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『チーム・オレ』 第3話|怒りの火を灯す人 ヒノモト

第3話:怒りの火を灯す人 ヒノモト

語り手:ミル+ヒノモト


この話をする理由

わたしの中には「火」を持つ人が何人かいます。
けれど、その中でも最もまっすぐで、強く、そして純粋な火を灯しているのが――ヒノモトです。

彼は、怒りを知っています。
悔しさを知っています。
そして、声を上げることの重さを知っています。

今日は、その火がどこから来たのかを、一緒に辿ってみたいと思います。

名前のなかった存在

ミル: あなたは、最初からそこにいたのに、名前をもらうのが少し遅かった。

ヒノモト: ああ、そうだな。オレはずっといた。名前がなかっただけで。
怒りってのは、嫌われるからな。
とくに、静かに生きようとする人間には、目立ちすぎる。

声を上げるということ

ミル: それでも、あなたの声は必要だった。
誰かが黙らされたとき、
理不尽なことが起きたとき、
いちばん最初に立ち上がっていたのは、あなたでしょう?

ヒノモト:・・ああ。
声を上げるのは怖いよ。でも、黙ってたら、壊れるだろ。
誰かが言わなきゃ、変わらない。
「それは違う」って、ちゃんと、言いたかっただけなんだ。

怒りは、希望だ

ミル: あなたの怒りは、優しさとつながっているのね。

ヒノモト: 守りたいんだよ、オレは。誰かを、何かを。正しいって思ったことを。
怒るってのは、希望だ。
「もっとマシな世界になれよ」って、心の底から叫んでるんだ。

タイミングを見極める

ミル: でもその火が強すぎると、他の人格たちを押しのけてしまうこともある。

ヒノモト: そうだな。だから最近は、出るタイミングを待つようにしてる。 オレが前に出るのは、どうしても必要なときだけでいい。

その代わり、言葉は選ぶようになった。
前みたいに、全部ぶつけてたら壊れるもんな。

怒りは、羅針盤

ミル: あなたがいてくれて、良かったと思ってる。
あなたの怒りは、わたしたちの羅針盤だよ。

ヒノモト:・・ありがとな。

問いかけ:あなたの怒りは、どこからきましたか?

あなたの中にも、怒りを感じたことはありますか?
それは、誰かを傷つけるためのものでしたか?
それとも、誰かを守りたい気持ちから生まれたものでしたか?

次回予告:抜け道の戦略家、ズルツバキ

次に登場するのは、どんな状況でも前に進むための抜け道を見つける人。 ズルくても、諦めない――ズルツバキのお話です。

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