加速し、混迷する情報社会を生き抜くための「デジタル黙示録」! フェイクニュースの蔓延、陰謀論の跋扈、世界情勢の急速な不安定化。生成AIの進化もあいまって、私たちを取り囲む「不安」は多様化し加速しているかに見える。しかしその不安はどのような意味で危険で、どこまでが対策すべき事象なのか。たとえば偽情報・誤情報を「ファクトチェック」すればするほど、悪意を持った発信者たちの思う壺になるのだとしたら……? 「偽情報・誤情報問題の現状」「日本の偽情報・誤情報対策」「暴力と紛争の増加」「医療とサイバー防衛」「移民兵器」という最新論点を専門家5名が徹底解説する本書は、加速し混迷する社会の実像を明るみにし、生き抜くための来るべき「デジタル黙示録」である! *以下、本書目次より抜粋 はじめに 「デジタル黙示録」 真偽を問う意味もない コロナ禍を契機にデジタル黙示録の時代が始まった 各章の内容 第1章 情報の半分以上が偽・誤情報になる 一田和樹 第2章 日本の偽情報・誤情報対策の見取り図 石井大智 第3章 暴力と紛争の増加 安全保障上の新論点と新展開 黒井文太郎 第4章 医療を守るサイバー防衛 国家と現場をつなぐ防衛戦略 岩井博樹 第5章 移民兵器:人道と安全保障の狭間で 石川雄介 おわりに
※2026年8月18日 15:33時点
「事実」を知ることはできるのか 世論工作、認知戦、分断、炎上、誤導、プロパガンダ、ディープフェイク…… どうすれば「事実」を知ることができるのだろう 第一線の研究者、専門家による知見を集約した 「わたしたちの現在とこれから」を知るための一冊 第一線の専門家がそれぞれの視点から浮かび上がらせるデジタル社会の「見えざる手」。日常生活から政治・軍事にいたる手法や対応を、豊富な実例と図表を交えてわかりやすく総覧す る。これからを生きるための必読書。 ◆目次◆ 第1章 デジタル影響工作とはなにか 一田和樹 第2章 デジタル影響工作のプレイブック 齋藤孝道 第3章 世界のメディアの変容――メディア革新と影響工作の新次元 藤村厚夫 第4章 日本のニュース生態系と影響工作 藤代裕之 第5章 デジタル影響工作に対する計算社会科学のアプローチ 笹原和俊 第6章 ロシアによるデジタル影響工作 佐々木孝博 第7章 権威主義国家によるデジタル影響工作と民主主義 川口貴久 第8章 各国のサイバー空間における活動と影響工作 岩井博樹 == 各執筆者略歴 ======================================= ■一田和樹(いちだ・かずき) 明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。コンサルタント会社社長、プロバイダ常務取締役などを歴任、日本初のサイバーセキュリティ情報サービスを開始。2011年『檻の中の 少女』を刊行し、サイバーミステリを中心に文筆業を営む。『フェイクニュース 戦略的戦争兵器』の刊行をきっかけに影響工作の調査や研究を請け負うようになり、現在にいたる。ニ ューズウィーク日本版、ScanNetSecurityなどに不定期に寄稿。近著『ウクライナ侵攻と情報戦』。 ■齋藤孝道(さいとう・たかみち) 明治大学理工学部情報科学科教授。明治大学サイバーセキュリティ研究所所長。レンジフォース株式会社・代表取締役。専門は、情報セキュリティ技術全般。特に、Webブラウザフィンガ ープリント技術、サイバー影響力工作などAI技術応用。IPA情報処理安全確保支援士試験委員、NICT 高度通信・放送研究開発委託研究評価委員会専門委員など歴任。著書に『マスタリン グ TCP/IP 情報セキュリティ編』第2版(オーム社)。 ■藤村厚夫(ふじむら・あつお) 2000年に株式会社アットマーク・アイティを創業。2005年に合併を通じてアイティメディア株式会社 代表取締役会長。2013年にスマートニュース株式会社執行役員/シニア・ヴァイス・ プレジデントに就任。その後、2018年より同社フェロー。特定非営利活動法人ファクトチェック・イニシアティブ副理事長、一般社団法人インターネットメディア協会理事。 ■藤代裕之(ふじしろ・ひろゆき) 徳島新聞で社会部や文化部で記者。NTTレゾナントでは、ニュース編集や新サービスの立ち上げを担当した。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)代表運営委員。国内のフェイクニュ ース研究にいち早く乗り出し、2017年に『ネットメディア覇権戦争』(光文社新書)を出版しニュースメディアの構造が課題であることを指摘、2021年には具体的なフェイクニュース事 例がどのように生成・拡散するかを追った『フェイクニュースの生態系』(青弓社)をまとめた。 ■笹原和俊(ささはら・かずとし) 2005年東京大学大学院総合文化研究科修了。理化学研究所BSI研究員、日本学術振興会特別研究員PD、名古屋大学大学院情報学研究科講師を経て、現在、東京工業大学環境・社会理工学院 准教授、国立情報学研究所客員准教授(兼任)。2009年カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員、2016年インディアナ大学ブルーミントン校客員研究員。主著に『フェイクニュー スを科学する』(化学同人)がある。 ■佐々木孝博(ささき・たかひろ) 広島大学大学院人間社会科学研究科客員教授、富士通システム統合研究所安全保障研究所主席研究員、東海大学平和戦略国際研究所客員教授、明治大学サイバーセキュリティ研究所客員 研究員。1986(昭和61)年、防衛大学校卒業後、海上自衛隊。護衛艦ゆうべつ艦長、在ロシア防衛駐在官、統合幕僚監部サイバー企画調整官、指揮通信開発隊司令、下関基地隊司令を経て 、2018年退官(海将補)。ロシアの軍事・安全保障、情報戦、サイバーセキュリティ、インテリジェンス問題などを専門。著書に『近未来戦の核心サイバー戦 情報大国ロシアの全貌』 『現代戦争論 超『超限戦』』(共著)などがある。 ■川口貴久(かわぐち・たかひさ) 東京海上ディーアール株式会社主席研究員。専門は国際政治・安全保障、リスクマネジメント。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了、これまで慶應義塾大学グローバルリサー チインスティテュート(KGRI)客員所員、一橋大学法学研究科非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、キヤノングローバル戦略研究所外交・安全保障グループ スタッフ等を兼任 。主著に『ハックされる民主主義』(土屋大洋との共編著)『ウクライナ戦争と『ナラティブ優勢』をめぐる戦い』他。 ■岩井博樹(いわい・ひろき) 2000年、情報セキュリティ会社でセキュリティ・オペレーション・センターの攻撃分析業務や、インシデント対応、セキュアサイト構築などの業務に従事し、2013年より監査法人にてコ ンサルティングや脅威分析の業務を担当。2018年、脅威インテリジェンス企業として株式会社サイントを設立し現在に至る。政府関係の組織にてセキュリティ系のアドバイザー職や専門 官などを拝命。
※2026年8月17日 4:33時点
ロシアによるウクライナ侵攻では、情報戦という名の「見えない戦い」が繰り広げられている。 クリミア侵攻以来、周到に積み上げられてきた、ロシアによる自他国の世論誘導工作とプロパガンダ戦略は、世界に大きな分断をもたらした。 海外研究機関の各種報告から読み解く、現代の情報戦最前線と民主主義の危機とは? 【一部内容】 陰謀論コミュニティに食い込むロシア ウクライナ侵攻で「日本からは見えない」もの 世界に展開するロシアのプロパガンダツール ロシアのネット世論操作と監視システム 危機を迎えている民主主義
※2026年8月1日 2:33時点
あなたの常識をチェックする50問で世界を正しく知ろう! いきなり文庫! 「民主主義は世界の主流ではない」「Twitterは世界のSNS利用者トップ10には入っていない」って知っていましたか? 意外な事実が盛りだくさんの世界情勢やインターネットの最新知識を、クイズ形式で学べる1冊。知っているようでよくわからないアレコレ、この機会に確かめてみませんか。世界の時事ニュースなどを深く掘り下げるコラムも収録、「いま」の世界のかたちがわかります。
※2026年8月8日 13:31時点
時は大正。帝国主義が台頭し大衆文化が華やいだ裏で、残虐非道・理解不能な怪事件が多発した鮮血の時代。「特殊脳犯罪対策班ゲヒルン」、ついに解体! 居場所を失った知解子は、ゲヒルン解体の裏に班長・片目金之助の思惑(クーデター)があることに気づく。抵抗を試みるも、恐るべき計画は修復不可能なレベルで動きだしていたーー。 猟奇思想犯〈サイコ〉を狩る超常的知能者〈サイコ〉たち「特殊脳犯罪対策班ゲヒルン」の美しくも醜悪な犯罪捜査活劇、これにて完結。
※2026年8月19日 10:33時点
