投資家と物書きの、意外な共通点は「虚」にある!
焔(ほのむら)です。
わたしは、投資家/ライター/コンサルの3本柱でFIRE(独立)を目指している人間です。ざっくり、投資家と物書きとしましょう。
FIREとは言わないまでも、投資や、文章を書くのを趣味としている人は多いのではないでしょうか?
実は、投資家と物書きには、共通の資質が求められる。あまり語られることのない重要な特性。
それは「虚を見る力」。
文章を書くのが得意な人は投資家になれるかもしれないし、投資が得意な人は物書きになれるかもしれないね!
◆ ◆ ◆
世の中は、実と虚からできている。
嘘と真実
本音と建前
光と影
ざっくり、目に見えるものと見えないものと言ってもいい。
人によって、見えるものをどれだけ見て、見えないものをどれだけ見るかは比率が違う。

理系の人は、複素数の図を思い浮かべてみてください(虚数と実数をプロットしたやつ)。
どの位置にいるのが優れているというわけではなく、それは性格のようなものだ。
あまりにも身近な例を出してしまうが、うちの奥さんは、見えないものを見る力がとても弱い。見えるものしか見ていない。

たとえば、高温の場所に平気で化粧品を置いてしまう。温度が見えていないのだ(化粧品の中の化学物質も見えていない)。
洗濯機のうえにもなんでも置いてしまう。振動が見えていない。手の切れる可能性のある位置に包丁を置いてしまう。起こるかもしれない危険が見えていない。
指摘すると怒るので、気になって仕方ないが見て見ないふりをしている。
奥さんの不思議な特性について書いた記事(無許可)。やつはわたしのnoteの中で人気者になる気がしている!
意外と身近な話なのだ。
見えないものを見る資質はそういうところに表れる。
いっぽうのわたしは、見えないものが多く見える反面、見えるものがあまり見えない。
いつも奥さんから「何も見えていない」「ぜんぜん気が付かない」と怒られている。

だから、どちらがいいという話ではないし、なんなら、見えるものが見えない人間のほうが分が悪い。
投資家や物書きに限った場合、見えないものが見る性質がプラスに働くというだけの話だ。
◆ ◆ ◆
投資家は、ものごとを表からも裏からも見る必要がある。常に、見えている情報の背後を読むことを迫られる。
見誤れば、損失という形で罰せられる。
他人の意見を鵜呑みにするのが一番危険。インフルエンサーや証券会社の煽りに乗って失敗しても誰も助けてくれない。
市場では、狂暴なクマと狂暴な牛と竜とメカが荒れ狂っている。言葉を言葉のとおり受け取っていては破滅する世界だ。
虚が見えないなら、投資家にはあまり向いていない。
市場では、買い方(ブル:牛)と売り方(ベア:熊)が激しく戦っている。天才みたいな人もたくさんいる(勝手に竜と表現)。機械(メカ)もふつうに参戦している。そんな戦地にのこのこ出ていったらカモになる。
物書きはもっとシンプル。虚の力を使わないとストーリーが面白くならない。新しい視点、背景の深堀り、意外性、これらはすべて虚を見る力によって生み出される。
虚を見ることは難しい。ものごとは、単純な裏・表の二面からできていないためだ。
昔の天才が発明したという陰陽のマークにその様子が描かれている。陽のなかには少しだけ陰があって、陰のなかには少しだけ陽がある。それが際限なく繰り返される。

この構造には罠もある。たとえば、人が新興宗教に簡単に引っかかってしまうのは、真実が絶妙にブレンドされているからだ。まったくのでたらめではなく、真実が少し混ざっている。
だから、「他の人は信じないかもしれないけど、わたしだけはわかっている」の構図が完成してしまう。虚が見えるがために、騙されることもあるのだ。
虚を見ることは難しい。中途半端にその力を使うと、闇に飲まれる危険性がある。
虚の力を使うなら、見えないものにとことん向き合う必要がある。なかなか険しい道なのだ。

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