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人間にも、完全変態と不完全変態の二種類がある

延岡から高千穂町経由で椎葉村の実家に帰り、一泊して日向市経由で宮崎に行って高校の同窓会に出席したときの話です。

途中、日向市東郷にある中島美術館を見学しました。

日本画の横山大観、東山魁夷、平山郁夫、上村松園など超有名人の絵を間近にみてびっくりしました。

所蔵品の目録がネットにあり、洋画では、ピカソ、ローランサン、ユトリロ、ルノワール、レオナール・フジタの絵もあるようです。

建物からの外の眺めもまた格別です。

この一連のコレクションと建物を残したメディキットの創始者中島氏は大したものだと感心しました。

延岡の鮎やなを見ました。

大瀬川をせき止めてつくった鮎やなを、近くから見ることができました。

残念ながら鮎の姿は見えませんでしたが、情緒あふれる光景で、しばし見とれていました。

天然の鮎の塩焼きと味噌焼きをいただきました。

個人的な感想を言えば、味噌焼きの方が美味しかった。

いつか、五ヶ瀬川で渓流釣りをするとともに、鮎釣りにもチャレンジしてみようと思います。

鮎の味噌焼き

同窓会は還暦を迎えた同級生約一〇〇人が赤い服を着て集まりました。

全く見分けが付かない者もいれば、高校時代と全く変化がない人もいて、人の成長や老化は面白いと思いました。

昆虫には、完全変態と不完全変態をするものがあります。

たとえば、蝶は卵がふ化すると芋虫となり、やがて蛹となって成虫となり、姿形が完全に変わります。

一方、バッタやコオロギは、卵がふ化すると成虫と同じ形のままでそのまま大きくなります。

人間にも、完全変態と不完全変態の二種類があると感じました。

ヘンタイとは違いますので、ご注意ください。

同窓会では、最初に物故者への黙祷がありました。

私のクラスでは、既に二人が亡くなっています。

そのうちの一人は延岡出身で、高校時代は宮崎市内の同じ下宿で三年間過ごしました。

医師でしたが、相当なヘビースモーカーで、一〇年ほど前に亡くなくなりました。

食道がんで亡くなる一年ほど前に、会ったことがあります。

ダミ声がひどくて「なんでそんな声をしているのか」と聞いたことを覚えております。

亡くなってから気がついたのですが、あれは食道がんの転移による嗄声だったと思います。

宮崎に帰ってから墓参りにも行けていないので、いつか行きたいと思います。

中島美術館

加治屋蓮さんというプロ野球のピッチャーがいます。

亡くなった同級生と同じ姓だったので、気になっていました。

串間市出身で福島高校からJR九州に進み、二〇一三年にドラフト一位でソフトバンクホークスに入団しています。

二〇二〇年にホークスから戦力外通告を受け、阪神タイガースに入団しました。

2023年のシーズンでは、五一試合に登板して、一勝五敗、セーブ一、ホールド一六と阪神の優勝に貢献しました。

2025年からは楽天に移籍しています。

また、2023年の阪神のドラフト二位で指名を受けたピッチャーに、椎葉剛さんという選手がいます。

名前が気になったので調べてみると、大阪出身で高校は島原中央高校で、ミキハウスを経て独立リーグの徳島インディゴソックスに所属し年間総合優勝に貢献した選手だそうです。

父親は、椎葉村出身です。

加治屋投手と椎葉投手という二人の今後のご活躍を期待しています。

椎葉村の那須大八郎と鶴富姫

「椎葉ナナさん」という漫画家もいます。

椎葉村出身かと調べてみたら、大阪府出身でした。

「覚悟はいいかそこの女子」、「春は短し恋せよ男子」などヒットを飛ばしています。

さて今日の記事は、公衆衛生とは関係のない話が多かった気がします。

ひとつだけ、たばこは健康によくないという教訓が、若干見て取れそうです。

私が医師になった昭和の時代は、外科医で手術後にたばこを吸わないものはおらず、看護師も病棟の奥の控え室でたばこを吸っていました。

今は、健康増進法で病院の敷地内は禁煙となっており、隔世の感があります。

若くして食道がんで亡くなった同級生も、もっと早くから禁煙しておれば、宮崎での還暦同窓会に出席できたかな、と思いました。

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