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【IR分析 #519】 コアコンセプト・テクノロジー(4371) | いい銘柄を、安いときに買う | 2025.12期 IR情報から考える

2026/7/27 更新(以前の記事は有料部分)

いい銘柄(増益予想かつ割高でない)を株価調整局面で抽出し、反転の兆しでエントリーできるよう、IR情報(有価証券報告書・決算短信・決算説明資料)から、押さえておくべき以下のポイントを2分ほどで整理しています。



Q1 どんな会社で何がいいのか

製造業・建設業・物流業などの企業に対し、DX支援とIT人材調達支援を提供し、業務効率化やシステム開発、人材確保までを一体で支援する。例えば製造現場のシステム導入や業務改善を支援するとともに、独自のIT人材ネットワーク「Ohgi」を活用して必要な技術者を提供し、DXの企画から運用まで継続的に支援する事業モデル。

売上はDX支援とIT人材調達支援の二本柱で構成され、一次請け案件が約6割を占めるほか、既存顧客との継続取引が売上の約9割を占めるなど、顧客基盤の厚さが特徴。製造業の知見とAI・3D・MESなどの技術を組み合わせたDX支援、独自基盤「Orizuru」や「CCT-DX Method」、さらに営業本部によるクロスセル強化などを競争力とする。


Q2 経営環境は追い風か

DX投資の拡大やIT人材不足を背景に、製造業・建設業・物流業を中心としたDX需要の拡大が続く一方、会社は景気の緩やかな回復を見込むものの、米国通商政策や物価上昇などによる先行き不透明な事業環境も想定。こうした環境下で営業活動量を継続的に強化し、大型案件獲得や、建設DX・物流DXの横展開を進める。

経営課題は持続的な成長実現であり、組織再編による営業体制強化、新規顧客開拓、既存顧客へのクロスセル、IT人材調達支援の拡大を進め、営業活動量や受注拡大に取り組む。さらにDX支援強化を目的としたM&Aを推進し、コンサルティング機能や製造業知見、AI機能の強化につながる企業との連携を進める。


Q3 業績は伸びそうか

2025年12月期実績:増収増益
売上はDX市場の拡大や製造業・建設業・物流業を中心としたDX需要の高まりを背景に、DX支援とIT人材調達支援がともに拡大したことで増収。利益は売上総利益が拡大した一方、人件費や販管費は増加したものの営業増益を確保し、当期純利益も法人税等の増加を吸収して増益。四半期ベースでは売上高・売上総利益・営業利益が過去最高を更新。

2026年12月期予想:増収減益
売上は営業活動量の拡大や大型DX案件の売上計上、既存顧客へのアップセル・クロスセル、新規顧客開拓、IT人材調達支援のKPI管理強化を背景に増収を計画。利益は営業利益・経常利益の増益を見込む一方、当期純利益は信託型ストックオプション変更に伴う特別損失計上により減益を予想。新規M&A費用発生の可能性も想定。


Q4 会社予想は信用できるか

売上予想は前年実績比+10%で、直近5期の期初予想(異例値除く+14〜+33%)の下限付近。会社は売上環境を例年より消極的に見ていると考えられる。期初予想達成度は平均101%で、大きなブレはない。

純利益予想は前年実績比▲11%で、直近5期の同レンジ(同+10〜+47%)の下限を下回る。会社は利益環境を例年より弱気に見ていると考えられる。達成度は平均110%だが、上下にブレる傾向。


Q5 株式市場はどう見ているか

直近5期の安値・高値PER平均は25.5倍~67.8倍。市場は概ねこの水準で企業を評価してきており、割安水準を考える際の基準となる。ただし、ここから一時的・例外的な異例値を除く必要がある。

さらに、株価は利益(EPS)×市場評価(PER)で決まることから、各要素が変動するリスク要因を踏まえ、割安水準を基準より高めに見るか、低めに見るかを考える必要がある。


この先では、割安水準とリスク要因を整理しています。これにより、割高でのエントリーを回避しやすくなります。

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本記事は銘柄推奨ではありません。内容や数値に誤りがある場合や、予告なく修正・変更する場合があります。

分析の趣旨や考え方はこちらをご覧ください。


Q6 いまの株価は割安か

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