GPIFが財務省の国債入札に直接参加することに関する備忘録
GPIFが国債の入札に直接参加という記事がでています。
GPIFが国債入札に直接参加可能に、日銀ネット加入へ - Bloomberg
GPIF、財務省の国債入札に直接参加へ 証券経由を変更 - 日本経済新聞
この対応に、金利が上昇する中で、日本国債の購入を増やすという見方もなされているように思います。
もっとも、それ以上に、GPIFが国債の購入に関し、特定の業者と癒着があったのではという内部通報があったという事件も看過できません。下記がその関連記事ですが、市場参加者の間ではこの事件はかなり広く知られています。実際、市場参加者はGPIFから出てくる議事録を最近ものすごく注目していると感じています。
年金運用の一部、2社に集中 GPIF「国民の信頼損なう」(共同通信) - Yahoo!ニュース
その意味で、GPIFがこのタイミングで入札に直接参加するように意思決定した背景には、癒着問題を受けて、業者に対してオーダーをださないという形をとったとみる人もいます。そのような判断が国債市場においてよかったかは別として、業者との関係上、あり得る選択肢かもしれません。もちろん、GPIFが直接入札に参加するという理由として、様々な要因があるとおもいますが、こういう議論があったことは忘れられる気がするので、私自身の備忘録のために記載しておきます。
なお、国債の入札に対して、業者(PD)を通さずに国債を購入するということ自体は普通に行われていることです。先日、下記で、特会の借入金の入札について記載しましたが、こちらは主に国内銀行が直接参加している入札とされています。
短期国債(TDB)の金利が低く推移していることのメモ|服部孝洋(東京大学)
今回は簡単なメモですが、必要に応じて加筆・修正します。
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