「私は『ママ』じゃない!」女性カフェ店主を襲う、男性客との距離感と「スナック化」の恐怖。
夢には描かれていない「リスク」
「カフェを開業したい」という女性は多いですが、このリスクを想定していますか?
それは、「男性おひとり様客による、お店のスナック化」です。
実録①:カフェはスナックではありません
コーヒー1杯で何時間も粘り、店主との会話を求めるおひとりさまの男性客たち。
年配の男性に「ママ」と呼ばれた時の絶望感。
(いやいや、私ママじゃないし!アルコールも出してるけどここスナックじゃないよ!)
お客様だから無碍にはできない。
でも、売上には貢献しないのに、精神的コストだけが削られていく辛さ。
水商売の女性って凄いなぁと尊敬するけど、いや、スナックだったら料金が全然違うよね?
400円で同じことを求められたら割に合わなすぎる!
実は私、開業前に喫茶店でバイトをしたことがあって、その時の経験からできれば通常のカウンター席は作りたくなかったんですよ。
カウンターがあることで、友人と話しやすかったり、メリットもあったけど、やっぱりカウンターを作ったのは失敗だったか…?と思ったことは何度もあります。
それに、お客様と話しながら洗い物や仕込みをする、っていうのが私はすごく苦手だったし、長引いてしまうと、奥で事務仕事や休憩がしたくてもできない…!
これ、結構ツラいです。
実録②:ノイローゼ寸前になった話
忘れられないエピソードがあります。
その当時、毎日仕事帰りに来店し、閉店時間を過ぎても帰らない男性がいました。
今なら閉店時間だから帰ってと言えるけど、当時の私はなかなか言えなかった。
しかも、話がつまらない(苦笑)けど、仕事だから笑顔で合わせるしかない地獄。
私の場合、ノイローゼ寸前になった頃、その人が転勤になって救われたけど、あのまま続いてたらと思うとゾッとします。
その他にも、生理的に無理な人、悪酔いする人、口説いてくる人……いろんなタイプの男性のお客様がいらっしゃいました。
もちろん、優しくてお喋りも楽しくて、売上にも貢献してくれる常連さんもいましたよ。
対策:私が取った「鉄壁の守り」
① 絶対に「1人」にはならない
母やスタッフにお願いして、必ず誰かにいてもらう。常に「人の目」がある状態を作る。
② 物理的なバリアを張る
客席から見えないカウンターの奥に逃げ込む。
せかせかと作業するフリして「忙しいアピール」をする。
③本当に嫌な人の場合はそれとなく態度に出す
相槌は適当に返す。親身に話を聞かない。
あまりに愛想良く接していると、受け入れてくれてると勘違いされる恐れがある。
番外編:最強のバリア?「夫婦説」
男性スタッフと2人で営業していると、特に夜は安心できて助かってましたが、なぜか「夫婦」だと勘違いされることが多かった。
当時は「これ困るな〜」と思っていたけど、今思えばこれが「最強のバリア」になっていた!
「旦那さんがいる(と思われている)」だけで、変な下心を持つ男性客は寄り付かなくなる。
「架空でもいいから『男の影』を匂わせる」は、女性店主の生存戦略として有効かもしれません。
…ですが!
実はこれ、当時の私にとっては「悲劇」でもあったんです。
正直に白状しますね。
当時の私、絶賛「彼氏募集中」だったんです(笑)。
「お客様には手を出してはいけない」
それがプロの鉄則だとは分かっています。
でも、一日中店にいて出会いなんて皆無。「カフェの常連さんと結ばれました♡」なんていう他のお店の幸せエピソードを聞いて、
「もしかしたら私の店にも、素敵な彼氏候補が来るかもしれないし…!」
なんて、密かに期待していた自分もいたわけですよ!
それなのに、「夫婦だと思われている」ということは、変な下心を持った男性だけでなく、
「真面目で素敵な、未来の彼氏候補」まで、「あ、この店主さんは既婚者か。残念」と、恋愛対象から外してしまっていた可能性もあるのです!!
なんということでしょう。
自分の身を守るための「鉄壁の守り」が、まさか自分の「恋のチャンス」までブロックしていたなんて(笑)。
いや、そもそもそんな素敵なチャンスは無かったと思いますけどね🤣
結論:自分を守れるのは自分だけ
きっと、優しい女性ほど、「お客様だから」と無碍にできず、心を病んでしまう。
でも、お店を続けるためにはそんな困ったお客さんから「嫌われる勇気」や「逃げる工夫」も必要。
毅然と立ち向かうメンタルの強さも必要。
これから開業する人は、「防犯・防衛」も含めてシミュレーションしておいて下さいね!
私は経験無いですが、ストーカー化してしまうお客さんもいるかもしれない。
可能であればスタッフを雇う、家族や友人に来てもらう、護身用グッズを置いておくなど、対策をしておくことをお勧めします。(カウンター席を作らないのが一番なのかなぁ…)
カフェをやりたい独身女性、特に若い女性はご注意下さい。
最近、ワンオペの小さなカフェが増えてますが、老婆心ながら心配になってしまいます。
(1人なら夜営業はしない方が安心)
今日は、意外と知られていない、女性店主の「リスク」についてお伝えしました。
中には、こうしたお客様対応に疲弊して、お店をやめてしまう事例もあるのです。
店主やスタッフとのお喋りを求めて来店するお客様も一定数いらっしゃいます。それはありがたいことですが、「誰でも」嬉しいわけではない…残念ながらそれが本音なんですよね。
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