熱量こそ、人の心を突き動かす力になる
今日、人生で初めて宝塚歌劇を観てきました。
昨夜、友人から「チケットが余って困っている方がいるんだけど…」と連絡があり、即座に「行く〜!」と返事。
まさかの SS席・最前列 という特等席にご縁をいただきました。

今回の演目は、梅田芸術劇場で上演中の
花組公演『Goethe!(ゲーテ)』。
主人公はドイツの文豪ゲーテです。

「仕事か、夢か」。
現代を生きる私たちと同じように悩む姿が描かれています。
ゲーテ自身も、法律家として生きるべきか、文芸作家として進むべきかで葛藤する場面がありました。
そして、どんな時代でも“言葉の巧さ”は人を惹きつけるもの。
ゲーテが上司のために伝授した、女性を虜にする甘いセリフが思わぬ波紋を呼ぶ──
そんな展開が物語の面白さをいっそう引き立てていました。
男役トップ・永久輝せあさん、
娘役トップ・星空美咲さんの熱演は圧巻で、
私が抱いていた宝塚のイメージを一気に覆されました。
永久輝せあさんは、涙を飛ばしながら全身で感情をぶつける迫真の演技。
星空美咲さんは、フランス人形のような美しさをかなぐり捨て、顔をくしゃくしゃにして挑む渾身の芝居。
歌やダンスが上手いだけではない、
“魂で演じる”タカラヅカの熱量が、
最前列から全身に伝わってきました。
SS席の価値を、心ゆくまで堪能できました。
今日の経験を通して、あらためて実感しました。
熱量こそ、人の心を突き動かす力になる。
そのエネルギーを全身で受け取ったからこそ、
「また観に行きたい」と素直に思えました。

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