F-104Jスターファイター(ハセガワ1/72)#13~製作tips前編!
製作記にて完成したキットはこちら。
ハセガワ 1/72 F-104J/CF-104 スターファイター
(Hasegawa 1/72 F-104J/CF-104 Starfighter)
製作記を踏まえて間違いやすい点や気づいた点、説明書の不備・正誤などをまとめてみました。
ですので、このキットを実際に作る or 作ってみたい方向けになります。
まとめたら3,000字を超えてしまいましたので前後編に記事を分割しました。
まず今回は製作前の留意点と説明書の正誤、次回の後半は誤りとは言えないものの間違いやすい点などとまとめを紹介したいと思います。
けっこうな分量になりましたが、必ずしも全部やらないといけないわけでもないですので適宜スキルに応じて加減してみてください。
わたくしはなんかアレコレやたらと指摘していますが、キットをストレートに組むだけでも充分な再現度がありますので実際はそんなに神経質な考証はしなくてもかっこよく作れますよ。
製作前に留意しておきたい点
・機首の錘(おもり)
キットそのまま作る場合は入れなくて大丈夫です。
※ご自身でディテールアップパーツや吊り下げ兵装を追加されるなどして後部が重くなりそうであれば適宜入れてください。
・バルカン砲口のパネル(D3)
砲口の周囲にバリのようなものがありますが、実機にもあるそうです。削らないように注意。わたくしはバリかと思って削ってしまいました。
・ピトー管(B10)の取り付け
工程3という早い段階で接着の指示がありますが、明らかに罠です。
折る危険性大なので最後に付けましょう。
金属製のディテールアップパーツに替えるのも手です。
・脚の取り付け
工程4、6、8で脚を取り付ける指示がありますが、この辺はまだ中盤。取り回しに不便なので脚はあとまわしにした方が良いです。
ただ、胴体を組むのに脚周りのパーツが要求されるのでちょっと工夫が要ります。詳しくは製作記事#4をご覧ください。
・主翼の取り付け
主脚庫扉を固定してから取り付けないと作業の邪魔になります。取り付けは最後のほうでいいと思います。
ディテールアップ
<製作中に対処したもの>
・シートベルト追加ケチって エコモデリングで紙で手作りしました。
座席はわりと見えますしオープン状態も選択できますので、ディテールアップパーツを奢ったりパイロットを調達して乗せてやるのもアリです。
<今回の製作に反映していないもの>
・後部キャノピー内部
実機では機体の前後と平行に2本のリブ状のものがあります。
再現するならプラ棒や伸ばしランナーを貼り付ける程度でも雰囲気が出ると思います。
さらにこだわると横向きにリベット打ちのようなドットラインが6列あります。
・照準器
実機ではキャンバスカバーの穴から顔を出すように設置されています。
キットではガラス部分のパーツをイモ付けするだけになっています。
・吊り下げ兵装
キットには何もついていませんので、つけたい場合は別途調達する必要があります。
ミサイルはサイドワインダー AIM-9が2~4発
その他ロケット弾ポッドやダートターゲット(訓練用曳航標的)などを吊るしている写真があります。
米空軍用のミサイルセットなどからも流用可能です。
説明書に塗装指示のない塗り分け
・機首のセンサー

ごく小さい出っ張った部分です。これは黒で塗ります。
右舷前方にも同様のものがあります。
実機では飛行しないときは箱型のカバーが被せてあったりします。
・胴体下パイロン

白一色の指定ですが、尾部に塗り分けがあります。航法灯と同じで右は緑、左が赤です。
また、塗り分けの手前に赤い文字の注意書きがありますがこれはデカールに含まれていません。今回は手持ちの余剰デカールからそれっぽいものを貼っておきました。
箱絵が参考になります。
胴体後部クリアーパーツの周囲
機体後部の小さなクリアーパーツ(K6)の周囲は白っぽく縁どられて見える写真があり、地の部分がメタルになっているわりと初期のシルバー機体に多く見られます。今回は気づくのが最後になってしまったので省略にしました。
説明書・塗装図の正誤
説明書は2022年4月の記載がありますが、図に関しては改訂は行っていないらしく誤りも放置されていますので、いくつか正誤を記載しておきます。
既に製作記事中で指摘したものも含みます。
他にあるかもしれませんのでご注意ください。
・工程9 アレスティングフック
図ではフック(A9)の天地が逆です。
・デカール62番

後方の2つの丸モールドに合わせて貼ると合わせやすいですが、そうすると前方の破線の四角部分が図よりも前方のパネルにはみ出します。
図ではパネルに収まってる(黄色丸印)のでサイズが合ってないのかと少し切りましたが、後で実機を見たらなんとはみ出すのが正解でした!
つまり丸モールドに合わせたらあとはそのままで良いです。
・デカール76番

これも図示が間違っています。指示よりひとつ後方のパネルに合うように貼ってください。右舷の75番は正しいので下面から見て両方同じ位置に来ればOKです。
このデカールは胴体下のランチャー基部(D11)と干渉するので、デカールを貼ってからD11を取り付けましょう。
・コックピット後方タン塗装部分

これも図が間違っています。タン色なのはパネル全体ではなく、おおよそ正方形の範囲です。詳しくは製作記事#7をご覧ください。
また、実機ではこの部分の中央に円形の謎物体があります。気になる方はCF-104(カナダ軍)用のデカールから切り取って貼ってやるといいかもしれません。今回はそのままとしました。
・塗装図2の機首
機首のアンチグレア部分にH27(タン)の指定がありますが、ミスだと思います。塗装図1と同じH309(ダークグリーン)にするのが妥当なんじゃないでしょうか。
後編の内容(項目のみ)
続きます。次回の記事をご参照ください。
・デカール指示のわかりにくい点
・誤りとは言えないが混乱する点
・おわりに
いいなと思ったら応援しよう!
面白い・役に立ったと思ったらチップで応援してください♡
模型活動の資金にしたいと思います。