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30代なのに高血圧。すでに動脈硬化まで!―その1年後

高血圧って中年以降の病気だと思っていませんか?
いえいえ、決してそんなことはありません。
30代でも、たとえ20代でも高血圧にはなります。
もっとも、若い方の高血圧は2次性の高血圧(別の疾患が背景にあって)の可能性を考えなければなりませんが。

私と同じように、
比較的若くして高血圧となってしまい、悩んでいる方々の
参考になれば幸いです。


高血圧になると、血管の石灰化が生じます(いわゆる動脈硬化ですね)。
心臓も大きくなります(心肥大)。

高血圧だった私が経験したのは、上記2つの合併症です。
恐ろしく聞こえるでしょう?
タバコも吸わないのになぜ・・・

しかし、これらは不可逆的変化ではありません
実際に1年後にはこれらの合併症は私からなくなりました(あくまで私のケースです。少なくとも担当医からはそう言われました)。

「たとえ若くして高血圧になるというハンデがあっても、
特に問題なく生きていける。
ただし、きちんと治療をすれば。」

これをぜひ、同じ悩みを持つ皆様にお伝えしたいのです。
一度、経験談としてお書きしましたが、今一度まとめてみましょう。



30代から健診で高血圧を指摘される

健康診断の結果に緊張するようになりました(泣)

私は、30代のある時から、健診で高血圧を指摘されるようになりました。
思い当たることと言えば、

体重が増えたこと(4〜5kg程度増)
過度に飲酒していたこと(美味しいお店を探すのが好きでした)
緊張しやすいこと(克服したい・・・)

これらが挙げられます。

原因1. 体重が増えたこと

あるときから、一気に体重が増えました(4〜5kg)。
もともと太りやすい体質であったのは事実ですが、
お酒を飲んだり、あるいはそれと一緒に美味しいものを食べたりするのがアダとなったのでしょうか、
体重は増えて元に戻りませんでした・・・。
肥満は高血圧の元だとわかっていたはずなんですが(苦笑)。
そして私、食欲のブレーキかけるの苦手なんです。
食べるのも早いし。

原因2. 過度に飲酒していたこと

今思えば、毎日のように飲み歩いていたように思います。
いや、それはさすがに言いすぎか。
しかし週に2,3回は行っていたように思います。
比較的飲める方ですので、どうしても深酒してしまいます。
しかも飲むのは

ビール
日本酒
ワイン

といった醸造酒で血糖値が上がるものばかり。
さらに酒だけ飲むということは私はしない(笑)。
必ず、食べ物とセット(しかもハイカロリック!!)。
過度の飲酒そのものが血圧には良くない上に、
上記の体重増加も相まって(醸造酒飲んでいたこともアダに)、
血圧はどんどん上昇していったものと思われます。

原因3. 緊張しやすいこと

健診の血圧測定は緊張します。
あんなたくさんの人がいる前で測定したら、
異常値が出るかも?と思ったら、
緊張しないほうがおかしいと私は思います。
さらしものみたいにされているみたいだし。

健診のときの血圧上昇、私は緊張のせいだから大丈夫だと思っていました。
というより今でも健診の時血圧は上がります(苦笑)。
しかし、一種の白衣高血圧と考えれば、侮れません。

白衣高血圧はいわゆる真性の高血圧に移行しやすい。

この事実があるからです。

ただこのときは、
「次の健診のときは面白いこと、笑えることを思い出そう」
と比較的楽観的にとらえていました。
そんなに楽観できることでもなかったのに・・・。

何回も高血圧。しかも150mmHgも。さすがに・・・


血圧が150mmHg。立派な高血圧です。

小心者の私。
血圧が130mmHg台でも心配で、
近くの循環器内科を受診しました。
その際は生活習慣の改善だけで、内服薬はひとまずナシで経過をみることになりました。

しかし、その後の健診の血圧は、

130mmHg台→140mmHg台→150mmHg

と、ウナギ登り(苦笑)。
150mmHg台になると
「さすがに治療しないと将来脳出血やその他合併症が起きてくるかも?」
(医学の知識があるから余計に怖い)
と焦りました。

例の循環器の先生はそんなにビックリする様子はなかったのですが、
ちょっと調べてみようということで、各種検査を行いました。

・血液検査→2次性高血圧は否定的(本態性高血圧)
・頸動脈エコー→血管壁に石灰化あり(動脈硬化の存在)
・心エコー→心肥大あり(さらに心臓の重さまで計測してくださいました。重かったようです・・・)

以上の結果から、本態性高血圧の影響がすでに血管や心臓に現れていることがわかりました。

ショックでしたね・・・。

父親が糖尿病で苦しんでいたことを知っていた私は、人一倍こういった病気に神経質です。
「高血圧で同様に合併症に苦しめられるのか」
と心配になりました。

そんな私の内心を知ってか知らずか、例の先生は
「そんなに上がるのを気にするくらいなら飲んだら?」
と仰いました。
それで、降圧薬であるカンデサルタンを内服し始めたのです。

カンデサルタンで血圧はきちんと下がる。動脈硬化も心肥大も改善する。改善するが・・・

比較的薬効は遅めです。しかし、生活習慣の改善による効果よりは早い。

カンデサルタン8mgを内服し始めました。

かなり早い段階で(1ヶ月後くらい)、血圧は低下しました。
具体的には、
150mmHg →110-120mmHg
と、数値上は正常値になったのです。

効果が出てホッとしたことや嬉しかったことは言うまでもありません。
調子が良い(?過降圧?)時などは、100mmHgを切ることもありました。
ふらつきなどの副作用がなければ問題ないと先生が仰ったので、
特にカンデサルタンの減量は行わずに飲み続けました。

1年後ー。

クリニックで、
・頸動脈の動脈硬化の改善(ほとんどないレベル)
・肥大していた心臓の大きさが正常になったこと
を伝えられました。

素直に嬉しかったですね・・・。
さらに、
「動脈硬化が改善することでさらに血圧が下がりやすくなる」
という正のループ
について期待できるとも言われました。

高血圧は、降圧薬できちんと下がります。
下がりにくいなどはあると思いますが、医療機関で適切な治療を受ければ、きちんと下がります。

私は今回、これを1番に伝えたかった。


しかし、ここで冷静になる必要があります。

降圧薬は、あくまで対症療法です。高血圧が治ったわけではない。

もっと言えば、
高血圧になりやすい体質が変わったわけでも、
高血圧になりやすい状態が変わったわけでもないのです。

月並みですが、
血圧の管理は日々の生活習慣が大事。
特に減量が血圧を下げるのに有効であると考えています。
https://note.com/health_derma/n/n55710cc79155

これから血圧を上げないためには、生活習慣を正していくことは必須です。

とはいえ、降圧薬は今の血圧を下げるのには非常に有効です。
生活習慣の改善は効果が出るのに時間がかかりますからね。

降圧薬で速やかに血圧を下げ、
生活習慣を改善してこれを維持する。

<降圧薬+生活習慣改善>
血圧が今高い人はぜひ心に留めておいてください。

まとめ

若くして高血圧と診断されると、「これから先ずっと病気と付き合うのか」と不安になるかもしれません。
しかし、高血圧はきちんと向き合えばコントロールできる病気です。少なくとも私はそうでした。
必要以上に恐れず、かといって軽視せず、主治医と相談しながら治療を続けていきましょう!




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