【悲劇】借金1300万の独身女カフェ店主の恋愛と婚活。(前編)
◾️独身女カフェ店主の恋愛
「カフェの女性店主」と聞くと、なんだか毎日優雅にコーヒーを淹れて、カウンター越しに素敵なお客様との出会いがあって……なんて、ドラマのような展開を想像する方もいるかもしれません。
結論から言います。
そんなものは、一切ありませんでした。(笑)
カフェを開業してからの最初の3年間は、まさに「生き残るための戦場」。
毎日お店を回し、売上を計算し、1300万という借金の重圧と戦う日々。
頭の中は「やるべきこと」と「月末の支払い」でいっぱいで、恋愛の「れ」の字も入る隙間がありませんでした。
気づけば3年、彼氏なし、出会いもゼロ。
お店の経営は少しずつ軌道に乗ってきたけれど、ふと鏡を見ると、そこにはすっかり「戦う女の顔」になった私がいました。
■ いざ、ネット婚活の海へ!
ネット婚活で出会って結婚した東京の友人に勧められて、私は当時流行り始めていたネット婚活(Yahoo!パートナー)に登録しました。
久しぶりの「女性」としての活動。
期待と不安が入り混じる中、何人かの方とマッチングして、実際に2人ほどお会いしてみました。
でも……現実は甘くありませんでした。
メッセージのやり取りではすごく良い感じだったのに、いざ会って話してみると「あれ?全然印象が違う…」と戸惑ったり。
逆に、初対面からグイグイと強引にアプローチされて、気持ちが動くどころかサーッと引いてしまったり。
良い思い出は、見事に何もありませんでした。
■ 「こだわらない」と言ってしまったがための特大の罪悪感
そんなネット婚活の中で、今でも思い出すと冷や汗が出るエピソードがあります。
ある時、顔写真を載せていない男性とマッチングしました。
でも、メッセージのやり取りはとても丁寧で、話も弾み、すごく素敵な人だなという印象を受けていました。
ある程度仲良くなったところで、「そろそろお互いの写真を見せ合いませんか?」という話になりました。
その時、私は精一杯の懐の深さを見せたつもりで、こう言ってしまったんです。
「私、外見はそんなにこだわらないですよ。生理的に無理じゃなければ全然OKです!」
これ、今思えば絶対に言ってはいけないフラグでした。
「本当ですか?良かったです」という返信とともに、彼から1枚の写真が送られてきて、
ドキドキしながら画像を開いた、その瞬間。
私の心は、スッと無になりました。
……ごめんなさい。
その「生理的に無理」な方でした。(大土下座)
あんなに「外見はこだわらない」と大見得を切っておきながら、写真を見た途端にお断り文面を考える、あのとてつもない罪悪感!!!
「私って最低の女だ……」と、一人で猛省しました。
これが、私のネット婚活のハイライトです(泣)。
■ 婚活市場で突きつけられた「3重の壁」
そんなネット婚活のトラウマ(?)もあり、早々にYahooパートナーからそっとフェードアウトした私。
冷静に自分を客観視してみると、婚活市場における私は、とんでもなく不利な条件を抱えた「ワケアリ物件」だという現実に気づいてしまったんです。
当時の私は30代半ば。
まだ子どもを産める年齢ではある。
お相手を探している男性の多くは「将来は子供が欲しい」という希望を持っていました。
でも、私は昔から子供を欲しいと思ったことはなかったんです。それに、子供を産んで育てられる状況とは思えない。
だから、もしお相手から子供を望まれたら…と考えると、申し訳なくて自分から積極的にいくことはためらわれました。
さらに、私には大きな「ハンデ」がありました。
「自営業(カフェ店主)」、そして「借金1300万円」。
毎日お店を守るために必死に働いているとはいえ、お給料が保証されている会社員とは違う不安定な立場。飲食業は土日はなかなか休めないし、長時間労働。その上、家が買えるほどの借金を背負っている女です。
「現実的に考えて、こんな重すぎる荷物を背負った女を受け入れてくれる人なんて、そうそういるわけないよな……」
頭ではそんなふうに諦めモード全開でした。
でも、心の中では「一緒に笑い合える彼氏が欲しい」「誰かに甘えたい」という気持ちはずっとあったんです。1人でモヤモヤする日々が続きました。
■ なぜかいつも「友達止まり」の呪い
ネット婚活はダメ。でも彼氏は欲しい。
その後しばらくしてからは、身近なところで「いいな」と思う人ができて、片思いばかりしていました。
でも結果は……見事なまでの連戦連敗。
振られまくりです(笑)。
不思議なことに、ある程度の距離まではすごくスムーズに仲良くなれるんです。
一緒にお酒を飲んだり、深い話をしたり。
「これはもしかして、いい感じなのでは!?」と期待してしまうくらいには、いい関係が築ける。
なのに、どうしても「恋人」という最後の一線が越えられないんです。
今ならその理由が痛いほどわかります。
カフェの店主として毎日カウンターに立ち、お客さんや業者さんと笑顔でコミュニケーションを取り、トラブルがあっても1人で気丈に乗り越える。
そんな風に「自立した、しっかり者の気さくな店主」という鎧を毎日着ていたせいで、男性からは「なんでも話せる居心地のいい友達」や「頼りになる姉御」という枠に入れられてしまっていたんですね。
「俺がいなくても、この人は一人で生きていけそう」
…と見えていたのかはわかりませんが、「恋愛対象」には思われなかったということ(悲しい…)。
お店(仕事)の方はなんとか頑張っていましたが、私のプライベート(恋愛)は完全に焼け野原状態。
そんな独身女カフェ店主の私に、果たして春はやってくるのでしょうか?
(借金1300万の独身女カフェ店主の恋愛と婚活。【後編】へ続く……!)
今日はこれまでと少し趣向を変えて、私のカフェ店主時代の恋愛について書いてみました。
女社長の独身率はかなり高いと聞いたことありますが、女店主も結婚は難しいのか…も?
こんなこと↓もありました。
