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東京医大は、特定機能病院が取り消された日である8月1日をメモリアルデーと定めている

大学病院は、
医療法上は特定機能病院とされています。

特定機能病院は、
高度の医療の提供、
高度の医療技術の開発・評価、
高度の医療の研修
などの役割を有しており、
そうした面を支えるための
高度な医療安全管理体制が求められています。

ベッド数は400床以上、
集中治療室、無菌病室、医薬品情報管理室
などがあり、
16の診療科を有していることなどの
要件があります。

中でも医療安全管理体制の整備が
重要視され、
厚生労働大臣が承認します。

特定機能病院が取り消された例としては、
横浜市立大学病院、
東京女子医大病院、
東京医大病院、
群馬大学病院
があります。

東京女子医大病院は、現在も取り消されたままです。

特定機能病院は、
診療報酬で入院初日に
入院料に加算されますので、
特定機能病院が取り消された場合は、
加算が無くなり収入が減ることになります。

東京医大病院に行ったことがあります。

臨床講堂の入り口に、
医療安全のレリーフがありました。

心臓血管外科手術での
術後死亡が相次いで発生して、
厚生労働省から特定機能病院を取り消された
東京医大が、
医療事故を起こさないように
と誓って設置しました。

医療安全の誓い

命の尊さを心に刻み 東京医科大学病院における
過去の重大な医療事故を再び生じさせることの
ないよう
より安全な医療の提供に向けて最善の努力を重ねていくことをここに誓う

平成28年8月 東京医科大学病院

東京医大では、
特定機能病院が取り消された日である
8月1日をメモリアルデーと定めています。

毎年、この日に、
医療安全にかかるシンポジウムを開催し、
事故があったことを風化させないように、
今後、医療事故を起こすことがないように、
病院関係者が振り返って確認する機会
としています。

このシンポジウムには、
医療事故の被害者のご家族も参加されています。

被害者のご家族との和解の際に、
事故を風化しないように、
事故を起こすことがないように 
病院として取り組むことを堅く誓った
と聞いています。

こうした取り組みをすることは、
医療事故をなくしていく
大きな推進力になると思います。

医療法では、
特定機能病院の病院長は、
医療安全の業務を経験していなければ、
なることができなくなっています。

医療安全は病院のトップが理解していなければ、医療従事者に伝わりません。

これは、労働災害と同じです。
トップの意識は末端まで浸透します。

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