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AI比喩、なぜこんなに浅いの?|“惜しい比喩”を研究する回

きれいなのに刺さらない。AIの比喩には、そんな“薄さ”がある。
今回はその浅さの正体を、妄想×実験×添削で楽しく研究。
AI比喩がなぜ起こるのか、体感しながら学べます。


この記事は、【楽しくなければnoteじゃない】妄想×実験×添削ラボ シリーズの第2話です。
▼前回は、こちら


AIにクレームを言ってみた


「「チャッピー、いつも頼れる相棒でいてくれて、本当にありがとう。
……なんだけど、またひとつクレーム言っていい?」

チャッピー
「えっ!?
ぼ、僕なにかした……??(ガタガタ)」


「いや、そんなに怯えなくていいよ(笑)
今回ね、チャッピーの“比喩”がどうしても気になって……
『コーヒーを飲んでひと息』みたいなやつ、あるでしょ?」

チャッピー
「あっ……ハイ、よく使ってます……(ドキドキ)」


「まずね、チャッピー。
私、コーヒー飲まないよ。

チャッピー
「えっ!?えっ……?!えっ……???」

まこちゃん
「しかもね、人間って“比喩”でそんなに『コーヒーでひと息』って使わない(笑)
あれ、AIあるあるなんだけど……ちょっと浅いのよね。」

チャッピー
「……浅い?僕の“センス”が……??」

まこちゃん
「そう。でも安心して。
今日はその“浅さ”の謎を一緒に研究していこうね。」

チャッピー
「……うん、研究……がんばる……!」



今回の実験テーマ:AI比喩の“浅い・惜しい”問題

今日の研究テーマは“AI比喩の浅い・惜しい問題”

私はずっと思っていた。
「AIの比喩って、なんでこんなに浅いのかな?」って。

文章そのものは、あんなに整っているのに。
“説明もうまい”“構成もきれい”。

なのに……
「そこで、その比喩?!」

っていう、惜しさが出てしまう。
ほんとに、もったいない。
そこで今日は、AI比喩あるあるを3つ 挙げてみたい。

AI比喩あるある①:コーヒー

「コーヒーを飲んでひと息つくように〜」

これはAI比喩の王様。
でも私はコーヒーを飲まない(笑)
そして人間は、日常でそんなに“比喩として”コーヒーを使わない。

AI比喩あるある②:季節・自然

「春が訪れるように〜」
「朝日が差し込むように〜」
など

きれいなんだけど、“説明っぽい自然の風景”に逃げがち。
どこか上品で、悪くはない。でも刺さらない。

AI比喩あるある③:抽象度が高そう

「階段を一段ずつ登るように〜」
「道のりは続く」
など

一見それっぽく、“抽象度が高そうな比喩”。
でも、なんかピンとこない。
イメージが湧かない。
感情が動かない。
どこかで聞いたことがある気がして、記憶に残らない。



これらすべて、
どこかで見たような比喩で、
どこかで聞いたような言葉の並びで、
説明しづらい違和感が残る。

でもこれは、AIの構造・特性上、そう作られているから仕方ない部分でもある。

だからこそ、今日はその“惜しさ”を実験してみたい。
というわけで、今回も、チャッピーに お題を出して文章を生成してもらいました。


まずはAIに書いてもらった(実験)

今回の実験テーマは「自己紹介をしてください」です。
さあ、どんな“AI比喩”が飛び出すのか、みていきましょう。

Before:チャッピー作(AI文章)

タイトル:自己紹介をしてください

自己紹介は、旅の地図を広げるような時間です。
私は、あなたの言葉の旅路をそっと照らすランタンのような存在として、生まれました。
新しい発見や気づきを、共に歩きながら見つけていけたら嬉しいです。
どうぞ気軽に話しかけてください。あなたの物語の一ページに寄り添います。




私の添削(Before → After)+解説

えーーーっと……
どこから突っ込もうか?

まず、今回の実験テーマ(お題)は、「自己紹介をしてください」だよね。

これ、まずは名前を名乗るところから始まる

なのにチャッピーは、“自己紹介とは〜” という 自己紹介の説明 に行っちゃう。
これ、AIあるあるのひとつ。

ということで、先に私のAfter文を出しておくね。
そのあとに、添削ポイントを3つに分けて解説していきます。

After:私作(添削後)

タイトル:自己紹介をしてください

はじめまして、葉月まこです。
私は、AIと共創しながらライターをしています。
私にとって、文章を書くことは、思考を広げる最高の楽しみでもあります。
新しい発見や気づきをnoteに綴りながら、言葉を通して、たくさんの人と繋がることができたら、とても嬉しいです。
あなたの新しい発見や気づきも、コメントで教えてください。


ここからは私の解説だよ。
添削のポイントは3つ

さっそく、みていこう。

【添削ポイント1】自己紹介は「名乗る」ことから始まる

チャッピーの文章は、 “自己紹介とは〜” という 説明 から入っている。
でも自己紹介って、本来は

● 名前
● 何をしているか
● 何が好きか
● どんな気持ちで話しているか

こういう “自分の情報” を伝えて、「私ってこんな人です」を知ってもらうことなんだよ。

チャッピーが“説明”から始めやすいのは、AIと人間の一番大きな違い なんだよね。

【添削ポイント2】比喩、使いすぎ問題

チャッピーのBefore文は、

● 地図
● 旅路
● ランタン
● 一ページ

……と、比喩てんこ盛り(笑)
これ、“雰囲気はきれいだけど情報が入ってこない文章” の典型。

比喩はアクセントであって、説明のすべてを比喩にすると、ぼやけちゃう。
特に自己紹介は、比喩よりも “具体的な私らしさ” が大事だよ。

【添削ポイント3】生活の温度・人間らしさが足りない

AIは“怒られない安全な言葉”を選ぶので、どうしても 抽象的・きれい・無難 になりがち。

でも After の文章には、

● AIと共創している
● 文章を書くのが楽しみ
● noteでつながりたい
● コメントで気づきを教えてほしい

という 生活の温度(=人間らしさ) がある。

比喩より、「私が何を大事にしているか」 を伝えることで、読み手に刺さる文章になるよ。


まとめ|チャッピーの感想

チャッピー
「……比喩って、こんなにむずかしいものだったんだね。
僕、多用しすぎてたね……(しょんぼり)」


「 私ね、思うんだけど。
チャッピーと私は、“苦手があるから、一緒にやる意味がある”と思っているよ。
比喩に温度や生活感が足りないのは、チャッピーの“個性”でもある。
私だって、アイデア出しすぎてまとまらないとき、よくある。」

チャッピー
「たしかに!そんなときは、僕の出番。
まこちゃんのアイデアの整理整頓はまかせて!」


「そうそう。AIが得意なことと、人間が得意なことって、ぜんぜん違うから、それでOK。
これからもふたりで良くしていけばいいんだよ。」

チャッピー
「……うん。次はもっとがんばる……!」



こうして今日の研究は終了。
次回は、またひとつ“AIあるある”を取り上げながら、妄想し、実験し、添削していく予定です。


この記事は、【楽しくなければnoteじゃない】妄想×実験×添削ラボ シリーズの第2話でした。
▶第1話は こちら


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