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[詩]「足音」
コツコツと
卵でも
割るように
扉が開くように
頭の中が
割れるようだ
意図せずに
目の奥が
閉じていくような
そんな感覚
近づく足音
少しずつ
アイス屋さんみたいに
少しずつ
抉れていく
精神の値は%
近づく足音
リミッターが
外れたなら
きっと
心のままに
暴れてしまう
ああ
きっと
限界を悟った
ああ
私が私で
無くなる前に
意識を手放す
その前に
まだ
やれることは
ここにある
信じること
吐き出すこと
解決できないことに
精神を削っても
仕方ないのだから
言葉を紡げば
足音が遠ざかる
ああ
重荷を外すように
難しさを放り投げて
捨てていけば
良かっただけなんだ
頭痛が薄れていく
そうさ
これからの未来は
きっとよくなる
