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【施術と身体の考え方】身体の"動かしやすさ"を整える

「マッサージを受けると楽になる。」
でも、しばらくするとまた同じ場所がつらくなる。

この経験、心当たりがある方は多いのではないでしょうか。

今回は、Haku整体院の『3つの整える』の一つ目、
身体の"動かしやすさ"を整える、についてまとめます。


『硬い』=『悪い』

ものすごく雑に言えば、『硬い』=『悪い』ところです。
本当に万全であれば、極端に硬いところはないはずです。

そして、もみほぐしなどで硬いところをほぐしてもらえれば楽なのはこのためです。

ではこの等式はなぜ成り立つのか?
いくつか考えられます。

硬いところが動きにくいから

ストレッチをしたときに伸びにくいところがある。
これは普段の生活でもそこが伸びようとするときに無理がかかります。

これが蓄積し続けると、硬いところが痛みを出します。

『硬いところが動きにくい』のを他がフォローするから

腕を上に持ち上げ、高いところのものを取ろうとしたとします。
この時、肩の可動範囲が狭かったらどうなるでしょうか?

例えば、腰を反って角度を出そうとしたり、つま先立ちで少しでも高さを出したり・・・
と、あらゆる動きを使って何とか上の物を取ろうとするはずです

この動きが習慣化した場合、硬くて動きにくい場所ではないところに大きな負担がかかり、痛みが出るケースがあります。

力が集中してしまうから

均一に柔らかいもの - 例えばトランポリン - の上に何かを落としても包み込まれるように力が分散されます。

反対に、均一に硬いもの -鉄の板など - の上に何か物を落としたら「ビーン」と震えながら一律に振動すると思います。

このように、硬かろうが柔らかかろうが、均一な硬さであれば力は分散します。

しかし、硬い - 柔らかい - 硬い -・・・のように硬さが不均一な場合、特定の箇所(特に硬いところ)に過度に負担がかかることがあります。
これが痛みの原因の事があります。

(※時々、体がもの凄く硬いにも関わらず「どこも痛くない」という人がいますが、それは均一に全て硬いからだと考えています。)

つまり、硬いところをほぐすだけでも効果があるのはこういうことだと考えています。

Joint by Joint Theory

少し話は変わり、上記とは異なる考え方を紹介します。

多くの慢性的な症状は、
『本来よく動くべき関節が動かず安定しているべき関節が無理に動いている』という状態から生まれます。

これを説明する考え方の一つが『Joint by Joint Theory』です。

ここでは関節をそれぞれ次のように分けています。
モビリティージョイント :可動域があり動くことに適する
スタビリティージョイント:安定性が重要で積極的に動かさない


モビリティージョイント

ざっくり言えば『グルグル回せる関節』です。

  • 上半身:肩関節・手関節

  • 下半身:股関節・足関節

  • 体幹部:胸椎(胸のあたりの背骨)・首の上の方

ここの関節が文字通り自由に動かせることが大切です。

スタビリティージョイント

こちらは『グルグル回せない関節』です。

  • 上半身:肘関節(・肩甲骨と肋骨の間)

  • 下半身:膝関節

  • 体幹部:腰椎・首の下の方

ここは安定に寄与しており、グルグル動くことはなく、まっすぐ動く関節です。

ところで、ここに出てくる関節、見覚え・聞き覚えがありませんか?

関係が入れ替わると?

本来、モビリティージョイント・スタビリティージョイント共に役割があります。

ですが、モビリティージョイントの可動域が減った時、関係が入れ替わります。

例として

  • 股関節の可動域が減少 → 腰椎が代わりに動いてしまう → 腰痛

  • 胸椎の可動域が減少 → 頸椎(首)が代わりに動いてしまう → 肩こり

  • 股・足関節の可動域が減少 → 膝が代わりに動いてしまう → 変形性関節症

となり、慢性的に悩んでいる症状の多くがこのモビリティー・スタビリティーの役割が変わることによって発生することが分かります。

"動かしやすさ"を整える

Haku整体院では、単純に『硬い』=『悪い』だけでなく
『本来動くべき関節を動かせる状態』にして役割が入れ替わらないようにする、という目的があります。

ただマッサージをしている、だと違いが分かりませんが、こういう目的をもって施術を行っています。

来院して施術する際にも同様に説明していますが、こちらにも文章として残しておきます。


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