心からの賛成と惜しみない賞賛で人は動く
対人スキルを鍛えたい私とあなたのために、
この本からの学びを共有していきます。少しでもお役に立てれば幸いです。
この本では、
1.人を動かす3原則 (←今回の記事はココ)
2.人に好かれる6原則
3.人を説得する12原則
4.人を変える9原則
の30原則にまとめられています。
今回の記事は、「人を動かす」2つ目の原則について書いていきます。
前回の記事では、批判や非難では人は動かず、理解と寛容を示すことが大切だと書きました。
今回は、人を動かすたった一つの秘訣について書いていきます。
「たった一つの秘訣?」それを知りたいあなたへ。
さっそく見ていきましょう。
1.「偉くなりたいという願望」で人は動く

人を動かす秘訣は、間違いなく、一つしかないのである。
すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。
それが、たった一つの、唯一の秘訣であると、カーネギー氏は熱弁します。
そのためには、相手の欲しがっているものを与えれば良いと。
それが、「偉くなりたいという願望」であり、すなわち自己の重要感だと主張しています。
人間のもつ性情のうちでもっとも強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである
では、相手の自己重要感を満足させるにはどうすればいいのでしょうか?
2.「自己重要感」を高める言葉

自己の重要感を満足させる方法によって、その人間の性格が決まるのである。
つまり、善行で満足する人物、狂人のごとく悪行に走ってしまう人物。人によってさまざまです。
しかしながら、いずれの人物も、その行いによって自己の重要感を得ていることには変わりないのです。
では、人の自己重要感を高めるために、かけるべき言葉とはどのようなものでしょうか?
人を働かせるには激励が必要だと信じている。だから人をほめることは大好きだが、けなすことは大嫌いだ。気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく賛辞を与える。
シュワッブ氏は、かの鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏がUSスチール社の社長として迎え入れた人物です。
つまり、かんたんに言えば、動かしたい人のことをよく観察して、良いところを「ほめる」ということでした。
「なんだ、そんなことやってるよ」とあなたは言うかもしれませんね。
でも、他人が望ましくない行動をしたり、自分の価値観では認められないような人物だったりしたときはどうでしょう?
思わず小言を言ってしまったり、その人物の良いところを見つけるようなことはしないのではないでしょうか。
それでは、人を動かすことはできません。
「ほめる」それに尽きるのです。
3.お世辞とは違う

では、べたぼめ、ほめまくる、いわゆる「お世辞」を言えば良いのでしょうか?
お世辞と感嘆の言葉とは、どう違うか?答えは簡単である。
後者は、真実であり、前者は真実ではない。
後者は心から出るが、前者は口から出る。
後者は没我的で、前者は利己的である。
後者は誰からも喜ばれ、前者は誰からも嫌われる。
お世辞が通じる時もあるかもしれませんが、それは本質ではありません。
偽物のほめ言葉である「お世辞」は、多用すれば、かえって厄介な事態を引き起こすことにもなりかねません。
まとめ|人を動かすたった一つの秘訣とは「自己重要感」を与えること

どんな人間でも、何かの点で、私よりも優れているーーー私のが学ぶべきものをもっているという点で
今回の記事では、人を動かす原則について
「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社
から紹介しました。
人を動かす、たった一つの、唯一の秘訣は、相手の「偉くなりたいという願望」、すなわち「自己重要感」を高めることでした。
そのためには、お世辞のような上部だけのほめ言葉ではなく、その人の長所をじっくり見極め、心からの賞賛を与えることが大切です。
そうすることで、相手に心を開かせ、私やあなたの願う行動を引き出すことができるでしょう。
了
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