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秋田旅行でリピ確定!元カフェ店主が衝撃を受けた「非効率すぎる」ヤバいカフェの話。

◾️初めての秋田旅行

実は先日、1泊2日で初めての秋田へ1人旅(現地で友人と合流!)に行ってきました。
旅疲れもあって、久しぶりの投稿になってしまいました。

現地では、秋田と言えば、の「なまはげ」さんに挨拶し、夜はB級グルメの横手やきそばを堪能し、ステキなカフェやご当地パンに出会い、神社に参拝し、宿泊した温泉付き♨️のドーミーインが最高すぎて「絶対にリピート確定!」と叫ぶなど、大満足の2日間でした(笑)。

駅の中の居酒屋で食べた横手やきそば


その中でも、今回の秋田旅行で、私にとって一番の「大事件」とも言える出会いがありました。
それが、とあるカフェです。

全体的に私の好みにハマる魅力的なカフェだったのですが、12年間カフェを経営していた「元店主」の私が、久々に良い意味で「このお店、ヤバすぎる!!」と強く感じるお店だったのです!


■ 入りづらい外観と、最高の空間の「ギャップ」


そのカフェは、一見するとカフェとは気付かない、少し入りにくい外観をしていました。(もしかすると、あえてそうしているのかもしれません)。

ちなみに2階は同じ系列の家具・古着屋さんになっているのですが、このカフェがある建物は、元は金物屋さんだったそうです。
古さを生かしたとても素敵な雰囲気の内装で、
「cafe赤居文庫」という名前の通り、たくさんの本が置いてあります。貸本コーナーもありました。

平日のモーニングの時間帯、店内に入ると、お客さんでいっぱいの人気店!
でも、私が本当に驚いたのは、空間のおしゃれさではありませんでした。

メニューを開いた瞬間、元カフェ店主の私の目に飛び込んできた「信じられない光景」です。


■ 元店主が震えた「非効率すぎる」神メニュー


私が注文したのは「ミルクコーティー」という、コーヒーと紅茶とミルクを合わせたオリジナルのホットドリンク。(商標登録出願中!)

なんとこのドリンク、「紅茶の種類」(3種類)と「ミルクの種類」(4種類)まで細かく選べるんです!

私はアッサムと普通のミルクをチョイス

しかも、たっぷり2杯分はある大きなマグカップに、ひとつひとつに手書きの可愛いメモが添えられている!(もちろん全部違う)

……いやいや、ちょっと待って。
元店主の目線で言わせてもらうと、これ、仕入れと在庫管理(特に賞味期限の短いミルク類)も複雑になるし、オーダー時と裏側のオペレーションとしてはめちゃくちゃ大変なはずなんです。

凄い!!
非効率すぎるでしょ!!!


さらに驚いたのが
「グッドモーニングプレート(なんと無料!)」。
無料サービスなのに、卵料理を3種類から選べて、さらに「サラダかヨーグルトか」まで選べるんです!

あんバターといちごソース、一口スイーツまで付いてる
メニューもみんなこんなイラストで可愛いの!


忙しいモーニングの時間帯に、オーダーごとにこんな面倒なことをやるのか…
スタッフさんの負担を想像しただけで、元店主の私は思わず白目を剥きそうになりました(笑)。


■ 「効率化」の真逆をいくからこそ、愛される


現代の飲食業界は、タブレット注文やスマホでのモバイルオーダー、お冷のセルフサービスなど、いかに人件費と手間を削るかという「効率化」が主流です。

私自身もカフェ経営の後半は、利益を出すために「いかにロスを出さないか、効率よく回すか」を優先せざるを得ない時期がありました。

でも、この秋田のcafe赤居文庫さんは、その「現代の効率化」の真逆をいっていました。

ここでしか味わえないオリジナルメニューを含む豊富なメニューに加え、細かく選べる自由さ、手書きのメモ、わざわざレモンを入れていいか聞いてから持って来てくれる大きなグラスに入ったレモン水、テーブルでのお会計。

回転率が下がるリスクもある、たくさんの本を置いた「ブックカフェ」的な要素。

座った席から後ろを振り向いた時の店内


いろんな部分にしっかり経費と手間(人件費)をかけて、お客さんに「選ぶ楽しさ」と「最高の体験」を提供している。
※もちろん味も美味しかった♪ 丁寧に作られてることがわかりました。

確かに、お値段は少しだけ高めの設定でした。
でも、そんなことは全く気にならないくらい、いや、「むしろこのお値段でこの価値を受け取れるなんて安い!」と感動してしまうほど、圧倒的な魅力があったのです。

もちろん、人の好みはいろいろなので、そこまでの魅力を感じない人もいるかもしれない。
でも、私は本当にワクワクして幸せな気持ちになりました。


■ 「また行きたい」と思わせる魅力を勝手に分析


「非効率」を引き受ける覚悟と、それを補って余りある圧倒的な付加価値。

味だけではない、空間やメニューブック、スタッフの制服(オリジナルのつなぎ!)まで含めたトータルの「体験」を売っている。

経営の苦しさから、いつしか効率ばかりを考えてしまっていた過去の自分が恥ずかしくなるくらい、「清々しい衝撃」でした。

ただ、正直これは誰もが真似できることではなく、赤居文庫さんだから実現できてるんだろうなぁとも思うのです。普通はやりたくてもここまで出来ない。
もし私が飲食コンサルだったらお勧めはできない笑

元カフェ経営者の視点から勝手に分析(推測)すると、
おそらく2階のお店も含めた、母体の運営会社があって、飲食事業以外の収入があるのではないか。
そこまでじゃなくても、オーナーさんには別のお仕事がありそう。

そして、一見とても豊富なメニューのラインナップに見えるけど、ひとつのメニューのバリエーションとカスタム性によって多く見えているというのもある。こういった部分では、ある意味「効率的」ともいえるのだ。このバランスも絶妙なのだろう。

さらに言うと、秋田の駅近で駐車場無し(近隣の有料駐車場を利用)という立地は、無駄に長居するお客さんを遠ざけやすい。(回転率に影響)

知らないと入りにくい外観も、良い意味でお客さんを選ぶ感じになり、お店にそぐわないお客さんを自然にブロックしているんじゃないかな。(店内の雰囲気に影響)


秋田に行ったら、絶対にまたcafe赤居文庫に行きたい。(もちろん、温泉付きのドーミーインとセットで!笑)
そう思わせてくれる、本当に素敵なお店との出会いでした。

みなさんも、もし自分の住んでいる街や旅先で「ここはヤバい!」と思うような素敵なカフェがあったら、ぜひコメント欄で教えてくださいね♪

※熱くなって思いがけず2500文字を超える大作になってしまった…笑


ミルクコーティーが載ってるメニューのページ

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