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農業こそが究極の健康づくり・介護予防となり、地域のつながり・にぎわいを生む

ノストラダムスもとい、ドラッカー松田晋哉先生が、都城に降臨しました。

「地域で考えよう! 地域医療介護構想セミナー」が、都城市のウェルネス交流プラザ、茶霧茶霧ギャラリーで開催されました。

主催は、宮崎県、都城北諸県郡医師会、都城北諸県地域医療構想調整会議です。

松田晋哉先生は、これまでハベレオ通信には何度か登場されていますが、福岡国際医療福祉大学教授で、厚労省の地域医療構想及び医療計画等に関する検討会委員で、宮崎県地域医療構想アドバイザーをされています。

愛称は、ノストラダムスもとい、ドラッカー松田晋哉先生。医療介護データから「既にある未来」を予測する未来学者です。

講演の内容は、以下の5点です。

➀データで見る「医療・介護複合ニーズ」の現状

②なぜ今、ケアマネジメントに「医学的視点」が必要なのか。

➂先進事例に学ぶ複合体・アライアンスの成功パターン

➃ICT活用と情報の標準化がもたらす劇的な効率化

➄「事務の共同化」で専門職が現場に専念できる環境をつくる

⑥都城北諸県圏域の医療と介護の展望

対象は、医療施設、介護施設に従事されている「すべての」皆様が対象です、とありました。ただし先着150人。

参加費は無料ということで、多くの人が集まりました。

宮崎県医師会の金丸副会長、宮崎大学医学部公衆衛生学教室の池之上教授も宮崎市から移動して参加されました。

都城北諸県郡医師会の田口会長が挨拶をされ、90分にわたって松田先生が講演をされました。

その中で、「農業de”元気寿命”を伸ばそう!!プロジェクト」の話がありました。

産業医大に勤務されていた松田教授が監修して、福岡県行橋市と第一生命が協力して実施する取組です。

海外では、農作業を通じて健康増進・介護予防を図る取組が日常的に行われています。

そうした事例を参考に、行橋市において「健康と農業」をテーマに実施しました。

行橋市は、北九州市のベットタウンです。人口減少や高齢化が進み、農作地が放置されたり、ビニールハウスも使われないものも多くありました。

行橋市では、高齢者に対して、これまでウォーキング教室や、料理教室などを行ってきました。参加者は最初は30人ほど集まりますが、次第に数がへり、最後には10人ほどになってしまっていました。

普通の「健康教室」では、飽きられるのです。

こうした事業の参加者に、「来てよかった」、「来てもうかった」、というモチベーションがなければ続きません。

何らかの収穫物があった方がいい。そんな中で考えたのが農業でした。

実は、園芸農業には医学的なエビデンスがあります。
脳血流の増加、抑うつの改善、怒りの鎮静化、認知症の周辺症状の緩和があります。

農作業は足腰を使うので、介護予防にもなります。

農作業・農作物に興味はあるが、つい億劫で一歩を踏み出せないあたな、この機会にお気軽にご参加くだい!!

というビラで募集をしました。

「ご参加くだい!!」は、おそらく「ご参加ください!!」の誤りだと思いますが、そういうツッコミはこのさいやめましょう。

定員いっぱい集まったそうです。
もしかすると、ビラの誤りを正そうと集まった人も混じっていたかもしれません。

農業のプロジェクトでは、最後まで参加者は減りませんでした。むしろ口コミで増えました。

参加者の体力は上がりました。
参加者同士のつながりが生まれました。

卒業者は、翌年の事業にボランティアで参加するという好循環が生まれました。

ある寡黙な男性の参加者がいました。11月になってからばばったり来なくなりました。

とうとう辞める人が出たかと思っていました。
2月になって、ある女性が現れました。

寡黙な男性の奥様でした。
実は、男性は末期がんで、亡くなったということでした。

この農業のプロジェクトに参加してから、参加者と交流するのが楽しみだったということでした。

そして香典の一部を寄付されました。
「これで新しい苗を買ってください」

ものをつくるという行為は、さまざまな効果があります。
できた作物をこども食堂におろしています。

このプロジェクトには、行橋市の病院や介護施設のスタッフもボランティアで参加しているそうです。

こうしたことで顔がつながり、地域の安心感を生んでいるとのことでした。

高齢者の健康づくり・介護予防として始めた事業が、地域に役立つ事業となり、地元のにぎわいをつくり、そこに住む人に自信が湧いてくる。

松田先生は、将来的にはグリーンツーリズムにつなげたい、と言っておられました。

漁業でも、似たようなプロジェクトがあります。
売れない魚は捨てていました。

フランスには、魚のスープがあります。
たんぱく質が豊富で、しかも美味しい。

これを高齢者の低栄養の予防につなげる取組を進めています。

さすが、フランス仕込みの松田教授ざんす。
ミーも、花の都パリで、魚のスープを飲んだざます。
感動的な旨さでざんした。ジュータス、ジューワ、ニッジュウー。

赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」もしくは「おそ松さん」のイヤミ風に書きました。ノストラダムスもフランス人です。関係ないか。

松田先生の講演を聞いて、椎葉村に住む私の父を思い出しました。

現在92歳で、畑でいろいろな作物をつくり、近所の人に配っています。

これで脳血流を上げて、抑うつ状態を予防し、怒りを抑え、認知機能の維持、体力の向上を図っているのだと、理解できました。

収穫物は、包丁で切って一食分にまとめて冷凍保存をしています。
3食には、必ず味噌汁を作り、冷凍保存された野菜と卵を入れます。

NHKの教育テレビで農作物の勉強をして、肥料や苗を選び、さまざまな作物にチャレンジしています。

雑草や昆虫、鹿の攻撃をかわして、無農薬でつくられる収穫物は絶品です。

日本地域医療学会で、島根医大の総合診療科の教授が言っていました。

田舎に住むなら、➀畑を耕せ、②鶏を飼え、➂蜜蜂を養え。

農業こそが究極の健康づくり・介護予防となり、地域のつながりやにぎわいを生むと思いました。

恐縮です。

今日のハベレオ通信では、ノストラダムスもとい、ドラッカー松田先生の講演の主たる部分は書いておりません。それはまたの機会に。

イヤミの偽フランス語を日本語に翻訳すると、
10+10=20です。






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