舞台『エリザベート』聖地巡りの中欧旅 2日目②(ウィーン観光)
🐎10:00 馬車博物館
シェーンブルン宮殿を見終わったら、同じ敷地の中にある「馬車博物館」へ。
ここはあまりガイドブックとかに載ってないのですが、エリザ好きなら絶対行くべき場所!
入場料は別料金で、確か2,000円程度?
庭の入り口と反対側、宮殿に向かって右手に進むとあります。扉が閉まっていたのですが、恐る恐る入ってみたらちゃんと開館中でした。
チケット売り場のオジサンが気さくな方で、「日本人でしょ?ここにニコニコ笑って入ってくる人は大抵日本人だ」と言ってました😂😂同じようにホクホクニタニタ顔で聖地巡りしてるオタクが多いから!?
さて、まず中に入ると、デーンと登場する馬車の大きさに驚きます。写真じゃうまく伝わらないかも。
「馬車」と聞いてあまりイメージが掴めてませんでした。

もとはフランス製で、ナポレオンがイタリア(ナポリ)に入るときに使われたもの。フランツが買いつけてハプスブルク家の装飾を施した。
本当に大きくて装飾も豪華絢爛。
双頭の鷲も迫力ある。
パレードのフロートを見てる感覚です。実際、当時目線だとそうなのかも。
ちなみに、説明はドイツ語と英語両方で書かれているので、読みながら進みます。

レプリカでない本物のドレスはむしろ馬車博物館がいちばん多かった気がします。


ちなみに、この大きな肖像画はレプリカがバートイシュルのカイザーヴィラに飾ってあった気がします。


ウィーン宮廷で造られた個人用馬車で最も高価なものらしい。これが個人用!?
写真で伝わるかわからないけど、光沢のある黒と金が気品&迫力ありまくりです。8頭の白馬が引いていたらしい。

そして紋章の迫力がすごい。

質素で実用的な造りになっていたそう。

ルドルフを失ってから死去するまでの約10年間、常に喪服で過ごしました。
あまりにもウェストが細い!


皇居の公園などで遊ぶ際に使用されたそうです。
(これは、さすがに特別な時用のだった気がします)


大人の馬車のミニチュアで、
しっかりとハプスブルクの紋章と王冠の装飾が入ってます。
2頭のポニーが引いていたようです。

馬も馬車も想像の2倍は大きくて迫力がすごいんです。
これは1867年6月8日、エリザベートがハンガリーの戴冠式に向かう際に使った馬車。
エーヤンエーヤンハンガリー!

馬車は「車輪上の玉座」と言われたようですが、
そりゃあこのパレードを見たらエーヤンしたくなる。

これはマリア・テレジアがスペイン乗馬学校での競技の中で使用した馬車。
女帝としての権威や強さを示すために政治的にも重要でした。

シシィもシェーンブルン宮殿内を大きなそり型馬車で走るのが好きだったそう。

フランツは生涯で約125回も、帝国の隅々まで旅したそう。
長距離移動の際は、このベッドつき馬車を使っていたらしい。
シンプルながら、塗りが高級&大きな金の紋章で気品があります。

エリザベートは馬が大好きで、愛馬をたくさん描かせていたようです。
馬術にも長けていて(当時の馬術大会のトップだったよう)
愛用していた馬具の展示もありました。
最後は、エリザベートの晩年の馬車です。

エリザベートは、後年は鉄道で移動することが多かったのですが、着いた先で馬車を借りなくていいよう、宮廷馬車も常に連れてきていたらしい。
目立たない小さな街乗り馬車で、屋根部分は開けることもできました。
暗殺後、特別な記念品として保存されたものだそうです。

