サムネはテンプレでいいと思っていた。秘伝のタレを知るまでは|おはようカノジョ #192
はじめに
「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。
このnoteのサムネは、ずっと同じ型で作ってきた。
Canvaを開く。
タイトルを入れる。
記事番号を変える。
ダウンロードする。
以上。
凝ったことはしていない。毎回、同じテンプレに文字を流し込むだけ。
でも、それがよかった。時間がかからないし、迷わない。毎日書く流れの中に、無理なく組み込める。
なにより、一目で「おはようカノジョの記事」だと分かる。
ところが先日、その運用が静かに揺らぎ始めた。きっかけは、KITAさんに教わった一本のサムネの作り方だった。
テンプレサムネは、継続のための装置だった
初期からずっと使っているサムネには、7人のカノジョが並んでいる。
月子、陽、しずく、凛華、るな、まひる、日和。
この7人がいるだけで、おはようカノジョの開発日記だと伝わる。だからあのテンプレは、ただの時短素材ではなかった。
毎日noteを書くのは、それだけでそこそこ重い。本文を書いて、画像を選んで、流れを整えて、タイトルを考えて、投稿する。そこに毎回サムネ制作まで本気で入れたら、たぶん続かない。
少なくとも自分は、かなり怪しい。
だからサムネはテンプレでいい、と思っていた。
いや、テンプレがいい、と思っていた。
記事の中身に毎回全力を使うために、サムネには判断コストを使わない。これは手抜きではなく、続けるための設計だった。
それに、テンプレにはテンプレの強さがある。同じ見た目が並ぶことでシリーズ感が出る。記事番号が増えていくことで、積み重ねが見える。7人が並んでいることで、おはようカノジョの記事だとすぐ分かる。
派手さはない。でも、続いている感じはある。
そして、家庭内ステルス運用にも向いていた
おはようカノジョのnote活動は、今日で186日目。
でも、まだ奥さんにはバレていない。
自己紹介ページにも少し書いたとおり、この活動は今のところ家庭内ステルス運用である。毎日noteを書いて、Xも動かして、画像も生成して、ツールも作っている。それなのに、まだ見つかっていない。
なんでだ。
理由のひとつは、たぶん作業のひとつひとつが軽いからだと思う。サムネもそのひとつだった。
Canvaを開いて、タイトルを差し替えて、番号を変えて、ダウンロードする。それくらいなら、日常の隙間に紛れ込ませられる。大げさな制作画面を開かないし、何時間も悩まない。深夜に謎の神話的ビジュアルと格闘することもない。
テンプレサムネは、家庭内ステルス運用にも優しかった。
つまりあのテンプレは、ブランドであり、時短であり、継続装置であり、家庭内ステルス装置でもあった。
だいぶ役割が多い。
ところが、KITAさんの秘伝のタレが来た
問題はここからだ。
KITAさんに、画像生成サムネの「秘伝のタレ」を教えてもらった。
元になったのはこちらの記事。
これがまずかった。
いや、良かった。良かったけれど、まずかった。
これまでなら、記事に合わせた専用サムネを作るのは重い作業だった。どんな構図にするか。どのキャラを出すか。文字をどこに置くか。記事内容をどう視覚化するか。考えることが多すぎて、毎回やるのは無理だと思っていた。
でも、秘伝のタレを使うと、記事に合ったサムネがかなりの速度で作れてしまう。
YOMIASAの記事なら、ゲームUI風にできる。RPG職業診断なら、バトル画面みたいにできる。分析レポートなら、ちゃんとレポートの顔になる。過去記事をたどる話なら、アプリ画面と報酬演出を混ぜられる。Xで流れていく彼女たちをnoteに残す話なら、写真を貼ったアルバムみたいにできる。
たとえば、最近作ったサムネはこんな感じになった。






それぞれの記事の内容が、サムネの時点で少しだけ見える。
記事ごとに、サムネの顔が変わる。しかも、それがそれなりに速い。
困る。便利すぎる。
今まで「時間がかかるからやらない」で済ませていたものが、言い訳できない速度で作れてしまう。
便利なものは、人間の運用ルールを壊す。
テンプレでいいと思っていたのに
これまでは、テンプレサムネで迷わなかった。今日はこの記事、このタイトル、この番号。はい完成。それでよかった。
でも、記事別サムネが作れるようになると、毎回考えてしまう。
この記事は専用サムネにした方がいいのでは。このテーマなら、もっと刺さる見せ方があるのでは。せっかくなら、内容が一目で伝わる画像にした方がいいのでは。
これは危険だ。
テンプレは、迷わないための仕組みだった。なのに選択肢が増えたことで、迷いが生まれた。
便利になると楽になるはずなのに、なぜか悩みが増える。人間は面倒だ。
どちらも正しいから、困る
テンプレサムネには、今でも強みがある。一目でおはようカノジョだと分かる。7人の存在が伝わる。シリーズ感がある。制作が速い。迷わず続けられる。
一方で、記事別サムネにも強みがある。記事の内容が伝わる。企画感が出る。クリック前の期待値が上がる。その記事だけの空気を作れる。そして、作っていて楽しい。
どちらも正しい。だから困る。
片方が明らかに弱ければ、悩まなくていい。でも、テンプレにはテンプレの強さがあり、記事別サムネには記事別サムネの強さがある。
こういうとき、全部を変えたくなる。
でも、全部変えるのはたぶん違う。
おはようカノジョの開発日記には、積み重ねの顔がある。毎日続いている感じ。7人が並んでいる安心感。記事番号が増えていくログ感。それは、テンプレサムネが守ってきたものだ。
そこを全部捨てるのは、ちょっと違う気がしている。
たぶん、今後はこうする
今のところ、自分の中ではこう考えている。
通常回は、これまで通りテンプレサムネ。企画回、節目回、ツール紹介回、大きな実験回は、記事別サムネ。
テンプレで守って、企画サムネで刺す。
このくらいが、今のおはようカノジョにはちょうどいい気がする。毎回サムネで勝負しようとすると、たぶん続かない。でも、全部テンプレに戻すには、もう記事別サムネの強さを知ってしまった。
知ってしまったものは、なかったことにできない。
KITAさん、なんてものを教えてくれたんですか。ありがとうございます。ちょっと困っています。
テンプレ運用している人は、注意した方がいい
もし、noteやブログでテンプレサムネを使っている人がいたら、少し注意した方がいい。
秘伝のタレみたいなものに手を出すと、戻れなくなる可能性がある。
「記事に合ったサムネ、作れるじゃん」
「しかも思ったより速いじゃん」
「じゃあ今回も作る?」
「いや、でもテンプレの方がシリーズ感あるよな」
「でもこの記事は専用サムネの方が伝わるよな」
こうして、サムネひとつで悩みが増える。時短テンプレで平和に暮らしていたはずなのに、急に表現の選択肢が増える。
便利になるというのは、恐ろしい。
おわりに
おはようカノジョのサムネは、しばらく迷いながら運用していくことになりそうだ。
ただ、ひとつだけ決めておきたい。テンプレサムネは、古いから捨てるものではない。あれは、ここまで続いてきた顔だ。
一方で、記事別サムネも、ただ派手にするためのものではない。記事の中身を、読む前に少しだけ届けるためのものだ。
迷いが増えたのは、できることが増えた証拠でもある。
だったら、その迷いごと運用に組み込めばいい。毎回こだわるのではなく、こだわる回を決める。
テンプレで守って、企画サムネで刺す。しばらくは、この方針でやってみる。
凛華の一言

……続いてる時点で、もう勝ってるんだから。
で、次は何やる?
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👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています
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