ストレス界の守り神(緊張症の人が絶対にはまるヒーロー!)
ストレス界、あるいは、過緊張の界隈には、永遠のヒーローがいる。
このマンガを読んだことがなくても、読めばきっとファンになる。シャーマンキングの主人公、葉くんだ。
コミックスはオリジナル版と完全版がある。個人的には、オリジナル版で最終話まで読み、その後続きを完全版で読むのがおすすめ(完全版だと、好きだったセリフが変わっていたりする……)
連載当時は、かなりの衝撃ヒーローだった。これまで、そして現在のジャンプの主人公とはまるで真逆。
「鬼滅の刃」の主人公、丹次郎のように、厳しい呼吸法の訓練なんて絶対に進んでやろうとしない。
柱たちのように敵を憎まない。鬼のボス「無残」に対しても、「あいつもなんか事情があるんだろ」くらいで済ませそうな勢いがある。
鬼滅の刃も面白かったね!
「なんとかなる」が口癖で、とにかくゆるい。苦労するのが大嫌い。
結果的に苦労も努力もすることになるのだけど、本人はそれをまったく望んでいない。彼としては、温泉にでも浸かってのんびりしていられれば、人生それでいいのだ。
ど根性が強制されるジャンプにおいて、このゆるさだ。雑誌のあちこちで主人公たちが精神論全開の努力をしているなかで、これは目立つ。
ひとは、自分とは逆の性質の持ち主に憧れるものだから、ストレスまみれの人間、緊張しがちな人間からすれば、待望の救世主だ。
こんなヒーローを待っていた!
S級の緊張型人間のわたしにとって、葉くんを超えるヒーローは今後現れないだろう。
わたしがどれくらい緊張人間なのかと言うと、それこそ小説を一本書けてしまうくらいだ(というか書いた)。

以前、勤めた会社の社長が、よく当たるという「誕生日占いの本」を使って採用をしていたのだけど、その本にも、わたしは「いつも緊張している」とばっちり書かれていた。
社長が誕生日図鑑で社員を採用していた(株)カネックス
そんなこともあったので、わたしの緊張症は、運命レベルで仕方ないような気がしている。
ああ、あんなふうにゆるく生きたい。
何度そう思ったかわからないが、あのマンガのすごいところは、「ああ、ゆるく生きたいんですね。はい、どうぞ」とならないところだ。
ただ楽をしたいだけなのに、楽をするためには、世界中のシャーマンの頂点に立ち、「シャーマンキング」にならなければならない。
楽をするために死ぬほど努力しなければならないという、ものすごい皮肉な状況になっている。
これは、いっけん矛盾しているようで、矛盾していないというか、わたしは「そういうものだよな……」と受け入れることができた。
楽をするのは楽じゃないのだ。
考えてみればわかるが、動くことをやめれば、楽というわけでもない。好きなように飲食をすることが楽でもない。
お金を持っていれば、楽というわけでもない。なんの戦略もなくFIREすると、とんでもないことになる。
FIREはお金だけの話ではない! わたしが提唱するFIRE3.0
自分だけが良くて、周りの人が苦しんでいる状態。これも楽ではない。
楽になるのは、本当に楽じゃない。
これを突き詰めていくと、精霊王になって世界を再構築しなければならないレベルだ。
わたしにはとてもじゃないが、そんな覚悟はない。それなりに頑張り、今よりもちょっとだけ楽になって、できれば、自分の半径5メートルの人も少しだけ楽にできたなら、それで十分だ。
そんなことを教えてくれたマンガでもある。
憧れの対象の100%を目指してはいけない。
10%くらいがちょうどいい。

【おまけ】
わたしがシャーマンソングのアニメ(リメイク)のプロデューサーになれるなら、主題歌をZENO「Eastern Sun」にする
▼わたしは緊張症をこうやって克服した▼
▼緊張症(パニック障害)の最終奥義!▼
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