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シンブンガクの可能性

「丸山塾」が目指して止まない〈シンブンガク〉ですが、ひと言でまとめるならば、幅の広さという柔軟性に尽きるでしょう。

いわゆる文学と称せられる世界の許容範囲が無限になるということです。
つまり、奥床しさの極致たる日本語を、人それぞれ思い思いに駆使して作品としてまとめたものであれば、「何でもござれ」というわけです。

およそ六十年間の活動で揺るぎない答えとして出されたのは、言葉による創作ほど、命を有した存在者にまつわる虚しさを見事に解き放ってくれる行為は他にないという厳然たる事実です。
その意味においては、哲学も、思想も、宗教も追随を許しません。
あなたを救うのはあなたが物した文学作品にほかなりません。
精神世界へとわくわくしながら分け入ってゆくための唯一のツール、それが言語です。

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芥川賞作家・丸山健二の超訳「白鯨物語」(原作・メルヴィル「白鯨」)の連載を始め、小説、コラム、エッセイなどを収録した、言葉を駆使するエクス…

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