会場で配られた会誌の表紙は、「ようこそ新富へ」というタイトルで、やさい、サッカー、航空自衛隊、ぶどう、ウミガメ満載だった
第64回宮崎県精神保健福祉大会が、新富町の文化会館で開催されました。
雨が降るかと思いましたが、開会のときと、閉会のときには晴れており、雨に遭わずにすんでよかったと思いました。
私は、事前に新富町の10号線沿いのドライブイン「金竜庵」でちゃんぽんを食べてから参加しました。
西都病院の首藤院長から、大会の開式の挨拶をいただきました。
河野知事も出席されて、挨拶をしていただきました。
今回の大会のテーマは、「わたしらしく あなたらしくいきる」でした。
これに触発されたのか、地元新富町の小嶋町長さんが、私はASD(自閉スペクトラム症)だったという話をされました。
大学時代に、自分の好きなことだけはずっと続けることができたが、それ以外は全くだめでした。
教授からは「それがあなたらしさです」と言われたそうです。
挨拶文は用意されていたのですが、ずっとご自分の言葉で話をされました。
今もスケジュール管理がなかなかできないが、回りの職員のおかげでなんとか助けられていると語っていました。
3月末に宮崎大学を退職された前精神科教授の石田先生も来られていました。
「これはカミングアウトですね。大会の雰囲気で、みなさんに伝えようと思ったのかもしれませんね」と感想を述べていました。
テーマは、ほんとによかったと思います。
表彰式の後に、体験発表がありました。
新富町のこころの駅ハッピーパークの利用者の皆さんが、思いのたけをひとりひとり発表しました。
最初の女性が、感極まって泣いてしまいましたが、これがきっかけになって後に続く人達が元気に読み上げてくれました。
そして、みんなで楽器を演奏して合唱をしました。

指揮をされたのが、こころの駅ハッピーパークの施設長の清さんでした。
ハッピーパークでつくる「ちらし寿司」のPRソングは、圧巻でした。
新富町と高鍋町で毎週金曜日に売っているそうです。
会場で配られた精神保健福祉みやざきの会誌の表紙は、ハッピーパークの利用者が描いたものでした。
「ようこそ新富へ」というタイトルで、やさい、サッカー、航空自衛隊、ぶどう、ウミガメがある楽しいコンテンツが満載でした。

最後に、宮崎大学教育学部の境泉洋教授が、「ひきこもりの正しい理解と継ぎ目のない支援」というタイトルで講演をされました。
ひきこもりを「新たな人生の準備期間」と捉えることが大事だと言っておられました。
家族が相談に来られるので、まず家族に元気になってもらうような支援をすることが重要とも言っておりました。
今は、ひきこもりの人を対象にしたオンラインの就労支援の会社まであるそうです。
目からうろこでした。
最後の質問を受ける時間では、都農町の坂田町長、鹿児島から来られた方、小林市で薬剤師をされている方の合計3人が質問をされました。
境先生も熱心にお答えして、なかなか盛り上がった講演でした。
私は、売店でクッキーやケーキ、さつまいもを買いました。
ボールペンで書かれた絵もゲットしました。絵のタイトルは「ニュートンのりんご」です。
部屋に飾ると、ハベレオ通信のアイデアが湧いてきて、なんとなく直木賞も取れそうな予感がしました。

大会を企画・運営をされた、高鍋保健所の職員の皆さんを始め、中央保健所、新富町、県庁の障がい福祉課、精神保健福祉センターの職員の方々、精神保健福祉連絡協議会、精神科病院協会、宮崎大学医学部精神神経科の皆様、その他おおぜいの皆様に感謝申し上げます。
