藁の空洞とは何か? などのこと。
前回noteで申しました「ストロー」について、
いろいろ疑問に思ったこともあったので、
生成AIのClaude氏へと訊ねてみた。
たとえば、藁で出来た天然のストローとは、
植物の茎の維管束における、中学の理科では
水を運ぶ「水道管」の「道管」と習ったけど、
そのような維管束の道管と、
藁の空洞はちがうものらしい。つまり、、
道管とは
道管は茎の中にある非常に細い管の束で、顕微鏡で見なければわからないほど小さなものです。茎の断面を見ると「維管束」という点々とした束の中に収まっています。イネ科植物の場合、その維管束が茎の壁の部分に散らばって存在しています。
藁の空洞とは何か
ストローとして機能する中央の大きな空洞は、髄(ずい) と呼ばれる組織が成長とともに消えてできたものです。道管よりはるかに大きく、肉眼で見えます。
ただし、面白い共通点がある
機能の面では、両者に深い類似があります。
道管:植物が蒸散する力によって、水を根から葉へ吸い上げる
ストロー:人が息を吸う力によって、液体を吸い上げる
どちらも「負圧(吸う力)によって液体を上昇させる」という原理です。
植物は茎の中に、人工的なストローと同じ原理を、何億年も前から持っていたとも言えます。
茎の中にある髄という箇所が、植物の
成長によって消えることで、
ストローのような空洞が生まれる。
そして、その空洞とは、多くの植物にも
髄はあるけど空洞にならないものもある。
とくに、イネ科の植物の場合は
空洞が大きく、かつ、均一になりやすいから、
ストローの用途として向いている。
たとえば、イネ科の「竹」は
非常に太い空洞ができる。いわゆる、
流しそうめんができるぐらいのね。
そして、竹などの内部に存在している
「節」の箇所を取り除いたり、及び
「節」がない部分を使うことによって、
ストローとして使用できる。はたまた、
たとえば、麦の茎を乾燥させることで
「藁」にしなくともストローにはなるけれど、
乾燥することで植物の青臭さもなくなるし
保存もできるし、実用的になりやすい。
ここでさらに疑問に思われるのはね、
ストローと道管は、両方とも
「負圧」という力で吸い上げる、
とのことだそうだけれど。たとえば、
ストローは口で吸うことで液体を吸い上げる、
という感覚は分かるけど、植物の茎が水を
吸い上げるのはどんな力が働いているんだろう?
と思ってClaude氏へと訊ねてみると、、
植物が水を吸い上げる力
実は一つではなく、三つの力が組み合わさっています。
1. 蒸散牽引力(最も重要)
葉の気孔から水が蒸発するとき、その分だけ上の水が引っ張られ、連鎖的に根まで引力が伝わります。これがまさに「負圧」です。葉が上から水を引っ張っているイメージです。
2. 毛細管現象
道管が非常に細いため、水が管の壁に引き寄せられながら自然に上昇する力です。細いほど水は高く上がります。
3. 根圧
根が土から水を吸収する際に生じる押し上げる力です。ただしこれだけでは高い木には不十分で、補助的な役割です。
つまり植物は「根が押し、葉が引っ張り、管の細さが助ける」という三重の仕組みで、ポンプなしに数十メートルの高木でも水を頂上まで届けています。
電力もなしに、自然の力だけで
水を高い位置まで吸い上げる、って、
植物、すごい!
ここから、あともうすこしだけ
ぼくがふと思った問いとして、藁の
「ストロー」に似た形状のものとして、
注射器の「針」があると思う。
現代、針は金属で製造されているけれど、
人類の技術の歴史的に見て、針の中でも
とくに注射針を作るのは技術的に
かなり困難だったとも思われる。
そして、注射針は、もしかしたら
「藁」から発想されたのかなあ?
