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簡単で短い言葉を選ぶことが、公衆衛生である

公衆衛生を、公衆衛生について書かれた本から学ぶのは、愚かなことです。

公衆衛生は、無限です。

Amazon創業者ジェフ・ベゾスの「お金を生み出す伝え方」を読んでいたら、いきなり公衆衛生が君臨してきました。

これはハベレオ通信で伝えなければならないと思い、この記事を書いてみました。

簡単で短い言葉を選ぶことが、公衆衛生だと言っております。

短い言葉が最良だ。

短いうえに、古い言葉ならうもっといい。

これはチャーチルの言葉です。

英国の首相のチャーチルは、国民と対話するための言葉の選択に、細心の注意をはらっていました。

チャーチルは、「簡潔さについて」と題したメモの中で、政府の役人に対して「伸びた毛糸のようなフレーズ」を、口語で用いられるように簡潔な言葉に置き換えるように強く求めていました。

チャーチルは「真の要点を平明に述べるように自分を律することは、明晰な思考の助けになる」ということを知っていたのです。

新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中が機能停止に陥りました。

このときに必要だったのは、明快な思考と明確なメッセージの伝達でした。

2020年3月、各国の保健当局は、ウイルスの蔓延を抑えるための隔離政策を実施し、国民に予防策の徹底をうながすキャンペーンを展開しました。

英国政府は、NHS(国民保健サービス)に過剰な負荷がかからないよう「Stay home,stop the spread(家にいよう、感染を防ごう)」と書かれた印刷広告とラジオ広報を制作しました。

オーストラリアは、「Stop the spread and stay healthy(感染食い止め、健康を守ろう)」と指導しました。

カナダの場合は、「Stay home,wear a mask, and wash your hands(家にいて、マスクをつけ、手を洗おう)」でした。

緊急事態において、誰もが簡単に理解できるのは短い言葉です。

人々の注目を集め、危機意識を醸成できるのも、短い言葉です。

非英語圏の国々の例として、あげられているのは日本の例でした。

新型コロナウイルスの大流行に直面した日本が、どの国にも増して動揺したのは、2020年東京オリンピックの延期という心理面、経済面での追加的打撃にも向き合わねばならなかったからだ。

3月に開催された公衆衛生の専門家会議では、ウイルスの感染には3つの条件があると結論づけられた。

換気が十分ではない空間、社会的距離を保つことが難しい空間、近距離での会話。

行動の変容が重要な局面で、予防策を講じるように国民を説得するためには、効果的なコミュニケーションが不可欠だった。

そこで保健当局は、次の「三密」を避けるよう呼びかけるキャンペーンを開始した。

密閉・密集・密接である。

この三密は非常に覚えやすく、小学校低学年の子どもたちでも、閉じられた空間や混雑した場所、他人との密接な接触を避けなければならないことを理解できた。

この記述は驚きです。

わが国のある医師は、日本発の「三密」なる文言は、世界のどの国も言っていないと批判しておりました。

ニワトリの三密

グローバルヘルスの専門家は、非常事態での危機管理広報(クライシス・コミュニケーション)のトレーニングを受けます。

彼らが最初に学ぶルールは、メッセージを明確かつ簡潔なものにすることです。

危機管理広報分野の研究の多くは、「メンタルノイズ理論」に基づいています。

危機下ではストレスが高まり、感情に変化が生じます。

このような状況に置かれた人々は、情報を正しく聞き取り、理解して、記憶することに困難を覚えます。

ノイズ(雑音)をはねのけるための解決策は二つ。

7~9秒で伝えられるメッセージ

あるいは20語程度の文章。

これこそが、危機管理のためのメッセージの多くが、できるだけ短い言葉で、3点にまとめられている理由だとしています。

もしも着ている服に火が付いたら
Stop,drop,and roll(止まって、倒れて、転がって)」

アメリカの地震が多発する地域では、子供たちに
Drop,cover,and hold on(しゃがみ、頭を隠し、揺れがおさまるまで動かない)」と教えています。

危機に際してメッセージを伝える時は、特に短い言葉を選ぼう。

言いたいことに対してそれ以上短い単語が診るからないなら、あなたはおそらくメッセージを表現する最適な言葉を見つけたのだ。

日本発の「三密」は、WHOにも採用されています。

Avoid the Three Cs(避けよう3C)

Closed spaces with poor ventilation(換気の悪い密閉空間)

Crowded places with many people nearby(多数が集まる密集場所)

Close-contact settings (間近で会話する密接場面)

短い言葉は、効果的です。

オバマ大統領は、聴衆がそらで覚えることができる3語のフレーズを多用しています。

Yes We Can (そうだ、我々は出来るのだ)

高市早苗総理は、故安倍総理の言葉を、トランプ大統領の前で発言しました。

Japan is back (日本は帰ってきた)

三語のフレーズは、最強です。

簡潔で短い言葉を選ぶことは公衆衛生です。


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