2026年7月の写活(ざわめきと、凪)
あれからひと月
シオさんが天国へ旅立って一か月。シオさんがいないという現実には、まだどこか実感が湧かない。それでも、心にぽっかり空いた穴だけは、毎日ちゃんと感じています。猛暑とか、多忙とかいうことにも、鈍感なくらいに。
息を引き取る瞬間に2人で立ち会い、腕の中でちゃんと「ありがとう」と言えたこと。50年生きてきて、最も尊い体験のひとつでした。
寂しさはあるけど、それ以上に、最後まで一緒にいられたことへの感謝の気持ちが強いです。
すこし振り返りますと。僕は、最後まで、いつもと変わらずシオさんの写真を撮り続けました。

↑遺影にしたこの写真は、亡くなる3日前に撮った一枚です。いつも日向ぼっこしてる大好きな場所で、めいっぱい光を浴びていました。
とても、穏やかでしょう?

↑亡くなる前日。自分から人の寝床に来ることなんてなかったのに、その日は力を振り絞るように、僕の枕元まで来てくれたのです。
いま思い返しても、本当に不思議なできごとでした。

最後まで、いつも通り写真を撮り続けて、本当によかったと思っています。一枚一枚を見返すたび、シオさんとともに生きた時間だったのだと、あらためて感じています。
写真には、姿だけでなく、そのときの光や空気、こちらが向けていた気持ちまで残ります。記録として残したはずの一枚が、いつの間にか記憶そのものになっている。これからも写真の中で、何度でもシオさんに会える気がします。

どこから見ても視線が合います
そうだ、今思い出したけど、僕がモノクロ写真にハマった理由の一つは、キミが白黒だったからだよ。
旅立ちの日
翌々日の7月1日、(以前、愛犬ももんもお世話になった)火葬場へ。シオさんの旅立ちを見送りました。


思わず笑ってしまいました。

ももんに会えたかな?



先生・看護師さんには感謝の気持ちでいっぱい。


7月の写活
ちゃんと送れた安堵もあって、いつもの日常が戻りつつあります。ざわざわな大きな波が少しだけ静まり、ちゃんと息ができるようになった感覚。
凪。calm。
カメラを向けたくなるのは「生命」でした。










毛無峠








美ヶ原牧場













山田牧場














埼玉
久しぶりの遠出は埼玉。絶対行きたかった大塚太郎さんの個展。美しい写真をじーっくり観て、幸せなひとときでした。美味しいコーヒーも強い日差しも、展示にピッタリでした。













来月は、ひとつ歳を重ねます。どんな一年になるやら。


使用機材
Camera :
Nikon Zf
Lens :
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical I(I型は生産終了。後継モデルはこちら)
NOKTON classic 35mm F1.4 II(SC)
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD ニコンZ
HELIAR-HYPER WIDE10mm F5.6 Aspherical
Filter :
K&F CONCEPT 52mm 可変NDフィルター ND2-ND400
Adapter :
レイクォール マウントアダプター LM-NZ
TECHART TZM-02
