選択肢は少ない方がいい?「選択の科学」と行動経済学🛒| vol.6
お疲れ様です。花冷です🌸
第6回にして、
ようやく私がUI/UXを勉強するに至った原点の理論です!
なんでこんなに深堀してしまうんだろう。(笑)
UI/UXのいろは第6弾!
今回は「選択肢の多さ」に関する行動経済学のお話です。
「機能がいっぱいある方が便利!」
「プランはたくさんある方がユーザーも喜ぶはず!」って、
作る側は思いがちですよね。
でも、心理学や行動経済学の研究を見ると、実は
「多すぎる選択肢」はユーザーを不幸にしてしまう可能性があるんです🤔
🔴 選択肢が多すぎると不幸になる?「選択のパラドックス」
アメリカの心理学者バリー・シュワルツ教授が提唱した
「選択のパラドックス」という有名な概念があります。
彼は、選択肢が多ければ多いほど、人は選ぶのが苦痛になり、
最終的に不幸を感じやすくなると主張しました。
選択肢が多すぎると、人間は以下の4つの負の感情に襲われます。
決定麻痺:選択肢が多すぎて脳が処理オーバーを起こし、「もう選ぶのやーめた!」と決断自体を放棄してしまう。
機会費用への執着:選んだ後も「他のプランの方がもっと良かったんじゃないか…?」と、選ばなかった選択肢への未練がつきまとう。
期待値の過度な上昇:「これだけたくさん選択肢があるんだから、完璧なものが見つかるはずだ!」とハードルが上がりすぎて、少しでも欠点があるとガッカリする。
自己嫌悪:選択肢が1つしかなければ失敗しても「製品のせい」にできますが、無限に選択肢があると「自分の選び方が悪かったんだ」と自分を責めてしまう。
🔴 多すぎるジャムは買われない!「ジャムの法則」
この理論を裏付けるのが、シーナ・アイエンガー教授の有名な実験「ジャムの法則(選択肢過多の恐怖)」です。
・・・
スーパーの試食売り場に、「24種類のジャム」を並べた日と、
「6種類のジャム」を並べた日を作って比較しました。
・・・
結果はどうなったと思いますか?
24種類(多選択肢)の日は、お客さんはたくさん集まったものの、
実際に購入した人はわずか3%でした。
一方、6種類(少選択肢)の日は、
なんと30%もの人がジャムを購入したんです!約10倍の差ですね!
人は選択肢が多すぎると迷い疲れ、「買わない(決定を保留する)」という最も楽な行動をとってしまうのです。
🔴 使ううちに「自分はダメだ」と落ち込む?「機能疲労」
新しいアプリや製品を選ぶとき、
私たちは
「色んな機能がある方がお得だ!将来使うかもしれないし!」
と多機能なものを選びがちです。
多機能は便利なものの、それは””使いこなせたら””です。
あまり機能が多いと、ユーザー視点では
「なんか使いこなせてない感じがする」
「なんか使わない機能が転がっててごちゃごちゃしてる気がする」
というように、ストレスや欲求不満を感じちゃいます!
さらに深刻なのは、単なる「使いにくさ」以上に、この「使いこなせていない感」がユーザーの自己肯定感を削り、結果的にサービスやブランド全体への満足度を著しく下げてしまうことが研究で明らかになっています。
これを心理学やマーケティングの用語で
「機能疲労(Feature Fatigue)」と呼びます。
ちなみに👆が私のUI/UXの原点(笑)
📝 まとめ
いかがでしたか??
UI/UXデザインにおいて、
🌸「あえて選択肢を絞る(引き算の美学)」は、
🌸ユーザーの脳への負担を減らすとっても親切な設計
なんですね✨
実はアプリを開発中!って話を前にしました💭
競合アプリを調べるために、
試しにインストールして使ってみたりしています。
別にね、悪く言いたいわけじゃないんですけどね・・・
使いこなせてない感が凄くて、使わない機能って目につくところにあると
ごちゃごちゃしている気がしてしまうんですよね。
これって何か研究根拠あるでしょ!!って思って調べたのが、
この『UI/UXを知りたくて!』シリーズの出発点でした(笑)
次回は、
この「選ぶこと」に関する具体的なデザイン法則「ヒックの法則」
についてお話しします!
お楽しみに✨
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