日本を攻める国は、7月から10月までの台風シーズンは避ける
およそ四〇年ぶりに宮崎に住んで、台風のすごさを改めて感じました。
というか、最近の台風はでかい!
風速五〇mの台風が頻繁に来るのは温暖化により、海水温が高くなっていることが原因のようです。
同様に、最近のプロ野球のピッチャーの投げる球は速い!
水島新司さんの漫画「男どアホウ甲子園」の最終回で、阪神のエース藤村甲子園が一六〇kmを投げるシーンが出てきましたが、まさかそれが現実になるとは思いませんでした。
さて台風ですが、毎年夏から秋にかけて我が国に来襲し様々な被害をもたらす悪の元凶ですが、見方を変えると違って見えます。
我が国は、台風に守られていると言ってもいいと思います。
世界を制覇したモンゴルは、二度も日本を征服しようとして、台風にやられました。
太平洋戦争では、米軍は台風の時期を避けて、本土上陸作戦を立てています。
沖縄作戦は昭和二〇年四月一日に始まり六月末に終わりました。
米軍は、十一月一日に九州に上陸するオリンピック作戦、昭和二一年三月一日に関東に上陸するコロネット作戦を策定しています。
宮崎市で開催されている「マッカーサーと現代日本の夜明け」に行ったらオリンピック作戦の展示もありました。

九州への上陸地点は、日向灘、志布志湾、吹上浜の三カ所でした。
オリンピック作戦の上陸地点に宮崎市も含まれていました。
もし、八月一四日にポツダム宣言受諾をしていなかったら、我々はどうなったか判りません。
一方、日本陸軍は、米軍の上陸地点と兵力をほぼ正確に予測していました。
都城に拠点を置き、霧島山に立てこもって迎え撃つ作戦を立てています。
米国は、日本軍が九州に六〇万人の兵力を集め、徹底抗戦するという情報を入手します。
オリンピック作戦の米軍の犠牲者は、最低でも約25万人を見積もっていました。
米国陸軍のマーシャル参謀総長は、三つの上陸地点に原爆を三個使用する考えがあったことを戦後に述べています。

宮崎も被爆地になっていたかもしれません。
日本を攻めるとすれば、米軍と同様に、七月から一〇月までの台風のシーズンは避けるでしょう。
尖閣諸島に公船の出動を執拗に繰り返す中国も、台風が到来すると出動を止めています。
海の中の潜水艦は、台風の影響を受けることはありません。
海中深くで動かずに、待ち伏せすることもできます。
潜水艦は、台風の多い我が国に最もふさわしい防衛力のように思います。
横須賀で潜水艦を視察したことがあります。

潜水艦の隊員は、恋人ができないと聞きました。
付き合っても、ある日突然、消えてしまい携帯も繋がらなくなります。
最愛の恋人に、行き先と期間を言うことはできません。
横須賀には、アメリカ海軍の潜水艦の隊員専門のバーがあるとか。
バーには、各国のスパイが情報を探るために集まって来るとも。
料金はかなり高額だと言われています。
潜水艦の手当てが付くので、高い料金でも払えるとのこと。
話がそれましたが、台風と潜水艦が、日本の二大防衛力だと言えるでしょう。

