生きるいのち
・・・全生涯を支配するおぞましい限りのしがらみのあれこれが立ち消えに消えてゆき天涯孤独の身という言い回しが不正確なものであると理解され、
嘆息の中に生まれ来るくたびれた希望でさえも心慰む笑い声に匹敵すると思い・・
・・不安定な生に安定した意味を授け・・
・・のべつ流動している万物を包括し消えがたい印象を与え続ける命(いのち)は・・
・・ごく自然な成り行きとして美しく生き幸福に死んだという至上の答えを導き出す・・ ー丸山健二氏「生きる命」より抜粋
ごく自然な成り行きとして美しく生き幸福に死んだという至上の答えを導き出す。
岩に染み入るような語感です。

