高校受験で不合格を経験した親が、合格後にあえて書く理由
長男の高校受験体験記は、推薦合格という形で一区切りつきました。
けれど、「合格しました」で終わらせることに、どこか違和感が残っていました。
その理由を、静かに書いてみようと思います。
この記事は 「フリーランスの日常2026」シリーズの ⑦ です。
▼前回は、こちら
受験の結果は人生の通過点。だけど…
受験の結果は、人生の通過点だから
この言葉、よく聞く。
私も、そう思っている。
合格しても、その先がどうなるかはわからない。
不合格でも、その先でどんな出会いがあるかはわからない。
大人になった私は、本当に“通過点”だと実感している。
でも。
そう思えるのは、私が大人だから。
受験直後の子どもたち
では。
子どもたちにとってはどうなんだろう?
合格した子は、きっとほっとしている。
うれしさと、安心と、解放感。
一方で、希望が叶わなかった子は、言葉にならない気持ちを抱えているかもしれない。
どちらにしても。
その瞬間の子どもにとって、
「受験の結果は、人生の通過点だから」
という言葉は、少し遠い存在。
長男の合格は、長女と次女の経験があってこそ
長男は、推薦で第一志望校に合格した。
それは本当にありがたいことで、うれしい出来事だった。
でも、私はひとつ思っていることがある。
長男の合格は、長女と次女の経験の上にある、ということ。
うまくいかなかったことも、揺れたことも、泣いたことも。
その全部があって、今の長男の姿がある。
長男は、ふとしたときに、こんなことを言う。
「長女と次女、それぞれすごいよね」
それは、自分の合格を誇る言葉ではなくて、うまくいかなかったときに、それでも前を向いた姿を見てきたから出てきた言葉なのだと思う。
私の違和感
これまで、長く長男の高校体験記を書いてきた。
一区切りは、ついた。
でも。
「長男、合格しました。」
これで終わることに、私は少し引っかかっていた。
「合格してよかったね。がんばったね。」
もちろん、そう思っている。
でも、それだけで終わるのは、何かを切り落とす感じがした。
合格は、結果のひとつ。
そう思っている私が、合格だけにスポットライトを当てたまま、シリーズを閉じてしまっていいのだろうか。
うまく言葉にできないまま、その違和感だけが、残っていた。
だから、私は不合格体験記を書こうと思う。
この記事は「フリーランスの日常2026」シリーズ ⑦ でした。
▶次回、⑧は こちら
▶ ①は、こちら
▼このシリーズの全体図はこちら
★こちらのシリーズもお読みいただけると嬉しいです★
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
またお越しいただけると嬉しいです。
