食事は公衆衛生である。勉強でも運動でも、食事を制するものが成功する
古市幸雄さんの「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55(マガジンハウス)を読みました。
現状の不満、将来の不安をまるごと解消!!
スキマ時間でスキルUP!
こんな簡単でいいのか!?
具体例満載、実証ずみ勉強法
第1章 人生は勉強した者が勝つ!
第2章 勉強時間を捻出する方法
第3章 勉強に集中する方法
第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法
第5章 本気の人のための英語勉強法
第6章 勉強を成功させるための目標設定方法
第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠
第8章 勉強効率アップのためのツール
裏表紙に目次まで書いてあったので、買ってしまいました。
古市幸雄さんは、明治学院大学を卒業され、カメラマンとして読売新聞社に入社し、ニューヨーク州立大学でMBAを取得しています。
中卒・高卒のハンディ、二流三流大学卒のハンディは、継続的に勉強をすれば簡単に克服できると提唱し、本書をはじめ、多くの勉強法の本を出版しており、その累計は100万部を超えています。
私も、読んで目から鱗でした。
もっと若い時に出会えばよかったと後悔しました。
古市さんは、このように述べています。
知識を効率よく吸収するコツとして、あなたが勉強したことは、後日、誰か他の人に教えるつもりで勉強してください。そして、実際に覚えた知識を教えてあげると吸収力が数段よくなります。
一日一日コツコツとスキマ時間を使って、noteにハベレオ通信の記事を作成して発信する行為は、知らず知らずにこの本のいうとおりの習慣を取り入れていたのだと感じました。
その中でも、第7章の「勉強効率アップのための食事・睡眠」は極めて公衆衛生的だったので、ハベレオ通信で紹介させていただきます。

古市さんは、勉強の大敵は食事だと断言しておられます。
食事をすると体が食べたものを消化しようと胃に血液を集中させ、食後1時間程度は集中できない状況になるからです。
脳に巡る血液の量が不足します。そのため食後は眠くなり、能率が下がります。
古市さんは、報道カメラマン時代に、女子マラソン選手の取材をしたことがあります。
記録を伸ばすための彼女たちの大きな悩み事は食事でした。
練習をすれば体力を消耗する。しかし、体力をつけるために食事をとりすぎると、胃に負担がかかり、また体力を消耗する。
でも、何か食べないと体力が持たない……。
つまり、消化作業には膨大なエネルギーが必要なのです。

古市さんは、フィット・フォー・ライフ(グラスコー出版)という本を紹介しています。
要約すると次のとおりです。
文明が発達するにつれ人間は、本来口にしなかったようないろいろな食べ物を同時に胃に詰め込むようになった。
この食べ物の組み合わせが悪いために、人間は消化の作業に身体の膨大なエネルギーを使い疲労感を感じる。
食べ物を4種類に分類しています。
1 果物
2 野菜
3 ご飯、パンなどの炭水化物
4 肉、魚、豆類などのタンパク質
この順番で、胃が消化するのに時間がかかります。
つまり、体のエネルギーを消耗してしまいます。
果物は人間の体にとっては消化済みの食べ物です。消化の作業を必要とせず、20分程度で小腸に送り出されます。
野菜は胃の消化液を必要としません。
ざっくり言えば、ご飯などの炭水化物を消化する場合の胃液と、肉などのタンパク質を消化する際の胃液は違うのです。
炭水化物とタンパク質を一緒に食べると胃の中でなかなか消化できず、長い時間が必要になり、体のエネルギーを消化してしまいます。
食べ合わせるなら、野菜とご飯などの炭水化物、野菜と肉などのタンパク質がいい。

勉強法の話題に食事法?
私はそう思いました。
古市さんは言います。
1日24時間の活動の中で、人間は通常3回食事をする。毎回の食事の後に、1時間程度の集中力が落ちる時間帯があれば、1日3時間もの生産的な時間を失うことになる。
人間は通常7時間程度睡眠を取る。残りの17時間中の3時間が無駄になる。実質的には1日の約17.6%が非生産的な活動になる。これをうまくコントロールできれば、生産的な活動時間が増える。
古市さんは、食事法を開始して1日目から体調の違いに気が付いたそうです。胃に全然負担がかからない。
食後10分もすれば、すぐに勉強や仕事の活動に入ることができるとのこと。
古市さんは言います。
他の人が食後、あくびをしている間に、あなたは仕事や勉強がはかどっているのです。当然、差が付きます。

福岡ソフトバンクホークスで監督をしていた工藤公康さんは、食事にこだわり、肉を食べるときは必ず野菜も一緒に食べていたと言っておりました。
食事の後は消化のために血液が胃に集中して、筋肉に行く血流が減って肉離れなどの怪我をする可能性が高くなるので、食事法には相当注意をしたと言っていました。
食事にこだわらないと、厳しいプロの世界では生き残れない。講演では、妻のおかげだと感謝しておられました。
食事は公衆衛生です。
勉強でも運動でも、食事を制するものが成功します。
朝食にバナナを食べる人がいますが、合理的だと感じました。
さらに、果物と野菜のジュースを飲むことも、勝利への第一歩だと気が付きました。
毎日の食事で差をつけましょう。

