【現場と業界の実情】整体院では何をしているのか?
整形外科
接骨院(整骨院)
整体院
リラクゼーション etc
身体の調子がおかしいと感じたとき、思いつくものがいろいろとあります。
その中で「整体院は何をしているのか?」を書きたいと思います。
それぞれの役割を大まかに
各施設が何をしているのかが分かると、クライアント-施術者側の認識が違うことによる悲劇を回避できると思っています。
私の私見も多分に入るので、関係者の方が気分を害されないか不安ですが、広い心でお許しください。
整形外科
整形外科は
『画像所見で異常がある場合、その異常を処置する場所』
です。
例えば、ヘルニア・狭窄症・変形性関節症・骨折・脱臼などの
レントゲンやMRIで撮った画像上、正常と異なる点がある場合にその処置を行います。
これらの多くは緊急度が高いものであり、手術などが必須のものもあります。
裏を返せば、レントゲンやMRIに映る異常を処置するので、それに映らず緊急度が低いものは役割分担が違うと言えます。
「整形外科はシップと痛み止めだけで・・・」
となるのはこのためとも言えます。
接骨院(整骨院)
接骨院(整骨院)は以下の5つを取り扱います。
骨折
脱臼
捻挫
打撲
挫傷
これら、いわゆる『ケガ』に対して保険を使用して施術を行います。
ただし、診断権を持っておらず、レントゲンやMRIも(基本的に)読めません。(見る人はいると思いますが、やはり診断はできません)
「接骨院に行ったら腰痛と言われたのに、医者に行ったらヘルニアと言われた!」
という診断の違いが出てしまうのはそのためです。
また、あくまでも保険が使えるのは急性のケガに対してだけであり、慢性的な症状には保険は(基本的に)使えません。
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整体院
立ち位置として難しいのがこの『整体院』です。
整体師になるのに必要な資格はありません。
自称整体師という人もいますし、民間の整体師資格を掲げている人もいますし、国家資格などを取得している人もいます。
つまり、玉石混交です。
「あの整体師は良くなかった」
「強く揉まれて痛かった」
といったことが多いのは、解剖学や生理学などといった学問を勉強していない人もいるためです。
だから選ぶのが難しいと言えます。
また、「バキバキされるんでしょ?」などというのもありますが、決まった資格がないのでやることも各院でバラバラです。
なので、強い・弱い、バキバキ・ソフト、といった真逆のものやエネルギー療法などのジャンル分けできないものまで含まれてしまいます。
様々な誤解が生まれやすいのもこのためです。
扱うのは急性の症状というよりは、慢性的な悩みです。
過去のヘルニアの後から痛みが出る腰、とか15年以上のデスクワークで痛い肩といったものが対象です。
リラクゼーション
これも立ち位置が難しいです。
一般的には
医療的効果を期待せず、慰安目的のもみほぐし
を指します。
医療的効果を目的としないので、例えば肩こりや腰痛に対した施術を行ったりはせず、あくまでも決められた手順で癒し・もみほぐしを提供します。
整体院はやや接骨院寄りで症状に対してのアプローチをしますが、リラクゼーションはあくまでも『全身をほぐす』ということです。
この中にはハンドケア・足つぼ・ヘッドスパなども含まれます。
いずれも、間接的に症状(外側上顆炎・足底腱膜炎・眼精疲労など)には何かしらの影響はあるかもしれませんが、それを狙ってはできません。
小まとめ
ざっくりまとめると
【医療寄り】 整形外科 > 接骨院(整骨院) >> 整体院 >>> リラクゼーション 【慰安目的】
接骨院や整体院はかなり流動的で、医療寄りの接骨院もあれば、慰安寄りの整体院もあります。
ただ、おおよその位置関係はこのようになると思います。
まとめ
それぞれの施設の特長について書きました。
改めて要点だけまとめると
〇整形外科
対象 :レントゲンやMRIによる画像所見上の異常
対象外:画像で映らないもの(筋肉)
〇接骨院(整骨院)
対象 :急性の骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷
対象外:画像所見上の異常、慢性症状(保険を使うなら)
〇整体院
対象 :慢性的な症状(過去のケガが慢性化したもの)
対象外:画像所見上の異常、急性の症状(国家資格者なら可能)
〇リラクゼーション
対象 :日々の疲れなどに対する慰安、リフレッシュ
対象外:画像所見上の異常、具体的な症状(急性・慢性共に)
という感じです。
特に整体院・リラクゼーションは国家資格がない場合もあり、施術内容などもそれぞれで全然異なります。
Haku整体院は?
Haku整体院は『整体院』ではありますが『柔道整復師(国家資格)』を持っています。
立ち位置としては、やや医療寄りの整体院であり、解剖学や一般臨床医学なども一応勉強しています。
ある意味、医療系と慰安系の橋渡しができる立場だと思っています。
「この症状はどこに行けばいいの?」
という場合に声をかけてもらえる整体院を目指しています。
