【現場と業界の実情】"どこに行けばいいか分からない人"が一番損をする構造
整形外科や接骨院、整体院にリラクゼーション
それぞれの違いについて前にまとめました。
では、「実際にどこに行けばいいのか?」という話になると思います。
どこに行くのが最適か?
前回もまとめていますが、具体的な例を出しながらそれぞれの場合にどこに行けばよいか?の参考になればと思います。
ここでいう、『損をする』というのは
単純に金額面だけの話ではなく、時間・期間なども含めたものになります。
まずは順番を決める
とても単純な話になりますが、緊急度の高い順に並べるのが重要です。そうすると
<緊急度高い>
・自分の生死に関わる
・日常生活で極めて大きな影響が出ている
・日常生活で影響が出ている
・困ることは少ないがときどき気になることがある
・問題はないが、より良い状態を目指したい
<緊急度低い>
おおよそこのような順番になると思います。
とりあえず整形外科
何といっても、身体に問題があるときに一番手に上がるのは整形外科です。
先の順でいえば、緊急度が高いものはこちらだと思います。
例えば、
・交通事故での重度のケガ(骨折・脱臼や出血を含むもの)
・安静時・睡眠時、時間関係なく痛み
・耐えられないほどの手足の痺れ などです
レントゲンやMRIなどで、手術や早期の対処が必要な症状を検査で取り除いておく必要があります。
日常生活でのケガは接骨院
接骨院で取り扱えるのは、前の記事でも書いた通り
・骨折
・脱臼
・打撲
・捻挫
・挫傷
骨折や脱臼は応急処置のみ可能です。
なので、接骨院では『打撲・捻挫・挫傷』が主体となります。
そして、そういったいわゆるケガに保険が使えます。
例えば、
・スポーツでの捻挫
・ぎっくり腰
・四十肩(但し、初期の炎症期を除く) など
日常で困り始めたり痛みが出始めたら接骨院という選択肢はあると思います。
緊急性が低いなら整体院やリラクゼーション
前述のとおり、整体院は医療寄りからリラクゼーション寄りまで幅が広いです。なので、一般論で書きます。
整体院では、保険が使えないので一般的には慢性的な症状を対象にします。
つまり、緊急度が低めの内容です。
例えば
・慢性的な腰痛、肩こり
・姿勢の改善、ダイエット など
ただし、施術者の知識や経験には幅があるため、事前に確認することが大切です。
困ったら整形外科
整体師をしている私が言うのもアレですが、まずは整形外科で良いと思っています。
まず、致命的な症状かどうかを整形外科で診断
↓
急な症状なら接骨院で施術(但し、整形外科受診後同じ症状で保険は使えないことが多い)
↓
慢性的で緊急度が低い(緊急度と困っている度合いはイコールではない)なら整体院・リラクゼーション
危険な症状の判断から徐々に下げていく方が安全・安心できると思います。
逆にボトムアップ系(軽めから重めの症状へ向かう)でも良いですが、そもそもリラクゼーションや整体では、必ずしも症状に詳しい人がいるとは限りません。
実は重大な問題があった、を回避するためにも困った時は整形外科から行くことを推奨します。
まとめ
知らない人が損をする構造
自分の状態にあった場所を選べるか、これがとても大切です。
例えば、
本来は整形外科で検査をしておくべき症状なのに、「とりあえず近いから」「なんとなく評判が良いから」という理由で整体院やリラクゼーションに通い続けてしまうケース。
その場では少し楽になるかもしれません。
ですが、もし内部で炎症が強く出ていたり、神経症状が進行していたりした場合、対応が遅れることで回復までの時間が長引いてしまうことがあります。
「もっと早く検査しておけばよかった・・・」
この一言で済めばまだ良いですが、症状によっては取り返しがつかないこともあります。
反対に、
慢性的な肩こりや腰痛で、整形外科に何度も通い続けているケースもあります。
レントゲンでは異常なし。
湿布と痛み止めをもらって様子を見る。
もちろん、それが必要な時期もあります。
ですが、『生活習慣』『身体の使い方』『姿勢』などに原因がある場合、そこにアプローチしなければ、症状は大きく変わらないこともあります。
結果として、
・通院期間が長くなる
・薬に頼り続ける
・“もう治らないもの”だと思い込んでしまう
こうして、時間も気力も少しずつ削られていきます。
どちらも、誰かが悪いわけではありません。
ただ、『今の自分の状態に合った場所』を選べていないだけなのです。
このちょっとした選択のズレによるミスマッチが、
結果としてお金だけでなく、時間や回復のチャンスを失わせてしまう。
それが、私の考える『損をする構造』です。