1898年9月17日、ジュネーブで亡くなったエリザベートをウィーンへ運ぶ際に使われた霊柩車です。
中央に棺を乗せるところがあります。


8頭の黒馬が引いていたそうです。
18年後の1916年、亡くなったフランツもこの馬車に乗ってカプツィーナ霊廟に運ばれました。
あまりの迫力に打ちのめされ、足元フラフラになりながら馬車博物館を出ます。ハプスブルク家の「権威」をいちばん生々しく感じたのは、この馬車博物館でした。
こんなにもすごいものが本当に道を走っていたんだ……と。
🛏11:30 王宮家具博物館
10:40頃にシェーンブルン宮殿を出て、また60番トラムに乗ってWestbahnhof(ウィーン西駅)へ戻ります。
そこから賑やかな通りを歩いて12分、王宮家具博物館です。


王宮家具博物館は、購入していたシシィチケットに含まれています。ちょっと他の観光地とエリアがちがうので、行かない人も多いようですが、エリザ好きはやっぱり行ったほうがいいところです。
開館時間は10:00〜17:00。

そもそも「家具博物館」とは、ただ家具を展示しているだけでなく、ハプスブルク家の歴史の中で培われた家に関する様々な文化や仕来たりなどを継承する役割を担っているようです。
現在でも、国と国同士の公式な食事会の際には、この家具博物館が食事会場やテーブルセットを監修するらしいです。
また、ナチス占領下でユダヤ人から取り上げた様々な家具や金品を、元の持ち主を探して返還し、歴史的に貴重なものは正規の価格で買い戻して保存する仕事もしているようです。写真は撮っていなかったのですが、そういった貴重な資料も展示されていました。オーストリアの文化の保存のために、大切な博物館とのこと。
とても広いので、そしてハプスブルク家から現代まで幅広い展示があるため、すべてをじっくり見るのは難しかったです。
ここも日本語の音声ガイドがあります。
音声ガイドは3構成くらいに分かれていて、エリザベートに興味がある人用のコースがあったので、それに従って進みます。
(舞台というよりは、映画『シシィ』を意識した説明になっていました。映画と史実を比較した説明があったりなど)


全部で3枚あるそうなのですが、どれもレプリカではなく本物らしい。
本物をこんな近くで野ざらしで見ていいんですか!?
(しかもあんまり人がいない)



こっちは流石に贈答品で普段使いはされなかったようです。
頭側のところを貝殻が覆っていて、内側に鷲がいます。
足側にも相当の鷲がいますね。



後ろには馬に乗っているかっこいい肖像があります。


皇帝は、何かしら技術を極める必要があり、フランツは農業だったそう。

王座~♪
フランツはほとんどの時間を執務室で過ごしたので、座る時間は短かったよう。

装飾がハンガリーで可愛い!
ここでのシシィはのびのび過ごし、楽しんでいたそう。

シンプルなシングルベッドです。
壁は宮殿を再現してスミレ色で、ハンガリーでの狩りの様子を描いた絵がかかっています。中央の白い馬に乗っているのがシシィ。


美しさが武器だった彼女ですが、幼い頃から人目にさらされる生活の中で、段々と不躾な視線から身を守るように扇子や日傘を多用するようになったようです。
30歳を超えてからは写真を撮ることを禁じ、
人前で顔を見せることもなくなりました。
そして、ここからはかなりお目当てだったものです。

直筆の手紙や本、タバコ、髑髏の形のペーパーウェイトも、すべて本物。
「うたかたの恋」を思い出してグッときます。柚香光さんが好きなのもので。

1889年1月30日ルドルフとマリーが心中した、まさにそのベッドが保存されています。

ルドルフは心中(禁忌の殺人&自殺)で亡くなったからか、ウィーン内でグッズや肖像を見かけることは少ないです。
マイヤーリンクに行くとルドルフ関連の展示もたくさんあるようですが、今回はそこまで行くのは難しく…(郊外なので、車で行く必要があります)
そんな中で、貴重なルドルフの成人時代の痕跡。
見れてとてもとても満足しました。
また長くなったので、
続きは2日目③へ⛪
