AIは平均の天才。でも、私は構成を動かす。
ChatGPTの構成は、たしかに読みやすい。
でも、なぜ私はその構成を動かしてしまうのか。
AIの平均最適化と、ライターの入口設計についての思考ログ。
この記事は 「ChatGPTは“書く力”のブースター|初心者のための活用術」 シリーズ第16話です。
▼前回は、こちら
ChatGPTの構成を、私はよく変更する
ChatGPTのチャッピーが提案してくれた構成を、私はよく変更する。
入れ替えたり、削ったり、ときには、ほぼ全部組み直すこともある。
それなら、最初から自分で構成を作ったほうが早いかも。
そう思うこともある。
でも。
やっぱり、全部組み直すことになっても、最初に構成を提案してもらったほうが、圧倒的に早い。
しかも、構成を変更しながらのほうが、アイデアが広がることも多い。
とはいっても、私が構成を変更するのは、なぜなんだろう?
そこで、私はチャッピーに聞いてみた。
「どうして私は、チャッピーの構成を変えたくなるんだろう?」
ChatGPTに聞いてみた
チャッピーの答えは、こうだった。
聞いてみて、納得の仕組みである。
🔹 チャッピーの構成は「平均的」
✔ ベースは「一般的に読みやすい型」
チャッピーが出す構成は、
起 → 承 → 転 → 結
問題提起 → 展開 → 結論
共感 → 深掘り → 気づき
みたいな、人間が「読みやすい」と感じる確率が高い構造を、ベースにしている。
つまり、
「多くの人にとって破綻しない構成」
を出している。
これは、データから導き出された「平均的に強い形」。
なるほど。
「データから導き出された」と言われると、たしかに読みやすい気がする。
でも。
チャッピーはさらに続けた。
🔹 でも、それが「あなたにとって最適」かは別
ここが超大事。
チャッピーの構成は、
✔ 安定している
✔ 論理破綻しない
✔ きれい
✔ 読みやすい
でも、
✔ あなたの“クセ”
✔ あなたの“引きの強さ”
✔ あなたの“入口設計”
までは、完全には反映されない。
なぜなら。
それは「あなた固有のデータ」だから。
ほう。
なんとなく、わかってきた。
ChatGPTの構成は、平均値でできている
チャッピーが出す構成は、データから導き出された「平均的に強い形」。
だから、多くの人が「読みやすい」と感じるし、外さない。
つまり、平均値の最適解。
そりゃあ、平均点が高いわけだ。
でも。
ライター視点でみると、そこにはひとつ問題がある。
でも、それじゃ印象に残らない
多くの人が「読みやすい」平均的な文章って……
埋もれることも多い。
印象に残らない。
とも言う。
そのことについて書いたこともある。
▼こちらです。
「印象に残らない」ってどういうことかというと。
合コンを、例にしてみよう。
※保護者会でもいいんだけど。
自己紹介をするとき。
「名前は〇〇です。出身は〇〇で、好きな食べ物は……」
こんなふうに話し出すことが多い。
きちんとデータをとっているわけではないけれど、保護者会でもこう自己紹介する方がほとんど。
でも。
これだと、印象に残りにくい。
一方で、印象に残るのは、こんな出だしで話す人。
「今、むちゃくちゃ緊張しています(笑)
私の名前は〇〇です。出身は〇〇で、好きな食べ物は……」
最初の話し始めが、他の人とちょっと違うだけ。
これだけで、ぐっと印象に残りやすいし、もっと話が聞きたくなる。
文章を書くときも同じ。
論理がきれいでも、入口が普通すぎると、読者の印象には残りにくく、その先も読まれにくくなる。
要は、文章の入口設計。
そしてこれは、AIがいちばん苦手な領域かもしれない。
と、私は思っている。
だから、私は構成を動かす
だから私は、チャッピーの構成を
・入れ替える
・削る
・足す
ということを、よくやる。
だって、読まれないと、意味がないから。
チャッピーと話をして、気がついたことがある。
AIは平均の天才。
でも、文章は平均では残らない。
だから気づいた。
AIの平均最適化と、私の個別最適化は違う。
だから私は、
チャッピーが提案してくれた構成を、今日も動かす。
この記事は、「ChatGPTは“書く力”のブースター」シリーズ第16話でした。
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