アングロサクソンは目的を重視し目的を達成するためには手段を択ばないが、日本人は手段にこだわって負けることが多い
説明力向上研修に出席したことがあります。
講師は、(株)プレフルワークスの代表取締役坂本行廣さんでした。
企業向けの研修を、年間150日ほどやっているということでした。
説明力とは、自分の考えを聞き手に分かりやすく伝え、自分の期待する行動を行ってもらう力のこと。
説明の手順は、
①目的を明確にする
②聞き手を分析する
③分かりやすい構成にする
④目的を達成するための伝え方をする
こと。
アングロサクソンは、目的を重視します。
目的を達成するためには、手段を選ばない。
えげつないことを、平気でやれる。
日本人は手段にこだわって、負けることが多い。
突然、ルールを変えられる。
自分に有利なようにルールを変えるのは、アングロサクソンの考え方では、当然のこと。
冬季オリンピックのジャンプやノルディック複合では、日本人が勝つようになるとルールが変更されました。
森岡毅さんと今西聖貴さんの「確率思考の戦略論」が参考になるとおっしゃっていました。
USJをV字回復させたという実績があります。

説明は、聞き手が、どの程度「知識」を持っているかを知り、知識レベルによって情報量、用語を使い分けることが重要です。
聞き手が、どの程度「関心」を持っているかを知り、聞き手の置かれている状況を想像し、聞き手の立場になって考えてみる。
ピラミッド構造にして、事実・データをグルーピングして、根拠を導き、結論をまとめる。
ホールパート方式
全部で3点。
まず1点目、次に2点目、最後に3点目、以上3点を踏まえ、○○してください。
PREP(プレップ)方式
まず結論。なぜならば~、例えば~、このように~結論をくりかえす。

第一印象と冒頭の言葉が大事。
第一印象は、身だしなみ、表情、姿勢で決まります。
冒頭の言葉は肝心。
承認やクッション言葉としての「恐縮です」を使う。
わかりやすく話すこと。
声、スピード、間、アイコンタクト、事実と推測、専門用語、自分の言葉を使う
聞き手の理解度を確認する。
質問には、誠実に答えること。
大変有意義な研修でした。
目的が大事です。
目的を達成するためには、手段を選ばない。

アングロサクソンのルールから、大東亜戦争を考えると、これまでとは違う歴史観になります。
日本の大東亜戦争の目的は、「大東亜新秩序の建設」にありました。
その中身をざっくり言えば、欧米列強からのアジア諸国の解放と日本の自存自衛です。
結果から見ると、アジア諸国は欧米列強の植民地支配から解放されました。
また、日本はほぼ明治維新当時の領土のまま自存自衛を果たしています。
アングロサクソンの見方からすれば、日本は戦争には負けましたが、戦争目的はギリギリのところで達成しています。
戦後は、日本が担ってきたソ連(ロシア)の脅威からの防衛を、アメリカが担うことになりました。
長年にわたって支援してきた中国は、社会主義国となり、アメリカに対峙する勢力となりました。
日本の本質的な役割を理解したアメリカは、自衛隊を発足させ、日本が独立を果たすと同時に同盟を結ぶことになります。

目的は大事です。
常に目的をしっかり持って事に当たることが必要です。
講演の目的は何か、聞き手は何を求めているのか、聞き手の立場になって考えると、いい説明・講演ができます。
