見出し画像

【投資の教科書④】わかった、じゃあどう始める?証券口座の選び方と具体的な選択肢

こんにちは、ハルです。

「投資の教科書」シリーズ、第4回です。いよいよ実践編に入っていきましょう。

前回の記事では、私が米国株に注目する4つの理由(①世界経済の主役、②長期成長の実績、③株主還元の文化、④1株から買える手軽さ)についてお話ししました。

ここまで読んでくださった方は、

「なるほど、米国株の魅力はわかった」

「でも、具体的に何から手をつければいいの?」

と思っているかもしれません。

次のステップは、「証券(しょうけん)口座」を開設すること。これが、投資の世界の入り口となる、具体的で最も重要な第一歩です。

「口座」と聞くと難しそうですが、銀行で普通預金の口座を作るのと手続きはほとんど変わりません。今回は、数ある証券会社の中から、初心者の方が迷わずに自分に合った口座を選ぶためのポイントと、具体的な選択肢をメリット・デメリットと共に解説します。

その前に、一つだけお伝えさせてください。

当ブログは、特定の証券会社から広告料を受け取るアフィリエイトプログラムには一切参加しておりません。 そのため、これからお話しする内容は、宣伝などを一切含まない、完全に中立な立場からの情報です。安心して、ご自身の証券会社選びの判断材料としてください。



初心者が選ぶべき証券口座、3つのポイント

まずは、会社選びの大きな方針を3つのポイントで押さえましょう。

ポイント1:手数料が安い「ネット証券」を選ぶ。

   証券会社には、駅前などに店舗を構える「対面証券」と、店舗を持たず、インターネット上の取引を専門にする「ネット証券」の2種類があります。これから投資を始める方は、「ネット証券」を選びましょう。理由はシンプルで、手数料が圧倒的に安く、スマホ一つで全ての手続きが完結するからです。

ポイント2:「米国株に強い会社」を選ぶ。

   全てのネット証券が、同じサービスを提供しているわけではありません。特に、私たちがこれから投資しようとしている「米国株」の取り扱いには、各社で差があります。「取扱銘柄数が多いか」「円貨決済に対応しているか」などをチェックするのがおすすめです。

ポイント3:お得な制度「NISA(ニーサ)」を必ず一緒に申し込むこと。

   通常、株で利益が出ると、その利益に対して約20%の税金がかかります。しかし、「NISA口座」という特別な口座の中で得た利益には、この税金が一切かかりません。証券口座を開設する際には、このNISA口座も必ず一緒に申し込むようにしましょう。

具体的な証券会社の選択肢:2大ネット証券の比較

上記の3つのポイントをすべて高いレベルで満たしているのが、日本のネット証券の代表格である「SBI証券」と「楽天証券」です。

この2社のどちらかを選んでおけば、まず大きな失敗はありません。以下に、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。ご自身のスタイルに合う方を選んでみてください。

① SBI証券

業界最大手であり、あらゆる面でトップクラスのサービスを提供する、いわば「証券会社の王様」です。

メリット:

  • 手数料の安さ: 米国株の取引手数料、そして日本円を米ドルに替える際の「為替手数料」が業界最安水準です。取引コストを極限まで抑えたい方には最適です。

  • 取扱銘柄数の多さ: 米国株の取扱銘柄数はネット証券の中でも群を抜いており、大型株から小型の成長株まで、幅広い選択肢から投資先を選べます。

  • ポイント制度: TポイントやPontaポイント、Vポイントなど、様々なポイントを貯めたり、投資に使ったりできます。

デメリット・注意点:

  • 多機能ゆえの複雑さ: サービスが非常に豊富なため、ウェブサイトやアプリの画面に情報が多く、慣れるまでは少し複雑に感じるかもしれません。

② 楽天証券

楽天グループとの連携が最大の強み。普段から楽天のサービスを使っている方には、特におすすめです。

メリット:

  • 楽天ポイントとの連携: 楽天カードでの投信積立や、取引に応じて楽天ポイントが貯まります。また、貯まったポイントを使って株や投資信託を買う「ポイント投資」も可能です。

  • ツールの使いやすさ: 取引ツール「iSPEED」は、初心者でも直感的に操作しやすいと定評があります。

  • 楽天銀行との連携: 楽天銀行の口座と連携させる「マネーブリッジ」設定を行うと、普通預金の金利が優遇されたり、自動で入出金ができたりと非常に便利です。

デメリット・注意点:

  • 為替手数料: SBI証券と比較すると、米ドルに両替する際の為替手数料が、わずかに割高になる場合があります。(それでも業界全体で見れば十分に安価です)

では、結局どちらを選べばいい?

ここまで読んで、「どちらも良さそうで、結局どっちがいいの?」と悩んでしまったかもしれません。

税金がお得になるNISA口座は、一人一つの金融機関でしか開設できません。 そのため、最初の証券会社選びは、とても重要に感じられますよね。

そこで、私からのご提案は「ご自身の普段の生活スタイルに合わせて決める」という、とてもシンプルなものです。

普段から楽天市場で買い物をし、楽天カードや楽天銀行を使っている方

   → 迷わず「楽天証券」を選びましょう。あなたが既に築いている「楽天経済圏」のメリットを、投資の世界でも最大限に活かすことができます。

特に楽天のサービスは使っておらず、TポイントやPontaポイントを貯めている方。あるいは、とにかく業界標準のサービスをコスト最優先で使いたい方

   → それならば「SBI証券」が堅実な選択肢になります。

投資を始める上で最も大切なことは、「完璧な証券会社を選ぶこと」で悩み続けて、貴重な時間を失うことではありません。「まずは口座を開設して、少額からでも第一歩を踏み出すこと」です。

幸い、NISA口座は年に一度、金融機関を変更することも可能です。まずはご自身の生活スタイルに近い方を選んで、気軽に始めてみましょう。

まとめ

  • 証券口座は「ネット証券」で、「NISA口座」も一緒に開設するのが基本。

  • 代表的な選択肢は「SBI証券」と「楽天証券」で、どちらも非常に優れている。

  • 会社選びで迷ったら、楽天ユーザーなら「楽天証券」、そうでなければ「SBI証券」というシンプルな基準で選んでみよう。

  • 最も重要なのは、悩みすぎず、まずは口座開設という一歩を踏み出すこと。

次回は、いよいよ口座にお金を入れた後、「じゃあ、最初の銘柄は何を選べばいいの?」という疑問にお答えします。「【投資の教科書⑤】最初の銘柄選び:個別株の前に知るべき『インデックス投資』という王道」というテーマでお届けします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ハル


▼続きはこちら


大切なお願い
この記事は、米国株に関する情報提供を目的として作成したものであり、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますよう、お願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!

ハル @米国株を学ぶ会社員 よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!

この記事が参加している募集

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー