卒業式で感動できなかった母の話|義務教育最後の日に起きたこと
義務教育最後の卒業式。
泣く準備は万全だった。
でも私は、その日一度も感動していない。
そんな、ちょっと意外な卒業式の話。
この記事は 「フリーランスの日常2026」シリーズの ⑭ です。
▼前回は、こちら
私は感動したかった
私は感動したかった。
泣きたかった。
「長男よ、よくここまで大きくなってくれたね」
って、そういう日になると思っていた。
最後の義務教育が終わった
先日、長男は中学を卒業した。
我が家、最後の義務教育が終わった。
だから。
きっと私は大泣きするだろうと思って、ハンカチとポケットティッシュ3つをバッグの中にいれた。
どんなに泣いても、大丈夫なように。
私には大事なミッションがあった
今回の卒業式では、私には大事なミッションがあった。
それは……
長男の姿をしっかり撮影する、動画担当。
「長男の動画、しっかり撮ってきてね」
みんなから頼まれて、私は緊張していた。
(何度か動画撮影に失敗している過去がある。笑)
人と人とのスキマを狙って、無事に長男を撮影することに成功。
今回は、スタートボタンの押し忘れもなし。
完璧に撮影できた。
ほっとしていたら、
……卒業式が終わってしまった。
そういえば、私。
泣いていない。
感動していない。
まだ、感動のチャンスはある
まだ、感動のチャンスはある。
校庭で花道を作り、卒業生を送り出す、あの儀式。
卒業生が順番に花道を通って。
笑顔の長男。
そして、お友達。
これから、新しい高校生活が待っている。
……なんて、眩しいんだろう。
「先に帰ってていいよ」と言われた日
花道が終わって。
お友達や先生と記念撮影タイム。
「ここで、感動できるかも」
って思ったけれど、長男からひと言。
「お母さん、先に帰ってていいよ。写真も自分たちで撮るし。」
うん。
やっぱりそうか。
中学生の写真撮影に、親はあまり必要ないよね。
私は、さっと数枚、長男の写真を撮って。
ひとりでさっさと学校をあとにした。
あれ?
結局、私。
感動していない。
泣いてもいない。
感動的な卒業式にはならなかったけど。
いいお天気で。
笑顔の長男が見れたということで、良しとしよう。
この記事は「フリーランスの日常2026」シリーズ ⑭ でした。
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