「いつの間にやら八十歳になりました。長いこと文学の創作に携わり、あと二年もすると六十周年を迎えます。なぜか元気です。肉体の方はまあまあといったところですが、精神のほうは苦労性のせいなのか研ぎ澄まされる動きを止めません」…… 23歳で芥川賞を受賞しデビュー、小説家としての人生をフルスロットルで駆け抜けてきた著者が、齢80を過ぎて至った境地。小説と同じく丹精した庭に佇み去来するよしなしことを、時にユーモアを交えてストレートに綴った、掛け値なしに「元気をもらえる」エッセイ集!〝いぬわし書房〟ホームページの同名連載の書籍化。 目次 初めまして 何はともあれ、生きてみようか 何が面白くて生きるのか この世のいっさいは幻想 幸福は葉陰から覗くサクランボ 「いいよねえ、この感じって」 春の嵐の最中に 駄目なものは駄目 時は常に朧なり 美の基準はどこに 物事の始まりは決まって華やか ヤドリギはどっち ほかに道はなかった 華があるのに渋い花 らしくない小説家? 現在より偉大な過去はない 苦悩と情熱にあふれ返る現世 「人生なんてさあ……」 「死が癒してくれるよ」 「生きたまま現世を超える?」 「死ぬまで振り返らないぞ」 「自分を買い被ってやろうかな」 「天然記念物であらせられるぞ!」 「光を浴びてから死のうか」 最後の勝利者は誰? 小説家のサガって何? ……ほか
※2026年8月4日 15:32時点
およそ半世紀前、弱冠23歳で書いた処女作で文學界新人賞と芥川賞をダブル受賞し、文壇に衝撃を与えた著者が、その後、安曇野に住まい、中央の文芸ジャーナリズムとは一線を画した姿勢を貫きつつ、ひたすら作家としての研鑽を積み上げてきた。 そして今……デビュー作「夏の流れ」と、推敲を重ねながら初めて小説の面白さに目覚めたという第二の処女作「河」の2編に徹底的に手を入れ、改めて世に問う!
※2026年8月5日 21:31時点
登場する人物たちは、あなた自身であり、あなたの知らないあなたであって、あなたの預かり知らないあなたではない。 8点の絵画から飛びだした、あらゆる生を営む数十名が、命の瞬間の飛沫をほとばしらせる! 文学の鉱脈をひたすらに深く掘り進む小説家・丸山健二の、新たなる試みの一冊! 8名の豪華個性派アーティスト(熊谷守一 熊田千佳慕 堀内康司 國司華子 宮忠子 野田弘志 高島野十郎 寺田真由美)の8作品を発想源に、この世に生まれ通り過ぎていく、無数の人生の物語をすくい取る。 運命の悪戯により時に悲しくも滑稽な顛末を向かえることもある、私たちの生き様を拾い上げ、洗練を極めた文章によって、忘れられない一瞬として描き切る。
※2026年8月6日 21:32時点
「好き勝手に生きていい人生だということを本当に理解しているのか」 ──仕事、親、学歴、国家、宗教、恋愛、死について 真っ向から挑んだ孤高の作家の人生論。 「心の目を開け! 」と唱え、やりきれない世を生き抜く力を与えてくれる〈丸山流儀〉の待望の文庫化。 (目次より) ・親が在っての自分という発想は、猛毒だ ・どんな仕事で食べてゆくかによって、本当の自立になるか、本物の人生になるかが決まる ・国家が国民のものであったためしなど古今東西ない ・賢愚の差を決定づけるのは、脳みその量ではない ・好き勝手に生きていい人生だということを本当に理解しているのか ・生ける屍をめざしてどうする ・人は金と名誉に弱い。弱すぎる。そして、不安と恫喝に弱い。弱すぎる ・恋愛ほど現実的なものはない ・人は考えるために生まれ、考えることで命を燃焼させ、考えるからこそ存在意義を確保できる ・生の奴隷となっても、死の従者となるべきではない
※2026年7月29日 16:32時点
