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映画「国宝」を見て、田中泯さんと松下幸之助さんが重なった

話題の映画「国宝」を見ました。

3時間近くの大作です。

公開から94日間で興業収入133億円を突破したとのこと。

2026年にはアメリカでも公開されることが決定されました。

歌舞伎の映画です。

94日間で観客動員数は946万人。1日10万人が見たことになります。

主人公を演じるのが吉沢亮さん。

そのライバルを演じるのは、横浜流星さん。

これはNHK大河ドラマでいえば、「晴天を衝け」の渋沢栄一 対 「べらぼう」の蔦屋重三郎!

大河ドラマの主役をはった二人のイケメンによる、歌舞伎界の最高位「人間国宝」を巡る、血と芸の人生をかけた抗争を描いた映画です。

いや、「独眼竜政宗」の主役だった渡辺謙さんも出ているので、三人かも。

話が混乱するので、渡辺謙さんの話は、やめます。

歌舞伎は、1700年頃の京都で誕生しました。

幕府は、風紀が乱れることを恐れて女性が演じることを禁止したので、男性が女性を演じる「女形」が誕生しました。

江戸時代の末期に初めて日本に来た外国人たちは、こぞって歌舞伎を見学しています。

ヨーロッパには、演劇やオペラやバレエといった文化があったので、日本の歌舞伎に興味津々でした。

映像を見て、歌舞伎とは本当に美しいものだと感じました。

その歴史と世界観に圧倒されて、本物を見なければならないと強く思いました。

延岡出身のプロレスラー「ザ・グレイト・カブキ」も見たかっのですが、これはおいておきます。

厚労省にいたときは、よく国立がん研究センターに打ち合わせに行っていました。

国立がん研究センターの近くに歌舞伎座があり、その前を通ると並々ならぬ威圧感がありました。

宮崎県椎葉村出身の田舎者が入れる場所ではない、とたじろいで、東京にいたときはついに一度も、足を踏み入れたことはありません。

国宝を見て、「歌舞伎が見たいです」と正直思いました。

スラムダンクの三井寿の「バスケがしたいです」と同じ心境です。

公衆衛生学的なメリットと言えば、糖尿病のコントロールの大事さが学べます!

それ以外に、国宝の二人の主人公の人生の生き方について何か書こうと思ったら、パナソニックの創業者の松下幸之助さんのベストセラー「道をひらく」にぜんぶ書かれていました。

逆境ーそれはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人はまことに強靱である。

古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。

まことに逆境は尊い。だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思い込むことは、一種の偏見ではなかろうか。

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。

それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるがよい。

素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

おたがいに、とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。


さすが、経営の神様だと思いました!

テレビドラマ「水戸黄門」を放映し、「人生楽ありゃ、苦もあるさ」と日本人に教えた功績は凄いと思いました。

私的には、田中泯さんと松下幸之助さんが重なりました!

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