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ストローのようだとも言える。

昨日のブログでは、このごろふと思い出していた
サンフジンズの2015年リリースのアルバム作品
「スリーシンフサンズ」に収録される
『ハリがないと』という曲の歌詞で登場する
「ハリ」のことを考えながら申しあげました。

そこからさらに考えるとするとね、
『ハリがないと』の1番で歌われている
「レコードの針」と、3番の
「注射器の針」は、語句は同じ針(needle)でも
その形式はかなりちがう。つまり、
レコードの場合は、レコードの溝に保存された
音の情報を針が読み取る、ネットで調べると
その素材はダイヤモンドが現代の主流である、
とのことでして。はたまた、注射器の場合は
針の内部が空洞になっていて、その空洞によって
体内へと物質(点滴など)を注入したり、
体内から液体(血液など)を取り出したり、
を行うための装置であり、素材は主に
ステンレス鋼が使われている、とのことです。

そしてさらに、「針」と言えば
お裁縫道具の「縫い針」なのですが。
縫い針もまた、針として
先端は尖っているけど、その反対側の
針の頭部には糸を通す穴が空いていて、
穴へ通した糸によって布を縫ってゆく。

これらの針の中では、もっとも
製造がむつかしそうと思われるのは、
やっぱり、注射針かなあ?
ごくごく細い針の内部に、さらに
液体を通す空洞が空いている、って、
どうやって作られるんだろうか?!

とかも考えつつ、かつ、注射器の
「針」と構造が似ているものを挙げるとすれば、
ストロー、ちくわ、シャープペンシル、笛、
水道管、エレベーター、トンネル、そして
植物の茎(維管束)があるんだろう。
人間の身体は「ちくわ」のようである、
というのも聞いたことあるので、つまりは、
口、喉、食道、胃、小腸、大腸、肛門、
という一本の管が身体の内部に通っている。
ともすれば、人間だっても
注射器の針のようであるし、なおかつ
ストローのようだとも言える気がする。

ストローと言えば、思い出されるのは
「ストローマン」という語句だ。
ぼく自身は、このことばを今年2月リリースの
くるりのアルバム作品
「儚くも美しき12の変奏」の1曲目で収録される
『たまにおもうこと』の歌詞で初めて知りました。

ストローマン 何をそんなに躍起になっている
必死だな そんなにバレるのが怖いのか
原油だと1バレるは159リットル
まあ飲んで忘れようぜ
ラフロイグ・クォーターカスク

たまにおもうこと/くるり

「ストローマン(Straw Man)」とは、
藁(わら)で出来た人形のことで、たとえば、
藁人形を本物の人間の代わりに見立てて
それを倒すことで、本物に勝った、
と見せかけるというイメージから
「ストローマン論法」という概念がある。
つまり、相手の主張をわざと歪めたり
単純及び極端な形へと置き換えながら、
攻撃や論破をする論理学・議論術における詐術
(誤謬・詭弁)の一種であるとのことですが。

くるりの『たまにおもうこと』を聴きながら
ぼくが感じるのはね、この曲では
お酒を飲みながらじぶん自身のことを
ぐだぐだ考えるような雰囲気でもあり、
つまり、じぶん自身こそが
「ストローマン」なのだ…、
と想いながら、その自身の詐術のようなことばが
相手方に「バレる」のが怖い、というシーンを
表現されているようにも感じられる。

まあ、イネ科の麦の茎を乾燥させた藁の端を
口に含み、そして、もう片方は液体に入れて、
それを、吸って、飲んで、忘れようぜ♪♪

ラフロイグ・クォーターカスク!

令和8年5月5日