私もバイアスだらけだった|次女が通信高校に転校すると決めた日
前回の記事で、
「人間は、思った以上にバイアスだらけなのかもしれない」
と書きました。
でも、記事を書きながら思ったのです。
人間がバイアスだらけなら。
私も、その人間のひとり。
次女が通信高校に転校すると決めた日。
頭では「それがベスト」だとわかっていたのに、私は泣いてしまった。
今振り返ると、あの涙の正体は、私自身のバイアスが引き起こしたものだろう。
この記事は 「フリーランスの日常2026」シリーズの ㊱ です。
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私も、バイアスだらけ
前回の記事で、こんなことを書いた。
もしかしたら。
AIが優れている、優れていないという話ではなくて。
人間のほうが、思った以上にバイアスだらけなのかも。
この記事を書きながら、思った。
私もバイアスだらけだな、と。
そう思った瞬間、真っ先に思い出した出来事がある。
次女が「通信高校に転校したい」と言った日のことだ。
次女が「通信高校に転校する」と言った日
以前、次女が通信高校に転校する瞬間のことを書いた。
そんなとき、彼女が自分の口から言いました。
「通信高校に転校しようと思う」
実は私も、以前から通信高校を調べていました。
だからすぐに答えました。
「そうしよう!それが、今のあなたにとってベストだよ!」
泣きながら、そう伝えた。
頭では、転校することが彼女にとってベストだと理解している。
でも、心が追いつかない。
そんな状況。
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あの涙は、何だったのか?
頭では、通信高校に行くのがベストだとわかっていた。
でも、心が追いつかない。
これはきっと、通信高校に対する私自身のバイアスだった。
友達と過ごす毎日。
文化祭や体育祭での青春。
それらを失う。
そして。
言葉を選ばずにいうのなら。
当時の私は、通信高校に対して
「学力が低い子が多いのではないか」
という偏見を持っていた。
書いていて、かなり嫌になる。
でも、正直に言うと、たしかにそういう目で見ていた。
もちろん、今はそうではないと、はっきり言える。
集団生活の中では力を発揮しづらいけれど、驚くほど頭の回転が速い子もいる。
自分のペースで、自分で学習を組み立てられる子もいる。
勉強だけではなく、早くから自分の夢に向かって行動している子もいる。
通信高校には、私が勝手に想像していたより、ずっと多様な子たちがいた。
既存の枠にはまらないだけで、力がないわけではない。
むしろ、その枠から出たことで、その子らしさが見えてくることもある。
もちろん、次女も同じで。
苦手な電車通学がないことで、心が安定した。
それによって、自分のペースを取り戻した。
元々、勉強が好きな次女。
今は、大学受験に向けて、全力で取り組んでいる。
バイアスがあるから、立ち止まる
バイアスがあること自体は、悪いことではないと思う。
むしろ、人間なので当たり前だ。
だって。
みんな一人ひとり、自分の人生を一生懸命生きてきた証でもあるから。
でも。
私にはバイアスがある。
これは、意識していたい。
これに気づけないと、子どもの選択を狭めてしまう。
そして、私の意見が正しいと思い込んでしまう。
だから、子どもたちには伝えている。
「どうしてもやりたいことがあったら。
お母さんはお母さんの感覚で、つい止めるかもしれない。
だから、できれば事後報告でやっちゃって。」
子どもたちには、子どもたちの人生がある。
そして私には、私のバイアスがある。
だから私は、できるだけ自分のバイアスを疑いながら、子どもたちを見守っていきたいと思う。
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