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アンパンマンは公衆衛生漫画だと結論付けて異論はない!

NHKの朝ドラ「あんぱん」がそろそろ終わりに近づいています。

私はテレビは見ませんが、noteで毎日1話ごとに台詞付きで解説してくれる百地百衣さんの記事を見て、映像を自分の頭の中で再構成しております。

先週のドラマの中では、ついにアンパンマンの絵本が完成しました。

1973年のことだそうで、やなせたかしさんの年齢はこのとき54歳。

テレビアニメが放送開始したのが1988年で、やなせさんは69歳でした。

アンパンマンの人気がキッズ市場でナンバーワンになった2000年代には、やなせさんは80歳をとっくに過ぎていました。

「遅咲きの漫画家」やなせたかしさんが生んだ「遅咲きのヒーロー」アンパンマン。

実は、医学と公衆衛生に密接に関わっていることが判明いたしました。

今日のハベレオ通信は、
やなせたかしさん&アンパンマンと
公衆衛生や医学との関連性
について、
報告させていたします。

やなせたかしさんは、1919年に高知県香美郡香北町在所村で生まれています。

父が若くして亡くなり、母が再婚したので、やなせたかしさんは父の弟(叔父)の家にひきとられます。

叔父は内科小児科の開業医でした。

叔父はやなせたかしさんを医師にしたくて、医学部受験を勧められますが、数学が全くできなかったので断りました。

絵が得意だったので、東京の工芸学校の図案科に行かせてもらいました。

自由な校風で、先生も学友にも恵まれて、ここでの経験がのちの漫画家への道を開くことになります。

卒業して務めた会社が、田辺製薬でした。

会社の一押しの「肝油」を売るためのポスター作成などを手がけます。

召集令状が来て、配属されたのは小倉の野戦重砲隊でした。

毎日徹底的にしごかれて、自分の意に反して、筋骨隆々たくましい身体になりました。

中国戦線に出征し、1日40キロを行軍します。その間、空腹になやまされます。

マラリアに罹って高熱が出て寝込んでしまいました。行軍中でなかったことが幸運でした。

戦争が終わって、日本に帰ってきて、勤務する場がないのでくずやを手伝いました。

アメリカ兵の捨てた本を、ゴミの中から拾って見たら、挿絵や漫画があり、自分の中で忘れていた何かがうずき出します。

高知の新聞記者となり、4人の記者で東京に出張した際に、おでんを食べて食中毒になります。

このとき大根しか食べずに食中毒に罹らなかった女性記者から介抱されて、好きになって結婚することになります。

これが後の妻となるドラマののぶさんです。

上京して代議士の秘書になっていたのぶさんを追いかけて、半年後に東京に向かいます。

東京で見つけた仕事は、日本橋三越の宣伝部です。

店内の装飾、看板のデザインの外、三越劇場で上演する劇団のポスターを描きます。

ちなみに、今の三越デパートの包装紙は、やなせさんが書いた「MITSUKOSHI」の字が使われています。

その後、いろいろあって、アンパンマンが完成します。

ここまで書くのに疲れましたので省略しました。

さて、ここからが本題です。

公衆衛生及び医療従事者は、ここから先を読まないといけません。

アンパンマングッズは医療機関で使われています。

幼児に注射を打つときや検査をするときなどは、アンパンマンのおもちゃをみせると、ピタリと泣き止み、アンパンマンを見つめるとのこと。

そのスキに注射や検査をするそうです。

注射を打った場所には、アンパンマンシールを貼っておくと泣き止みます。

病院の医師や看護師は、「アンパンマンはうちではダントツの看護師です。助かっています」と評価しています。

アンパンマンの絵本は、最初はあまり人気がでませんでした。

作曲家のいずみたくさんが、やってきて「アンパンマンをミュージカルにしよう」と持ちかけます。

やなせさんは、ミュージカルの脚本を作成することになりました。

人気が出るためには、「アンパンマンには、敵役が必要だ」とひらめきます。

アンパンは食品だから、食品の敵はカビかなあ? バイキン団?」

やなせさんは、いろいろと考えた上で、
「ばいきんまん」というキャラを考えました。

しかしバイキンは、目に見えず、キャラクター化しにくいのでした。

そこで、バイキンを運ぶ「ハエ」をイメージして、悪役のキャラクターをデザインしました。

2本の触角があり、毛が生えている。背中には透明の羽が2枚、体は痩せている。

高度経済成長期の東京では、公害問題が深刻で、東京中のゴミが焼却されないまま埋め立て地の「夢の島」に捨てられていました。

ハエがしばしば大発生し、東京都内に飛来する事件がたびたび起こっていました。

「ハエ=不潔で公害の象徴」というイメージが強かったのです。


やなせさんは語っています。

「悪役なんだけど芯からは悪くない。アンパンマン対ばいきんまんというバランスの上で成り立っている悪役で、割と愛嬌もある。
そもそも、パンじたいが酵母菌という菌がないとできないものですから、バイキンを悪役にするといっても限度がある。
絶対的な悪にはならないんです。」

ばいきんまんがハエだったとは、62歳になるまで知りませんでした。

ちなみに、子育て中にお世話になったアンパンマン世代の保健所の職員でさえ、ばいきんまんがハエだと知らなかったと告白をしております。

さらに、ドキンちゃんは、奥さんののぶさんがモデルだそうです。

どうりで可愛いのか!

以上で報告は終わります。

アンパンマンは公衆衛生漫画だと結論付けて異論はないですね。

なお、アンパンマンに続く、公衆衛生漫画の第二弾と言えば、清水茜さんの「はたらく細胞」でしょう。

「はたらく細胞」に出てくる細胞やバイキンのキャラが凄いです

感動しました!

この漫画は、病院の看護師さんの口コミからヒットしました。

白血球を染色して、好中球、好塩基球、好酸球に区別したドイツの医師エーリッヒもビックリです。

今後のハベレオ通信で、「はたらく細胞」について報告をさせていただきます。

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