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生活を立て直すための入院(中編)

前回に続き、精神科に入院したときのことを書いていきます。


今回は、入院当日から実際の生活の様子についてです。

入院当日、まず主治医の先生の診察を受け、その後は精神保健福祉士さんも交えて今後についての話をしました。

入院中の生活のこと、そしてこれからの仕事のこと。

入院期間については事前に決めていませんでしたが、「体調を見ながら決めていきましょう」という方針でした。

私からは、初めての入院で不安が大きいこと、仕事については退職も選択肢の一つと考えていること、そして入院生活が長引くことで退院後が不安になるため、「1か月」という期限を区切って過ごしたいことを、一つひとつ丁寧に伝えました。

先生にも了承をいただき、そこから看護師さんへと引き継がれ、病室へ案内されました。

病棟は男女で分かれていて、若い方からご年配の方まで、さまざまな年代の方がいらっしゃいました。

病室は、こちらの意向を汲んでいただき、個室を用意してもらえました。

室内はとてもシンプルで、テーブル、クローゼット、テレビ、冷蔵庫、そしてベッド。
大きな窓があり、開けると風が入ってくる、落ち着いた空間でした。

そこへ看護師長さんが来られ、やさしく挨拶をしていただいたあと、書類の確認や記名、入院中の注意事項などの説明を受けました。

持ち込める物は制限され、私が持参した中ではハサミや爪切り、綿棒はナースセンターの方で保管され、必要な時に声をかける形でした(綿棒はその後返却されました)。

ここからは、実際の1日の流れについてです。

朝は7時に、看護師さんが血圧と体温を測りに来られます。
そのため起床時間は自然と7時に固定されます。

8時に朝食、12時に昼食、18時に夕食。
それ以外の時間は基本的に自由に過ごすことができました。

外出についても許可を取れば可能で(外泊はNG)、想像していたような「あれはダメ」「これもダメ」といった感じはありません。
比較的自由度は高かった印象です。
初めに先生がおっしゃっていた、「治療ではなく生活を整える時間」というのが少しずつ分かってきました。

お風呂はユニットバスで、1人ずつ交代制。
1回30分で、毎朝の食事配膳のときに希望時間とシャワーだけかお湯に浸かるかを予約します。
入浴後は10分間で清掃とお湯の入れ替えが行われます。

共有場所の消灯は22時ですが、病室内ではその後も自由に過ごすことができ、照明やテレビの使用も制限はありませんでした。
院内Wi-Fiも飛んでいます。

私はもともとテレビを見る習慣がないため、入院中は一度もつけることはありませんでした。

会社から貸与されているiPhoneとノートPCを持ち込んでいて、朝晩に電源を入れてメールチェックと必要に応じて返信だけ行っていました。

読みかけの本も持っていきましたが、結局手をつけることはありませんでした。

洗濯乾燥は院内のコインランドリーを使用し、私はだいたい4日に1回のペース。
日中は病室で過ごすことが多く、スマホで動画を見たり、疲れたら昼寝をしたりしていました。

就寝時間は各自自由ですが、私はいつも「アベプラ」が終わる23時ごろ。

週一で主治医の先生の面談があり、入院生活の不安はなくなったことや今後の仕事のこと、治療とは関係ないお互いのプライベートな雑談など普段の診察ではできないお話しをいろいろしました。

こうして振り返ると、とてもシンプルで、静かな時間の流れだったように思います。

朝食に毎回紙パックの牛乳が出るのですが、そこでは飲まずに冷蔵庫にとっておいて、風呂上りに飲むのが唯一の楽しみでした。

次回は、そんな入院生活の中で感じたことについて書いてみようと思います。


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