青森に住んでいなかったら、タイヤ交換をせずに、皆に迷惑をかけてしまった
年末に息子が東京から椎葉村の実家にやってきました。
福岡空港を利用する方が、便数が多くかつ飛行機代が安いという理由で、福岡空港経由で新幹線を利用して熊本駅までやってきました。
博多駅と熊本駅は、新幹線を利用するとなんと30分。
熊本空港発着の便よりも、新幹線+飛行機代でも福岡空港発着の便の方が安いということでした。
時間の感覚が、まったく昔と違っていることに驚きました。
そういえば、昨年、福岡に住んでいる人が宮崎に来るのに、新幹線で鹿児島まで行き、日豊線で宮崎に来たのには驚きました。
遠回りという感覚がありましたが、日豊線を大分経由で来るよりははるかに時間がかからないとのこと。
新幹線ひとつで、これまでの常識が変わるということが分かりました。
さらに、椎葉から熊本駅までも、わずか2時間で行けることが判明しました。
椎葉から宮崎駅よりもはるかに近い。これは衝撃的でした。
九州中央道が今は、熊本から通潤橋まで通じているので、それを利用するとあっという間でした。
九州中央道が、馬見原、五ヶ瀬まで開通すれば、椎葉から熊本駅までは、1時間30分くらいで行けるかも。

高千穂は、熊本方面から来る人が多いです。
高千穂のホテルでも、延岡の千徳酒造の日本酒よりは、熊本の酒蔵の日本酒がそろっていました。
五ヶ瀬、高千穂、椎葉は、熊本からの人流がこれまで以上に強くなりそうだと感じました。
新幹線や高速道路などで交通網が整備されると、人の流れが従来とはがらりと変わります。
人が動く観光や医療は、交通で劇的に変化します。
ホテルとホスピタル(病院)の語源は同じです。
経営者は交通に敏感にならないといけませんね。

1月2日に熊本駅まで自家用車で息子を送っていきました。
上椎葉の実家を出るときに雪が降り始めました。
椎葉村内を走っているときは、まだ雪は積もっていませんでした。
ところが、国見トンネルを抜けたら、一面銀世界でした。
まさに、川端康成の雪国の世界でした。
国境ならぬ村境のトンネルを抜けると雪国でした。
タイヤはスタットレスに変えていたので、雪の上でも普通に走れました。
ところが、馬見原を過ぎたあたりで、道路に車が6台ほど立ち往生しておりました。
最初、何をしているのかと意味が分かりませんでした。
ところがよく見ると、先頭の二台は衝突して、警察官が事情を聴取していました。
すぐ前の車はアクセルを踏んでも進ますに回転していました。
息子に前の車を後ろから押して、脇に付けろ、と指示をしました。
三人かかりで、車を押して、ようやく通れるようになりました。
そうして抜け出ることができましたが、さらに進むと、ノーマルタイヤの車が立ち往生をして、車が渋滞しておりました。
警察が出て誘導をしていました。
通潤橋の高速道路入口まで2キロでしたが、車が動かず、これに到達するまで1時間ほどかかりました。

熊本駅に到着して、息子は新幹線に乗り、福岡空港からの便には間に合いました。
熊本市内は晴天で、暖かい日差しがまぶしいほど降り注いでおりました。
さっそく、椎葉に向けて引き返しました。途中、何台もレッカー車とすれ違いました。
渋滞していた道路では、雪が溶けており、立ち往生していた車はなくなっていました。
五ヶ瀬町に入ると、雪の中、数台の車が道路脇の土手に乗り上げていました。
雪の町の五ヶ瀬からトンネルを過ぎると、椎葉村は晴天でした。
今回の教訓は、早めにスタットレスタイヤに交換していたことです。
まさに、スタットレスタイヤ交換は、公衆衛生だと感じました。
宮崎県内では、スタッドレスタイヤを交換する人は少なく、特別なことだと思います。
青森県に住んでいたことがある私としては、交換することが普通だと感じておりました。
おそらく青森に住んでいなかったら、タイヤ交換はせずに、皆に迷惑をかけてしまったと思います。
交通は公衆衛生です。