本書では主にサイバー関連の用語を中心にとりあげている。扱っている話題は人物、事件、概念など多岐にわたる。いずれも技術解説書ではあまり見かけることはないが、新しい時代を知るために必要な言葉である。たとえば「黒人人権運動(Black Lives Matter)」は一見するとサイバー用語でもないし、サイバー事件でもない。しかし、アメリカで起きた「黒人人権運動」は全土に飛び火し、各地の警察がSNS監視ツールを導入するきっかけとなった点で重要だ。 「RT」や「スプートニク」はいずれもロシアのメディアであり、やはりサイバーと関係ないように思える。しかし、このふたつはロシアが世界に対して行っているネット世論操作の重要な武器となっている。スプートニクには日本語版もあり、ふつうのニュースサイトと勘違いして引用して拡散している日本人も少なくない。 サイバー用語であっても、あまり耳にすることのない言葉も多い。「ネット世論操作産業」は世界中に広がっており、その最前線を走っているのは社会インフラとしての監視システムを提供しているファーウェイやZTEである。これらの企業が社会インフラを提供した国のマーケットに参入しようとする企業は、嫌でも彼らのシステムとの互換性あるいは相互運用性を考慮しなければならない。それは民主主義を信奉する「完全な民主主義」の国から見た場合、民主主義を否定しかねない行為であり、人権侵害を支援する行為に映る。しかし経済便益のためにはやらざるを得ないと考える経営者や政治家もいるだろう。もはやサイバー技術を単体として語れる時代ではないのである。 本書を読む前に、技術で語れるのはサイバーのごく一部に過ぎないことを知っておいていただきたい。プロローグのクイズでご紹介したように、サイバーとはあまり関係がないように思われる分野もサイバーから大きな影響を受け、変容している。本書では、そうした社会の変容につながる言葉と、その背景となった事件を選んで解説する。(「本書の立場」より) 【目次】 プロローグとしての13のクイズ すでに我々は「新しい世界」にいる サイバー社会用語 人名 組織 名称 事件とイベント 一般名詞・概念
※2026年7月4日 19:31時点
不器用な少女が、「天才ハッカー」になるまで。 少女たちの成長を描く青春サイバー小説! いきなり文庫! 都内の高校に通う希美は、ロボットのような受け答えをする風変わりな同級生・佐野良子が気になって仕方ない。美人だが変人の彼女にちょっかいを出すうち、親しくなってゆく。良子は希美が持つパソコンに興味を抱き、部屋に入り浸るようになり──。インターネット黎明期、のちの天才ハッカーがいかに誕生したか、そして現代、彼女と次世代の天才の邂逅と活躍を描く、青春サイバーサスペンス。
※2026年7月29日 17:33時点
日本でも見られるネット世論操作はすでに「産業化」している―― 「ハイブリッド戦」を理解せずにフェイクニュースを語ることはできない――。いまやネット世論操作は「産業化」している。そして、一方で日本でも進行する民主主義の危機はこの「ハイブリッド戦」への移行を意味しているのだ――。 フェイクニュースがここまで大げさな話になっていることには理由がある。ネット世論操作は近年各国が対応を進めているハイブリッド戦という新しい戦争のツールとして重要な役割を担っている。ハイブリッド戦とは兵器を用いた戦争ではなく、経済、文化。宗教、サイバー攻撃などあらゆる手段を駆使した、なんでもありの戦争を指す。この戦争に宣戦布告はなく、匿名性が高く、兵器を使った戦闘よりも重要度が高い。EU、アメリカ、ロシア、中国はすでにハイブリッド戦の態勢に移行している(あるいは、しつつある)。そのためフェイクニュース、ネット世論操作はハイブリッド戦という枠組みの中で考える必要がある。単体でフェイクニュースのことを取り上げても有効な解決策は生まれない。(略)本書ではハイブリッド戦を軸に多面的にフェイクニュース、ネット世論操作を考察したい。(「はじめに」より)
※2026年7月30日 4:32時点
原発上空に浮かぶ核廃棄物。爆発までのタイムリミットは48時間 核×サイバーテロ×国際緊張関係 いま起こりうる危機をリアルに描く 韓国の原発がハッキングされ、放射性廃棄物をつり下げたドローン制御の気球が100基、空に浮かんだ。犯人の要求は「竹島の独立」。日本海沿岸の原発が破壊されれば日本が最大の被害を受けるが、韓国国内の事件には手出しできず、要求内容から日本の関与も疑われている。与えられた猶予は、48時間。疑心暗鬼の日韓にアメリカ軍需企業の思惑も交差する事件のゆくえは!? 現代を描くサスペンス!
※2026年7月8日 0:32時点
時は大正。帝国主義が台頭し大衆文化が華やいだ裏で、残虐非道・理解不能な怪事件が多発した鮮血の時代。 帝都を騒がすよこしまな犯罪者を取り締まるため集められたのは、元殺人鬼、人形女給兵団、地味すぎる異能者――猟奇思想犯<サイコ>を狩る超常的知能者<サイコ>たちだった。 内務省直属秘密組織「特殊脳犯罪対策班ゲヒルン」の美しくも醜悪な犯罪捜査活劇、ここに開幕!
※2026年8月6日 14:33時点