戸時代になり、遊廓での朝の別れも後朝というようになりました。
午前6時頃には、引手茶屋の奉公人などが迎えに来て、客を起こしました。禿が洗面用具を用意し、遊女は羽織を着せたり、客の支度を手伝います。
遊女は、客を遊女屋の二階の階段のところまで、または階段の下、はたまた大門まで、客を見送りました。
お見送りは遊女の腕の見せどころ。
「次はいつ来るの〜?」とかね、そんな言葉を言って、客を見送ります。
ちなみに、これが後朝の別れの様子。

真ん中の遊女が客に羽織を着せてあげていますね。客たちは支度をして、帰るようです。
楽しいひとときもここまでって感じですかね。
私は、江戸の景色が描かれる浮世絵とか、結構好きで、タイムスリップして江戸の景色を肉眼です見てみた、肌で感じたいな〜とよく思います。
夜でも当たり前のように電気がついている現代とは違って、ろうそくを灯し、目を凝らして歩く夜道はどんな感じなのだろうか。耳を澄ましたらどんな音が聞こえてくるのだろうか。春夏秋冬によって変わる季節の匂い、温度、非常に気になる。。。
現代は便利になりすぎている気がしなくもない、ですね。
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