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【幸せな移住Vol.16】『田舎暮らしに殺されない法』、後半の書評です これでもあなたは移住しますか? を突きつけられます

VOL.8で、『田舎暮らしに殺されない法』(丸山健二・朝日出版)がいかに移住者に安易に移住を考えるな、田舎はそう簡単に定住できる場所ではない! あなた方は幼稚だ! ということを突きつける本であるかを書きました。

この本は、名著とはいえるものの、とにかく読んでいると、移住希望者・移住者にとっては気持ちが滅入ってくるのです。私自身は、2020年11月に東京・渋谷から佐賀県唐津市に移住する前に読み「それでもお前は唐津に行くのか?」を突き付けられた。「はい、行きます」となったのですが、改めて読むとやはりかなり厳しい本です。

そのため、精神を破壊され、1回ですべてを書評できなかったのですが、今回は後半について書評します。後半の章立てはこうなっています。

・「付き合わずに嫌われる」ほうが底が浅く、「付き合ってから嫌われる」ほうが数倍も根が深い
・「第二の人生」について冷静に考えよ
・「老後の現実」を直視せよ
・あなたを本当に救えるのは、あなた自身である

前半よりも、より移住を題材とした「人はいかにして生きるか?」という構成になっております。恐らく著者の意図としては「私は移住についてここまで厳しい現実を述べてきた。それでもあなたは移住をするか? まぁ、ここまでよくぞこの本を読めたな。その点については貴殿の本気度は理解した」といったところにあるのではないでしょうか。


それではいくつか引用します。

排他的で閉鎖的な地元住民たちにどうにかして受け入れてもらいたいといった積極的なアプローチは避けたほうがいいでしょう。仲間に加えてもらえるためとあればどんな妥協も辞さないというような卑屈な物腰は、両者の立場を対等のものにするという交際の基本を自ら崩してしまうようなことにもなりかねないからです。
早い話が、舐められ易い立場に位置付けられて、以後、ひどく軽い扱いを受けつづけることになるかもしれないのです。よそ者である上に、御しやすい小者だというレッテルまで貼られてしまい、折にふれて屈辱を味わう羽目になることでしょう。

はい、この通りです。たとえば、地元の人に受け入れてもらおうと、積極的に高齢者の病院への送り迎えを買って出たとしましょう。最初と次ぐらいまではかなり感謝されますが、それがいつしか「当たり前」になってしまう。そして「15時に迎えに来てって言ってたのに、なんで15時10分なの!」なんて怒られてしまう。

高齢者はウザい存在になりがち、それは現実である

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