自分の人生を生きるのに誰に遠慮がいるものか。あきらめるな。 不断の抵抗こそ、人生の証だ──。 個人とは? 社会とは? 家族とは? 国家とは? 精神の喜び、そして孤独とは? 社会の偽善を看破し全篇140字のツイートで「生きる意味」を問う、 孤高の作家のプロテストソング。 読むだけで〝この世を生き抜く力〟が湧いてくる魂のフルスロットル言霊集、 ついに誕生! 〈人間として人間らしくありたいと本気で願うのならば、生涯にわたって持ちつづける必須条件、それは抵抗と反逆の精神にほかならず、ほかの何かでは断じてなく、その崇高な闘いの継続こそが、真っ当な人生を真っ当に生きた証しになり、そこにこそ生きる意味と意識と目的とがしっかりと秘められている。〉 (目次より) I 社会のなかで個人でいるには II 家族や国家を過信してはならない III 精神と心を育むものとは IV 孤独を恐れてはならない
※2026年7月29日 17:33時点
※2026年7月18日 21:31時点
無秩序と混沌のなか、 希望と絶望とに引き裂かれ、繰り広げられる、 独語にも似た人生の意味と価値をめぐる葛藤を 圧倒的筆力と文体で幻視する黙示録。 丸山健二文学の新たな最高傑作誕生! 待望の書き下ろし長篇、一挙刊行!
※2026年8月2日 5:31時点
アンソロジーシリーズ第4弾 「食」をテーマに編んだアンソロジーシリーズも、おかげさまで、カレーライス、お弁当、おやつに続く第四弾となりました。 今回は、趣きをガラリと変えて「ビール」をお届けします。暑い夏を迎える季節にグイッと一杯。名文家たちの「ビール」について熱い思いを飲み干してください。
※2026年8月16日 6:31時点
あの時のラーメン、あの土地のラーメン……ラーメン大好きで有名なあの人も登場?! ラーメンにまつわる名随筆32編を収録。読めば美味しい気持ちになる、大好評シリーズ「おいしい文藝」第二弾。 ------------------------------- シリーズ「おいしい文藝」第2弾。 「ラーメン」をめぐる名随筆32篇。 椎名誠 ----駅裏路地裏裏ラーメンの謎 宮沢章夫 ----度を越す人 川本三郎 ----相撲とラーメン 角田光代 ----はっこいラーメン 池上永一 ----麗しの愛人ラーメン 吉村昭 ----幻のラーメン 津村記久子 ----すべてはこってりのために 久住昌之 ----悪魔のマダム 町田康 ----静謐なラーメン 島本理生 ----ラーメン女子の実態 内澤旬子 ----ソウルフードか、ラーメンか? 内館牧子 ----ラーメン 東海林さだお ----午後二時のラーメン屋 村松友視 ----酒のあとのラーメン 千葉雅也 ----タナトスのラーメン 林静一 ----屋台のラーメン 丸山健二 ----仙台のラーメンとホルモン焼き 片岡義男 ----焼き餃子とタンメンの発見 池部良 ----そば大会 丸谷才一 ----日本ラーメン史の大問題 北杜夫 ----真夜中のラーメン 開高健 ----ラーメンワンタンシューマイヤーイ 古波蔵保好 ----「元盅土鶏麺」という名のソバ 荒木経惟 ----カルロ・パンティとベトナムラーメン 馳星周 ----トルコ風ラーメン 藤子・F・ 不二雄 ----あこがれのラーメン 藤子不二雄A ----あこがれのラーメン 森下典子 ----わが人生のサッポロ一番みそラーメン 曽野綾子 ----ラーメン時代 沢木耕太郎 ----仏陀のラーメン 吉本隆明 ----ラーメンに風情はあるか 江國香織 ----最近の至福 石垣りん ----ラーメン
※2026年8月7日 17:32時点
全てを捨てた男は死に場所を求め故郷に戻った…かつて妹が惨殺され、弟は罪を犯し失踪、母が毒を呷り、父が病死した無人の我が家へ----著者最高傑作が、全面改稿&大幅加筆の完全版で刊行!
※2026年8月3日 11:32時点