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パパ大好き、月30回から10回に減少。敵の武器は「〇〇」だった

こんにちは、はるまき大臣です。

先日、3歳の娘から突然、

「〇〇くん、優しいから大好きなんだー」

と報告を受けた。

しかも〇〇くんは、

別のクラス。

年上。

遊ぶ時に待ってくれる。

分からないことを丁寧に教えてくれる。

そして娘の中では、

パパは「好き」。

〇〇くんは「大好き」。


全国の娘を持つパパを緊急招集し、

#パパの緊急会議発令

と宣言したところで、前回の噺は終わった。


しかし、会議はまだ終わっていない。


むしろ、ここからが本題である。



翌朝。

俺は、昨日の会話をもう一度思い返していた。

「パパは大好き?」

「パパは……好き」

「〇〇くんは?」

「大好き!!」

「パパは?」

「好き」

昨日の記憶



……


何度思い返しても、

やはり俺だけ「好き」である。


しかも、その日は結局、


「パパ大好き」が一度も出なかった。



ゼロ。




今まで娘は、

抱っこした時。

一緒に遊んだ時。

寝る前。

特に何もしていない時。

サラッと、

「パパ大好き」

と言ってくれていた。

パパ大好きは、わざわざ取りに行くものではなかった。

俺は、油断していた。驕っていた。


重度のパパ大好きっ子と言う自認に甘えていた。


日常の中で、自然に供給されるものだった、「パパ大好き。」

それが突然、



ゼロになった。



これはまずい。


ここは感情ではなく、




数字で考えよう。




ハイパーアナライズモード。


これまでの「パパ大好き」は、

少なく見積もっても1日1回。

つまり、

1日1回 × 30日

月30回

月間パパ大好き


年間では、

30回 × 12か月

360回

年間パパ大好き


このペースなら俺は、毎年約360回、

娘から「大好き」を受け取れる計算だった。


〇〇くんが現れるまでは…



〇〇くんの登場により、

今後パパが「大好き」ではなく、

ただの「好き」に分類される日が増える可能性がある。

仮に、

3日に1回しか「パパ大好き」が出なくなったとする。

1か月30日 ÷ 3日

月10回

減少後の月間パパ大好き


つまり、

月30回から月10回。

20回の減少。

減少率は、

20回 ÷ 30回

= 約0.67。

約67%減。

月間損失パパ大好き


年間にすると、

360回から120回。

年間240回の「パパ大好き」が失われる。

パパ大好き市場の暴落


240回。

これは多い。

もはや誤差ではない。

明確な供給減である。

しかも娘はまだ3歳。

このまま毎年240回ずつ減ると考えたら……

いや、やめよう。

これ以上の長期予測は、

精神衛生上よろしくない。

しかし一つだけ、確かなことがある。


〇〇くんの登場によって、

パパ大好き市場に、

大きな変動が起きた。



明日は日曜日。

何かしなければならない。


まず頭に浮かんだのは、

ユニバだった。

ユニバに連れて行けば、

さすがに「パパ大好き」が出るんじゃないか。

いや、待て。

それでは完全に、

金とテーマパークの力で「大好き」を買おうとしている。

では、隠してあるキックボードを出すか。

娘が欲しがっていたキックボード。

実はもう用意してある。


これを突然渡せば、

「パパ大好き!!」

は、かなり高い確率で出る。

……

いや。

勝手に出したら妻に怒られる。

しかも、

「〇〇くんに大好きを取られたから、キックボードを出しました」

なんて説明したら、

もっと怒られる。

くそ!!

ユニバでもない。


キックボードでもない。


どうすればいい。


残る手段はもうないのか…

そこで俺は、

〇〇くんが娘に好かれた理由を、もう一度分析した。

・遊ぶ時に待ってくれた。

・分からないことを見てくれた。

・じゃんけんポイポイを丁寧に教えてくれた。

・他の子に、「違うよ〜」と言われている中でも、娘が分かるように教えてくれた。

……。

〇〇くん。

そこは本当にありがとう。

娘に優しくしてくれて。

娘が困っている時に待ってくれて。

ちゃんと教えてくれて。

そこは、父親として素直にありがたい。


……


けど…

それとこれとは話が別だ!!




パパ大好きが、


月30回から10回に減る可能性が出ている。



これは、看過できない事態である。


それにしても、

相手の良いところを認めて、

感謝して、

自分に足りなかったものを受け取る…。

これが、俺がずっと考えている「素直さの技術」なのかもしれない。

自分より年下だから。

ライバルだから。

悔しいから。

そんな理由で相手の良さを認めないのは、素直ではない。



〇〇くんは、

・待った。

・見た。

・丁寧に教えた。

それを娘は、

「優しい」

と感じた。


なるほど。



まだまだ学びが足らんな。



……


そういえば最近、

仕事が忙しかった。


あたちゃんは料理が好きで、

いつも、

「一緒にやりたい!!」

と言ってくれる。

野菜を切りたい。

混ぜたい。

入れたい。

盛りつけたい。


でも最近の俺は、

「今日は時間がないから」

「危ないからパパがやるね」

「こっちの方が早いから」


と、娘がやりたがっていることを、

サッと自分で終わらせることが増えていた。


娘がやるのを、

・待てていなかった。

・見ていなかった。

・丁寧に教えていなかった。



〇〇くんは待った。


俺は待てていなかった。


……



くそ!!


ちゃんと学ばされてるやん!!


よし。

明日は久しぶりに、

娘とちゃんと料理をしよう。

・娘がやるのを待つ。

・手元を見る。

・分からないところは丁寧に教える。

時間がどれだけかかっても、

・急かさない。

・こぼしても。

・少しくらい形が崩れても。

・完成が遅くなっても。

最後まで一緒に作る。



ユニバでもない。

キックボードでもない。

プレゼントでもない。


〇〇くんが使った武器は、


ただの「優しさ」だった。


くそ!!


正攻法すぎる。


「優しさ」


ならばこちらも、

正面から受けて立とう!!



ふん。


・待つ。

・見る。

・丁寧に教える。

5歳児から学んだ優しさの技術



これで「パパ大好き」は取り戻せる。



まだまだだな、〇〇くんよ。


はっはっはー!!


これが大人の力だー!!




……





相手の優しさから学んだはずなのに、

結局、その学びを5歳児との勝負に使おうとしている。


これが素直さの技術か。


いや。

俺にはまだまだ、学びが足りないらしい。



ただ、動機が多少不純でも、

娘と一緒に料理する時間は本物である。


だから明日は、

娘とゆっくり料理をしようと思う。

そして願わくば、

食べ終わった頃に、

一度くらい。


「パパ大好き」


が出ますように。



できれば月30回のペースを、

維持できますように。


そして、

肝心の〇〇くんとの対面は、

お盆明けまでお預けである。

俺はまだ、

顔も知らない。

声も知らない。

どんな子なのかも知らない。

分かっているのは、

・別のクラス。

・年上。

・待ってくれる。

・見てくれる。

・丁寧に教えてくれる。

・優しい。

そして、娘が大好き…。


……。

会ってもいないのに、

〇〇くんの人物像だけが、

俺の中でどんどん完成していく。

この分析は、

いつまで続くのだろう。

お盆明けに本人と会うまで、

ずっと続いているかもしれない。

いや。

たぶん、続く。

全国の娘を持つパパの皆さん。

第2回緊急会議は、まだ終わりません。


#パパの緊急会議発令

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