【#64】映画memo『MERCY/マーシー AI裁判』
スキマからこんばんは。
来週から会社が始まっちゃう(あ、今はニートで、最近ようやく職が決まりました)&今日は火曜日!(TOHOのサービスデー!)ということで、映画を観てきました。
これは無理に1,300円にこだわらず、『アウトローズ』とか『カリギュラ』を観た方がよかったかもしれない、という感じではありました……。
ティムール・ベクマンベトフ監督最新作
『MERCY/マーシー AI裁判』
※少しでも展開がわかることが嫌な方は、鑑賞後にお読みいただけるとうれしいです。
あらすじ
AIが司法を担う近未来を舞台に、身に覚えのない罪で裁かれた男が、限られた時間の中で無実を証明しようと奮闘する姿を描いたリアルタイムアクションスリラー。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」シリーズのクリス・プラットが主演を務める。
凶悪犯罪が増加する近未来。敏腕刑事のレイヴンは、バディを組んでいた同僚警官が捜査中に殉職し、犯人が裁判によって無罪放免となったという苦い過去から、AIによる厳格な裁判制度の制定を提唱し、AI裁判所である「マーシー裁判所」が設立された。しかしある日、レイヴンが目を覚ますと、妻殺しの容疑で自らがマーシー裁判所に拘束されていた。レイヴンは冤罪を主張するが、事件前の記憶は断片的だった。無実を証明するには、AIが支配する世界中のデータベースから証拠を集め、AI裁判官が算出する「有罪率」を規定値まで下げなくてはならない。それがかなわなければ即処刑という状況の中、レイヴンは残された90分で真実にたどり着こうと奔走する。
主人公レイヴン役をクリス・プラットが務め、AI裁判官のマドックスを「ミッション:インポッシブル」シリーズのレベッカ・ファーガソンが演じる。監督は、「search サーチ」のプロデューサーとしても知られるティムール・ベクマンベトフ。プロデューサーに「オッペンハイマー」「ダークナイト」のチャールズ・ローベン。
AI裁判が始まる前に眠気きた
前半ぶっちゃけ、どんどん睡魔に襲われたYO!
腰も痛いのに、わざわざ観に行くなよ、っていう話なんですが、もう少し面白いかなと思ったんですよね。ネット民の意見は好意的なものが多いし。
「先に話が全部わかったらつまんないじゃん」と言われるけど、ネタバレなども私はどうでもいい。面白い作品は先に何を聞こうが、どうしたって面白いのよ。
で、今回のは「AI裁判」ということでしたが、私にとっては「ADHD裁判」でした。私のようなADHDって、“退屈”が苦手なのです。
座らされているクリス・プラットとAIのレベッカ・ファーガソンが、ずーっと単調に喋っている。いや、これで眠くなるなって言われても無理でしょ。
ちなみに、中身は“裁判”というより“取り調べ”。弁護士いないし。
感情移入できない面々が勢揃い
そして、私の不得手なバリバリの「誰にも入りこめない」キャラ設定。
まず、奥さん殺しの嫌疑がかかって処刑寸前な主人公がなんかクソ野郎なんですよね(よい子は、クソとか言っちゃダメ)。クリス・プラットがオースティン・バトラーだったら、もう少し同情してたかな? いや、多分あんまり変わらないような。
お酒飲んで暴れん坊将軍なところは『コート・スティーリング』の主人公と一緒。だけど、あのハンクみたいに感情移入できないのよね。
パニくっているわりには、レイヴンが意外と冷静で着々と嫌疑を晴らす方向に話が進むからかしらん。でも、それもハンクと似てるんだよな。
……ってさっきからどうして『コート・スティーリング』と比べているんだっていう話なんですけれども。
何しろ、ただ淡々とジャッジし続けるAI裁判官・マドックスにはもちろん、レイヴンに感情移入できなかった。被害者である嫁も不倫野郎だし、娘のブリットもチャラついていて、おじいちゃんはクソじじい(だからクソって言わないで?)。
せめて「犯人もちょっとかわいそうよね」的な感情が湧いてくれば、観てよかったなと思えそうなものですが、犯人についてもさして掘り下げられないので、そんな気持ちになるわけもなく。
正直、何を100分見せられたのやら感は否めないです……。
ポンコツおばさんは即・詰み説
この映画で唯一よかったのは、疑われるような非人格者でいるとロクなことがないよね、ということを学習できた点かも。
仮に、このままAI崇拝が突き進んだ末に、将来同じような状況が起こりうるとする。主人公みたいに優秀な刑事であれば、自力で嫌疑を晴らせるけど、私のようなポンコツおばさんはどうしたらいいのよ?って心の底から思いました。
というわけで、家族には優しくし、なるべく他人の恨みは買わないようにしよう。え、そういう話じゃないの!?
それから、AI、AI言っているわりに、なぜかAI裁判官・マドックスは「葛藤する人間らしさ」のようなものを持ち合わせており、ADHDおばさんは混乱を極めました。
というか、この映画のプロット、AIで作られてますよね?と思ってしまった。予算とクリス・プラットのスケジュールもショート気味だったんじゃないでしょうか……。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメントチームよ、ごめんなさい。全然褒められませんでした。先日、『コート・スティーリング』を褒めているので、許してください。空飛ぶバイクみたいなのはかっこよかったですw
突き抜けたヒーローぶりが見たい方にはおすすめできませんが、AIや監視社会、SFが好きな方にはハマるのかもしれません。
『YADANG/ヤダン』という韓国映画も私にはイマイチだったんだよなぁ。同じフィクションとはいえ、これよりはリアリティーを感じられたかなぁ。うーん。
このように、ADHDおばさんには刺さらない映画も多々ありますので、話半分で聞いてくださいませ。
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