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シビックプライドを実装する | 「まち感性ラボ」という都市の新しい実験

都市を形づくっているのは、建物やインフラだけではありません。
都市を本当に都市にしているのは、そこに生きる人々の感情です。

その感情を表す概念の一つが
Civic Pride(シビックプライド)。

シビックプライドとは、市民が自分のまちに対して抱く

・誇り
・愛着
・共感
・主体性

を指す概念であり、都市と市民の関係性を捉える重要な視点である。

この概念は、日本では特に
読売広告社のCIVIC PRIDEプロジェクトによって実践的に発展しています。

都市の魅力を再発見し、
市民がまちを自分ごととして捉えるきっかけをつくる。

Civic Prideは、
都市の価値を再定義するプロジェクトデザインの思想でもある。


都市の価値は数字だけでは測れない

現代の都市開発では、多くの指標が使われている。

  • 人口

  • 経済規模

  • 地価

  • 来街者数

  • 観光消費

しかし、都市の魅力は
これらの数値だけでは説明できない。

人がまちを好きになる理由は、

夕暮れの光
文化の匂い
路地の空気
偶然の出会い

といった、
感覚的な体験の中にある。

つまり都市の価値の大部分は
感性の領域に存在している。

Civic Prideは、
まさにこの感情の領域に光を当てた概念である。


Civic Prideを実装するために

しかし、ここで一つの課題がある。

Civic Prideは都市の本質を捉える概念だが、
その多くは

・感情
・体験
・文化

といった要素で構成されているため、
従来の都市政策や都市開発の現場では
扱いにくい領域でもある。

そこで必要になるのが、
都市の感性を可視化すること
です。


まち感性指標というアプローチ

僕は現在、読売広告社のCivic Prideチームと価値観を共有しながら、
「まち感性ラボ(Urban Sensibility Lab)」
という取り組みを進めている。

このプロジェクトは、Civic Prideという思想を
より具体的に都市の現場に実装するための試みである。

その中心となるのが
まち感性指標という考え方。

例えば、

  • 夕暮れ滞在率

  • 寄り道衝動回数

  • 路地滞留時間

  • 偶発的会話発生率

  • 匂いの記憶密度

こうした指標は、
従来の都市計画には存在しない。

しかし、
都市の魅力をつくっているのは
むしろこうした体験である。

まち感性指標は、
Civic Prideが生まれる都市の条件を可視化する試み
でもある。


まち感性ラボ

まち感性ラボは、
都市を評価するための研究だけではない。

都市の感性を

・発見し
・記録し
・共有し
・実装する

ための共創ラボである。

  • 企業

  • 自治体

  • 研究者

  • クリエイター

  • 市民

さまざまなプレイヤーが関わりながら

・感性指標の設計
・都市体験のプロトタイプ
・文化実験
・フィールドリサーチ

を進めていく。

これは、
Civic Prideを都市の実践へと展開するための装置
でもある。


Civic Prideの未来

Civic Prideは、
都市と人の関係を再発見する概念。

そしてその思想を、
都市の具体的な実践へと広げていくために
感性の可視化と共有が必要になる。

まち感性ラボは、
Civic Prideの価値をリスペクトしながら

都市の感性を測り、育て、共有する
新しい都市実験です。

都市は、インフラだけではできない。
都市は、感情によって成立する。

そしてその感情を支える文化こそが、
都市の未来を形づくっていく。

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