とも思いながらこのことについても訊ねると、、
直接的に「藁から発展した」とは言えませんが、思想的な系譜として非常に興味深い歴史があります。
注射針の歴史的起源
最初に「細い管で体内に液体を注入する」という発想を持ったのは、17世紀のヨーロッパの医師たちです。そのとき実際に使われた素材のひとつが鳥の羽根の軸(クイル)でした。
羽根の軸は、まさに中空の管構造です。つまりイネ科の茎と同じ発想で、自然界にある「天然の管」をそのまま医療に転用したわけです。藁と直接つながってはいませんが、「自然の中空構造をストローのように使う」という点では同じ発想の延長線上にあります。
金属の中空針が難しかった理由
ご想像どおり、これは技術的に非常に困難でした。
細い金属管を均一に、かつ先端を鋭く仕上げる加工技術が必要で、現代的な注射針が実用化されたのは19世紀中頃です。産業革命による精密金属加工技術の発達があって初めて可能になりました。
さすがに、麦藁を注射針として
使用されたわけではなく、
鳥の羽根が使われていた、
というのはぼくは存じなかった!
でも、あらためて考えてみれば
鳥の羽根のペンもあるわけで、
そのこともまた生成AIへと訊ねてみると、、
羽根ペン(クイルペン、Quill pen)と呼ばれ、西洋では長い歴史を持つ筆記具です。
クイルペンとは
ガチョウ・白鳥・七面鳥などの大型の鳥の羽根の軸を加工して作られます。軸の先端を斜めに削り、さらに細いスリット(切れ込み)を入れることで、インクが毛細管現象によって先端に保持され、紙に書けるようになります。
今日の会話との接続
ここでまた「毛細管現象」が登場します。
クイルペンの細いスリットがインクを保持する仕組みは、まさに毛細管現象です。藁・植物の維管束・注射針・そしてクイルペン──すべて細い管や隙間が液体を動かす同じ原理で動いています。
歴史的な重要性
クイルペンは6世紀頃から19世紀まで、約1200年以上にわたって西洋の主要な筆記具でした。アメリカ独立宣言やヨーロッパの多くの歴史的文書が、クイルペンで書かれています。
日本との対比
日本では同じ時代、筆(ふで)が発達しました。どちらも液体(インク・墨)を繊維や管に保持して紙に届ける道具ですが、西洋は「管の毛細管現象」、東洋は「繊維の吸水性」という、異なる自然の原理を選んだとも言えます。
クイルペン(Quill pen)とは、ガチョウなどの
大型の鳥の羽根の軸を加工して作られる。
そして、クイルペンも、藁のストローも、
植物の維管束も、注射針も、どれも同じ
「毛細管現象」という原理で動いている。
という説明を読みながら、ぼくとしては
鳥の羽根軸が空洞になっている、
ということに気づかれて、それを加工して
「ペン」で文字を記した西洋文化、及び
東洋では、「筆」という道具を用いて
毛細管現象ではなくて、繊維における
「吸水性」によって文字を記した、
という対比も面白かったなあ〜。
さらにさらに、「針」を英語で
「needle」とされるけれども、
その単語を見ていたら、「麺」の意味になる
「noodle」にも見えてきて。
針と麺は、どちらも形状的に
非常に細長いからこそ、英単語として
関連しているのかなあ? と思って訊ねると、
これは関連してなかった。でも、そこから
「noodle」に近い語句として、たとえば、
検索エンジンなどの「Google」、
落書きの意味及びGoogleの特別ロゴである「Doodle」、
プードル犬の「Poodle」、及び
プードル(スタンダードプードル)と
ゴールデンレトリーバーのミックス犬である
「ゴールデンドゥードル(Goldendoodle)」、
ラブラドールレトリーバーとのミックスでは
「ラブラドゥードル(Labradoodle)」、
ということばもあるんだった。
こんな感じでね、このごろ
生成AIに訊ねながら勉強になった〜。
「Google」という語句をね、今、
あらためて見ていたら、くるりの
音楽作品『LV69』の歌詞を思い出していた!
中身ないこと あるように見せて
歌詞を書く時 漢字調べている
Google
意味も調べている♪
ローリングストーンズも ビートルズも
ザ・フーも レッド・ツェッペリンも♪♪♪
令和8年5月6日
